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「借りを返すか返さないか」仕事ができる同期が語る、同僚をフォローするか否かの判断軸

  • 2024.6.8
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職場にはいろいろな人がいますよね。切磋琢磨しながら、ときに助け合えるような関係だと理想でしょう。しかし一部は、助けてもらうだけの人がいるかもしれません。職場に限らず、恩を返すということは信頼関係にもつながる大事なことです。今回ご紹介する作品は、人間まおさんの『自分のことしか考えていない同僚の話』です。お互い様の精神がいかに大切かを改めて思い出させてくれる作品です。どうぞごらんください。

仕事を一方的に押しつけるような同僚にもやもや

主人公はギブ美さん。ギブ美さんの会社には、マイペース過ぎるテイ子という同僚がいます。ギブ美はいつもテイ子に振り回されてばかりいました。

ある日、テイ子が旅行のため長期休暇を取ることに。そのため、テイ子が抱えていた案件はギブ美が引き継ぐことになりました。しかし、その引継ぎ内容は不明瞭なところがたくさんあり、ギブ美は困ってしまいます…。

有給休暇はだれにでも取得の権利がありますが、助けてくれる同僚のことは思いやって引継ぎをしたいですよね。

借りたら借りっぱなしの同僚と関わりたくない

人に頼ってばかりのテイ子。もちろん、他の人が困っていようと関係ありません。自分の努力や労力は最小限に抑えているように見えるテイ子にギブ美はイライラを募らせます。

ある日「ランチをおごるから仕事を手伝ってほしい」と珍しくギブアンドテイクの提案を持ちかけてきたテイ子。ギブ美は「それなら」と助け船を出しますが、なんと翌日、テイ子はその約束を忘れていました。勢いで口走っただけだったのでしょうか…。

借りを返してくれない人、というのは周りにいますか?助け合いやギブアンドテイクという言葉があるように、借りたら返すという精神はビジネスだけではなく、人として大切な心構えです。こちらが助けっぱなしでは、そのうち力を貸したいとも思えなくなってしまいますよね。

職場では特に大事な助け合い

ギブ美さんは思い切って上司にテイ子の相談をします。上司はあえてテイ子の仕事を減らし、テイ子に業務態度の改善を促します。テイ子は、業務量が減らされたことに焦りを感じたのか、少しずつ変わりました。そして、ついには自分から仕事を引き受けるまでに変わったのです。

テイ子のように、劇的な変化を期待できるかは人それぞれ。しかし、困ったときは現状を上司に報告、相談するとよいでしょう。上司の注意により、少しでも変化があったらいいですよね。

職場での人間関係は、ギブアンドテイクが必要になることも多いですね。どちらか一方が楽をしているような関係では、ストレスがたまります。特に仕事関係では助け合いを意識して、お互い気持ちよく仕事ができるようにしたいものです。

著者:ゆずプー

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