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【今日の一養生 6月8日】効果を感じるツボの押し方 :漢方養生で毎日上々!

  • 2024.6.8
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少しずつ積み重ねていくことで、体も心も健やかになれるだけでなく自分を好きになれるのが漢方養生。
漢方養生とは春夏秋冬、朝昼晩、自然に沿った暮らしをすること。
山梨県で鍼灸院を営む夫婦のユニット、moxies(モクシーズ)さんに教えてもらいました。
毎日更新しますので、琴線に触れるものがあれば実践をしてみてくださいね。

6月8日 効果を感じるツボの押し方

昨日6月7日の投稿でご紹介しました「足三里(あしさんり」という名のツボを今日は
足三里は、ひざのお皿の外側のくぼみから、自分の指の四本分くらい下にあります。
前脛骨筋(ぜんけいこつきん)という筋肉の上を目安に、コリコリしたスジを押します。

ツボを探すときのポイントは、大体この辺かなと見当をつけたら、押す角度を色々と変えてみることです。
同じ場所でも押す角度で、さっきより効く感じがするな、ここはあまり感じないな、といったように感じ方が変わるはずです。
一番感じる角度を見つけることが、ツボ押しで効きめが出やすくなります。

押す指が痛くならない程度の強さで、左右それぞれ10秒3セットを目安に、押してみましょう。
ご自身で気持ちよいなぁと感じられる程度に揉んでもかまいません。
「ツボの場所が少し柔らかくなった」「先ほどと比べ、痛みが減った」などの変化がでたら、ツボ押しは成功。
変化が出たら、ツボ押しは完了です。

「押してもツボの変化がわかりにくい」という方は、10秒3セットを3回で終了して大丈夫です。
一か所を極端にツボ押ししすぎると、押されている組織が傷つき、後からかえって硬くなる可能性があります。
ツボを押すときは、一回に少しの時間でよいのでしばらく毎日続けてみてくださいね。

まずは、「今日疲れた分を今日とる」くらいの気持ちで行ってみてください。
歩きすぎや、食べすぎた後、疲れているときには、足三里のツボを押すことを思い出してくださいね。
足三里を押したときの感覚がいつもと異なるはずです。


今日もよい一日をおすごしください。

PROFILE
moxies(モクシーズ)/2014年結成の鍼灸師のユニット。山梨県と長野県にある鍼灸院での治療を主軸にお灸のセルフケアワークショップや勉強会などを不定期に開催。手軽にセルフケアをできるお灸アイテムの開発や漢方薬局とコラボした漢方茶の制作、古材を使用したよもぎ蒸しスツールの開発など、精力的に活動している。

edit:Nao Yoshida illustration:moxies
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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