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【素敵なおうち訪問:一戸建てリノベ】 物が増えすぎない収納の整理と工夫(すけさん宅後編)

  • 2024.6.8

素敵なおうちを訪ね、家づくりにおいてこだわったところやお気に入りのポイントなどをお聞きする連載「素敵なおうち訪問」。今回訪れたお宅は、古いものを再生しながら使い続けることに魅力を感じ、新築ではなく中古住宅をリノベーションしたすけさんの住まい。余裕を持たせた間取りで、住まいをより好きになるよう選ばれたアイテムと物選びのポイントについて伺っていきます。

すけさんのおうちDATA

魅力的な物件と出合い、スタートした住まいづくりには、すけさんが大切にしたいインテリアや暮らしへの思いが詰まっています。
1階は薪ストーブのある仕切りのないワンルームへ変更し、室内外の景色を眺めながらゆったりと過ごせる住まいとなっていました。  
・間取り:3LDK
・世帯人数:二人暮らし+猫1匹  

PROFILE
すけさん(会社員)、ご主人(会社員)、つくね(猫)

暮らしのなかでの気づきに対処してみる

住まいのお気に入りのひとつである洗面スペース

白がベースの美しい洗面台は、作りたいイメージが明確だったスペースのひとつ。理想通りの空間だからこそ、綺麗に使い続けたいという思いがありました。
 
「SNSで情報を集めてイメージを膨らませた空間です。大理石風のカウンターは、背の高い夫にとって少し低く、申し訳なかったなと思うこともありますが、雰囲気が気に入っています。蛇口は、toolboxで購入した、指紋がつきにくい塗装のものを選んでおり、大切に使い続けたいですね」

住みながら手を加えた部分も

「窓の木枠を自分で白にペイントしたり、排水管の部分が見えないように自作のカバーをつけたり、住んでからも気になるところは、ちょこちょこ改良を重ね、年々お気に入り度が増しているスペースです」

天井は躯体を表にし、照明の存在も目立っています

リビングルームにも暮らしのなかで、手を加えたものがありました。
 
「電気まわりはメインの照明と間接照明のスイッチを同じにしてしまったことが残念なポイントでした。間接照明だけつけたいときにメインもついてしまうので、もう少し考えればよかったなぁと思っています。スマート電球に替えることで、今では対処しています」

物の数を管理しやすい収納づくり

リビングは物数も少なくスッキリとした印象を受ける

暮らしとともに物数はどうしても増えてしまいがちですが、すけさんの住まいでは収納方法と収納が機能する習慣づくりで住まいを整えられていました。
 
「オープンな収納が多い我が家では、スペースに余白を持たせた収納を心がけることで、掃除や物の出し入れがスムーズに行えるようにしています」

ダイニングテーブルの足もとにはゴミ箱

蓋を閉じれば中身が見えないように

「日々届くチラシなどの紙類もダイニングテーブルに残さないよう、必要のないものはすぐに捨てています。ideacoのゴミ箱は、カラーが豊富でインテリアになじみやすいフォルムがお気に入り。蓋もつけられるので、猫がいても安心です」

散らかりがちな段ボールをまとめてくれるダンボールストッカー

「配送物などで溜まるダンボールがバラバラと崩れてしまうのがストレスでした。ただ、収納のためのスペースを新しく設けるのは難しく、悩んでいたところにtowerシリーズの壁に設置することができるアイテムを見つけました。省スペースながら、しっかりと収納できるようになりましたね」

本当に必要なものだけを考えて揃える

日常的に増えてしまいがちなものは、すぐに手放せる、まとめる仕組みをつくる一方で、こだわりの道具たちも、増えすぎないようなルールづくりが大切なのだそう。
 
「物の数に関係なく、必要ないものや気になるものがあるとモヤモヤしてしまいます。そのため基本的に、ひとつ増えたらひとつ手放す。そうして物量をコントロールするよう心がけています」

道具やレイアウトを常に見直す

心地よい暮らしには習慣化が大切

常によりよい空間づくりを意識して、習慣化させることが大切だと話すすけさん。
 
「1週間に1回ずつ服や書類、文房具に食器など使っていないものはないか、用途が同じものはないかを掃除しながら見直すようにしています」

見直す機会の多いキッチン

「断捨離を考えるようになって、最初に力を入れたのは台所の物の配置や道具の見直しでした。たくさんあったまな板やカトラリーなど、お気に入りで必要なものだけにしぼって、その他は手放しています」

ウォークインクローゼットも断捨離してスッキリと

「今でも100%整理が行き届いている段階にまではたどり着けていませんが、何度も何度も試行錯誤を繰り返しています。一度落ち着いても、またよりよくなるように考えてみる。その繰り返しが心地よい暮らしと住まいをつくっていくことにつながるのではないかと思っています」

木の素材を多く使った居心地のいいダイニングキッチン

少しずつ変化していく思考や習慣を反映させるように、見直しを続ける。気づいたことを実行までセットで習慣化させることで、常に居心地のよい住まいをキープされていました。自身の暮らしと空間に向き合うことで、今後もさらに愛着が深まっていきそうなすけさんのおうちでした。

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