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「不合格だったのは、親のせいでしょうね」私立に落ちた【よその子を嘲笑ったママ友】→ しかし3年後?

  • 2024.6.9

これは筆者のママ友が体験した、【子供のお受験】にまつわるママ友トラブルです。中学受験に受かった子のママが、落ちた子のママを嘲笑っていたが、その後の子供たちの進路は意外なもので……!?

画像: 「不合格だったのは、親のせいでしょうね」私立に落ちた【よその子を嘲笑ったママ友】→ しかし3年後?

突然「中学受験したい」と言い出した息子

これは、私の息子が中学受験をした時の話です。

息子は勉強がそこそこできる方でしたが、正直親としては「中学受験は無理にさせなくてもいい」と思っていました。しかし息子が小学5年生の時に、突然「〇〇中学校を受験したい」と言い出したのです。

〇〇中学校はいわゆる難関校でしたが、「やりたいと思ったことはやらせてあげたい」と思い、家庭教師をつけて猛勉強しました。

しかし現実はそんなに甘くはなく、結果は不合格。息子は最初こそ悔し涙を流していたものの、数日後には「やり切ったから満足」とケロっとしていました。

私としても、受験の合否よりも、その経験が息子の人生の糧になることの方が大事だと思っていたのですが……。

ある日、地域のイベントに参加した時に、それほど仲がいいわけではないAくんママが「うちのA、〇〇中学校に行くことになったの」と話しかけてきました。〇〇中学校はうちの息子が行きたがっていた学校です。

「すごいね、おめでとう」と返したのですが、Aくんママはさらに「Aから聞いたけど、あなたの息子くんも〇〇中学校受けてたんでしょう? おたくがもっと教育熱心だったら合格したかもしれないのに、残念ね〜」と笑いながら言ってきたのです。

(私のことだけでなく、息子の努力をみんなの前で馬鹿にするなんて!)私は悔しくて悔しくて、無言でその場を立ち去りました。

それ以来、ことあるごとにAくんママの見下したような笑顔を思い出し、モヤモヤしていた私でしたが、その後に意外な展開が待っていたのです。

第一志望の高校に受かった息子。その時、Aくんは……

それから3年後。うちの息子は公立中学を卒業した後、第一志望の高校に入学することができました。

一方、Aくんは〇〇中学校に入学したものの、途中で不登校になり自主退学してしまったそうです。

Aくんママは「学校が全くフォローしてくれなかった」「担任がハズレだった」と中学校の悪口を周囲にふれ回っていました。

しかし正直なところ、Aくんママの立ち振る舞いを見ていると、私個人的には、本当に学校のせいだけだろうかと疑ってしまいます。

結局、Aくんは県外の中学校に転校することになり、それにあわせて一家で引っ越していきました。

最後に

マウントを取りたかったのでしょうが、頑張ったけれど結果が出なかった人を馬鹿にするなんて、絶対やってはいけませんよね。Aくんが、立ち直って健全に育っていることを願うばかりです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N

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