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【国立】選べるパエリア☆前菜も絶品のスペイン料理「Casa Seki(カサ セキ)」

  • 2024.6.8

こんにちは。リビング多摩特派員の、あかつきです。 コロナ以前は各国料理を食べ歩くのがちょっとした趣味でした。めったに行けない国の料理に出会うのは、新鮮で楽しいですよね☆

ここ数年は遠出を控えていましたが、友人より「国立にスペイン料理のお店があるよ」との貴重な情報がありまして。。ああ、懐かしいパエリア!!というわけで、ランチに行ってまいりましたのでご紹介します。

多摩では貴重!な本格スペイン料理

国立駅から富士見通りを市公民館方面へ約5分ほど歩くと、雑居ビルの2階に赤いサインが現れます。 入口にもパエリアを思わせる看板が。こちらが国立では今のところ唯一の、そして多摩地域でも貴重な本格スペイン料理のお店、「Casa Seki(カサ セキ)」です。

出典:リビング多摩Web

店内に入ると調理の様子を見渡せるカウンターに6席が並び、さらに窓側の2つ並んだテーブルにも8席があります。家族や友人同士などのちょっとした集まりにも良さそうです。

出典:リビング多摩Web

本日は友人との待ち合わせで、私が先に着いたのでワインを選びながら待つことにしました。スペイン産ワインは充実の品揃えですが、比較的リーズナブルに美味しいものが楽しめるのが魅力だそう。

出典:リビング多摩Web

8種類から選べるパエリア♡前菜も絶品

今日の気分は芳醇な赤ワイン⁈と考えていると、お店を紹介してくれた友人が賑やかに登場しました! ランチはコースメニューのため、基本的にパエリアの種類を選び、メインとデザートを付けるかを選択します。本日は「バレンシア風パエリア」「イカ墨のパエリア」「魚介のパエリア」など、なんと8種類から選べるとのこと!迷います~が写真映えに魅かれ、「鶏と海老ミックスパエリア」に決定します。

出典:リビング多摩Web

そして最初に、タパス(前菜)が運ばれてきました。「サルモレホ」というスープと、生ハムのコロッケ、それにエビのピンチョスです。スープはガスパチョ風ですが、ややスパイシーでとろっとした大人の味です。生ハム端材を使ったコロッケもまろやかですが、何よりエビのピンチョスが絶品!! スペインのバル風おつまみで、パンにほどよい塩加減の刻み野菜がのせてあり、これはお酒が進んでしまいますね~♪

出典:リビング多摩Web

そして次に登場したのが、「ホタルイカの墨煮」。旬のホタルイカを野菜のソースとイカ墨で煮込んだお料理です。普段おつまみで食べているホタルイカが、イカ墨と野菜のソースであっさりとした味にまとめられ、お洒落な一皿になっています。

出典:リビング多摩Web

深い味わい、豪華な見た目

いよいよパエリアの登場です!オーナーが大鍋で調理したパエリアを席に持ってきて見せてくれた後に、取り分けるスタイルのため見た目も豪華に楽しめます。

出典:リビング多摩Web

食べてみると、鶏肉と海老の両方のダシが効いていて、深い深~い味わいです。お米は山形の「雪若丸」という品種を使っているそうですが、ふっくらしながらも固さがあって、全体にパラっと軽い仕上がりに♪ボリュームがありそうに見えて、気づくといくらでも食べられる感じで。やっぱり日本人はお米料理が好きですよね!

出典:リビング多摩Web

スペイン郷土料理の味を気軽に

オーナーの関さんは、都内スペイン料理店で勤務した後、スペイン現地で料理を学び、独立されました。 大学では醸造学を専攻していたこともあり、研究熱心な方です(多忙な中、国際パエリアコンクールにも出場されているそう)。おひとりで調理を担当していますが、カウンター越しに話しかけると、気さくにスペインでの経験などもお話してくださいます。

出典:リビング多摩Web

国立で開業したのは2年ほど前ですが、「多摩でも本格的なスペイン料理が気軽に楽しめるようになってほしい」と意気込みます。 本来はアウトドア料理であるパエリアを、BBQとともに屋外で提供する機会を夢見ているそうです。これからも多摩地域で、スペイン料理の浸透に向けて頑張って頂きたいですね~☆

ランチを通じて久しぶりに、食材がバラエティに富んで楽しいスペイン気分を味わいました。近く現地を訪ねるという友人は、オーナーとスペイン談義に花を咲かせています。スペインの郷土料理を味わいたい方、またスペインについて語りたい方も、機会があればぜひ足を運んでみてくださいね。

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