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【3COINS】1プッシュで“塩少々”が出てくる「定量調味料ボトル」使ってみた!その正確さを【徹底検証】

  • 2024.6.8

夫から「毎回、味付けが違ーう」と言われるわたし(笑)。面倒くさがりでズボラなため、料理上手でもないのに、調味料はいつも目分量。その日の気分や体調によって“目分量“の感覚が大幅に変わり、味が毎回違うのです(笑)。そんなズボラなわたしの悩みを解決してくれそうなのが、これ、スリコの「定量調味料ボトル」。1プッシュで約0.5gの粉末調味料を計量出来るうえ、ボトルに同時に2種類入れることが可能。使ってみることに!



3COINS「定量調味料ボトル」とは?



3COINS「定量調味料ボトル」は、2種類の“粉末“調味料を入れることが出来るうえ、さらに、ワンプッシュで約0.5gの調味料を計量&出すことが出来るアイテム。

“粉末“の調味料なので、しょうゆやみりんなど液体の調味料は入れられません。


3COINS「定量調味料ボトル」税込330円
サイズ(約):直径5cm×高さ14.8cm
材質:ポリスチレン、ポリプロピレン
重さ:約87g
耐熱/耐冷温度:本体70℃/-20℃、フタ120℃/-20℃
使用不可:食器洗浄・乾燥機、電子レンジ

サイズは、直径約5cm×高さ約14.8cm。



本体とフタ2つに分解出来ます。



本体は、2種類の調味料を入れられるよう、中央が仕切られています。



フタは、残念ながらこれ以上分解出来ないので、少し洗いづらいかも。



フタの裏はこんな感じ。



フタの裏には、直径約0.5cmの空洞があり、この空洞に0.5g分の調味料が溜まるわけです。



フタの表にはボタン(濃いベージュの部分)があって、親指でグッと押すと穴がオープンします。







ボタンが硬いわけではありませんが、“グッ“と押し込む力は必要です。また、穴をオープンした状態を保つには、ボタンを押し続ける必要があります。

一方、フタの裏側は、ボタンを押し続けている間は穴が閉じられます。


ボタンを押した状態で見た、フタの裏側。

ボタンを押したままボトルを振ると、直径0.5cmほどの空洞に溜まっていた約0.5g分の調味料が出てくるという仕組み。とってもシンプルな構造です。

ただ、このアイテムにはいろいろ注意事項があるようなので、確認しておきましょう。

・粉末調味料専用容器なので、液体を入れるのはNG
・“約“0.5gなので、粉類の種類によっては計量に誤差が生じる場合がある
・水分や油分が多い調味料や粒の大きい調味料は定量が出ない場合がある
・計量出来る量はあくまで目安なので、健康管理の塩分調整には適さない
・完全密閉タイプではないので、穴から調味料が漏れる場合がある …とのこと。

粉末調味料であれば何でもOKというわけではなく、加えて、0.5gをきっちり計量出来るものでもないようです。けっこうアバウトな感じ(笑)。

では、実際に使って、その使い勝手をチェックしてみます!

約0.5gが計量出来る機能を活かせる粉末調味料はないかと考え、真っ先に思いついたのが「塩」。料理の分量で、「塩少々」とか「塩ひとつまみ」とかありますが、それを「定量調味料ボトル」で量ってもらおうというわけです。

「塩少々」は、親指と人差し指でつまんだ量で約0.5g、「塩ひとつまみ」は、親指と人差し指と中指でつまんだ量で、約1gと言われています。けれど手で計量するため、手の大きさによって違いが出る、けっこうあいまいな分量。

「定量調味料ボトル」なら、「塩少々」が1プッシュ、「塩ひとつまみ」が2プッシュで計量出来るはず。それに、調理中の手が濡れた状態で「塩少々」や「塩ひとつまみ」を量ると手に塩がついたり、塩を入れた瓶に水分が入ったりしますが、それもなくなるわけです。

「定量調味料ボトル」で塩を計量してみた!

ボトル本体に塩を適量入れ、フタを閉めて準備完了。



わが家のキッチンスケールは1g単位でしか量れないので、2プッシュして1gあるか量ってみることにします。

ボトルを逆さまにして、そのまま、フタのボタン(濃いベージュの部分)をまず1プッシュ。



1プッシュでこれくらいの量の塩が出ました。



ちなみに出てくるときは、サーッと気持ちよく出てきます。

では、2プッシュ目。

ボトルを逆さまにしたままボタンから一旦手を離します。フタの裏側の穴が開き、穴の空洞に再び調味料が溜まるわけです。

そして、逆さまにしたまま、ボタンを再び1プッシュ。

これで、1gの塩が出ているはずですが…。

どれどれ。



おお~、1g。

1gにしては多い気もしますが、キッチンスケールが1gを示しているので、信じよう(笑)。



今回使ったのが、1g単位のキッチンスケールなので、1gを示すものの、2gに近い1.8gとか1.9gくらいだったりするのかな?どうなんでしょう?

まぁとりあえず、1g計量出来たので、2種類のうちのひとつは塩に決定!


さて、もう1種類は何を入れようか?

おみそ汁に使うことが多いので、和風だしを入れてみようか?とも思いましたが…。和風だしを小さじ1杯分計る場合、和風だし小さじ1は約3g。なので、6プッシュする必要があります。それなら、小さじで量る方が早いので…却下(笑)。

この「定量調味料ボトル」には、日々よく使う調味料で、かつ、小さじ1杯分より少ない分量を使う調味料が適していそう…となると…あっ、「鶏ガラスープの素」にしてみよう。

わが家では、炒飯や炒め物の味付けに鶏ガラスープの素を入れることが多く、いつも、鶏ガラスープの素の袋から直接、パッパッと振り入れるので、ときどき手元が狂って、バーッと入れすぎてしまうこともあるんですよね(笑)。でも、「定量調味料ボトル」なら、バーッと入れすぎてしまうこともなくなるのでは?

よし、やってみよう。

「定量調味料ボトル」で鶏ガラスープの素を計量してみた!

わが家の鶏ガラスープの素は、けっこう粒大きめ。



注意事項に「粒の大きい調味料は定量が出ない場合がある」とありましたが、どうでしょう?





では、1プッシュ!

うっ、・・・。



パラパラパラ~と出てきたのはわずかこれだけ(笑)。やっぱり、粒が大きすぎるみたいです。

5プッシュして、やっと1gになりました。





…ということは、わが家の粒大きめの鶏ガラスープの素の場合、1プッシュで0.2g出てくるようです。

まぁ、少なめに出てくる分には、炒飯などの味の調整がしやすいので、悪くはないけど…でも、やっぱり1回に出る量が少なすぎるかな。何回も押すのは面倒だし(笑)。

鶏ガラスープの素を入れるなら、粒の細かい、サラサラしたタイプのものを入れるのがよさそうです。

さて、鶏ガラスープの素がイマイチとなると、他に何を入れようか…。日々よく使う調味料で、且つ小さじ1杯分より少ない分量を使う調味料というと…あっ、定番中の定番をコロッと忘れていました!

いつも塩とセットで登場する「こしょう」。塩とこしょうはセットで使うことが多いので、同じボトルに入っているとめちゃめちゃ使いやすいはず。

「定量調味料ボトル」で粗びき黒こしょうを計量してみた!



今回は、粗びき黒こしょうを入れてみます。粗びきなのでちょっと粒大きめだけど大丈夫かな?



では、1プッシュ!



おっ、塩と同様、サーッと出ました。



では、2プッシュ目。

これで1gのはずですが…。

おっ、見事1g。



粗びき黒こしょうくらいの粒の大きさなら、問題ないようです。



…ということで、紆余曲折ありましたが、わが家では3COINS「定量調味料ボトル」に、とっても無難な塩とこしょうを入れることにしました(笑)。



これで、「塩ひとつまみ」、「こしょう少々」も手で計量する必要はなくなります♪



最後に…。
「定量調味料ボトル」を使って、ひとつ気になる点があったので、ご報告。

それは、フタが乾きにくいこと。



フタは分解出来ないので、隙間に入った水はなかなか乾かないようです。

一見、乾いたように見えても、ボタンを何回か押したりしていると、いつの間にか、どこからともなく水滴が出てきました。





フタを洗ってから3日ほど干しましたが、それでも出てきました。洗った後にフタをこれでもか!と何回も振って、水気を出来るだけ切ってから干したら、1日でしっかり乾いたので、「洗った後はフタを何度も振って水気をしっかり切る」といいかなと思います。粉末調味料に水分は天敵なので、ご注意を!

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