1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 素敵♡コレ、紙1枚で作れます♪どこか懐かしい「アカシアの葉の封筒」を折り紙してみた!まるでアート

素敵♡コレ、紙1枚で作れます♪どこか懐かしい「アカシアの葉の封筒」を折り紙してみた!まるでアート

  • 2024.6.8
  • 139 views

SNSをチェックしていたら、海外の投稿者さんだと思われる方が素敵なペーパークラフトを紹介していました。コメントを翻訳してみると「アカシアの葉の封筒」ですって。長方形の紙を折っていく様子がショート動画でアップされていたのですが、角に細かいじゃばら折りを施すだけで立体的な葉っぱが付いた封筒に!これはすごーい‼覚えたい‼と思わず声が。ちょっとした手紙やおすそ分けのお菓子を入れるのに使えそうなので、折ってみます♪


世界中に1000種以上もあるアカシア!葉はどんな形?



画像出典:Photo AC

紙を折って素敵な封筒を手作りしているショート動画を見つけたのは、海外の方が投稿していると思われるインスタグラム『paper.crafts.in』。作品名は「アカシアの葉の封筒」と紹介されていましたが、筆者はアカシアの葉がどんな形をしているのかまったく検討がつきませんでした。

そこでネットで調べてみると、アカシアの木の画像がたくさん出てきました。こんなにかわいい黄色い花が咲くアカシアもあるようです。

アカシアはマメ科・ネムノキ亜科・アカシア属に分類される樹木で、オーストラリアやアフリカを中心に熱帯から温帯地方に分布。種類は1000種を超えるそうで、葉の形も様々あるようです。

SNSで紹介されていた手作り封筒に立体的に浮き上がっていたのは、細かくてギザギザとした葉。上記の画像「フサアカシア」の葉にそっくりでした。

繊細な葉っぱが付いた封筒を紙1枚で作れるとは驚きました!SNSにアップされていた動画を見ながら折ってみます。

紙1枚で作れる♪「アカシアの葉の封筒」を折ってみた!

紙の指定はありませんでしたが、A4かB5サイズの紙で折ると使いやすい封筒になると思います。



今回はB5サイズ(18.2cm×25.7cm)よりも少し小さい17.5cm×25.3cmの色画用紙を用意しました。

1. 紙を横に置き、左下の角を上の辺に、右下の角を中央に向かって三角形を2つ折ります。



左側の三角形は上の辺をぴったりと合わせ、右側の三角形は中央の辺にぴったりと合わせて折ります。

2. 下の頂点を立ち上げて三角形を折ります。



先ほど内側に折った右側の三角形の底辺の位置で折り上げます。頂点が縦の線と重なるように真っすぐに折ってくださいね。

3. 左側の角を内側に、2で作った三角形の左側の辺と合わさるように折ります。



上の辺が下の三角形の左側の辺とぴったりと重なるように折ります。

4. 右下の三角形だけを残して一旦開きます。



13の工程は折り筋を付けるために折りました。次からはこの折り筋を目安に折っていきますよ。

5. 内側に折った三角形を上にして裏返します。



画像は裏返した状態です。上の辺の内側に折った三角形が隠れていますよ。

6. 下の頂点を折り筋の交点に向かって折り、折った三角形を広げ、出来た折り筋に向かって小さな三角形を折ります。



折り筋の交点に向かって三角形を折ります。



折った三角形を開き、折り筋と頂点を合わせて小さな三角形を折ります。

8. 折り筋に向かって谷折りを3回繰り返します。



画像は谷折りを1回したところです。細く折れた部分をあと2回谷折りにします。紙が重なるのでとても細く、そして硬くなるのでしっかりと折り筋を付けるのがポイントです。

9. 折った部分をすべて開き、最初の谷折りで頂点を折り上げます。



頂点から最初の折り筋は山折り、次の折り筋が谷折りになります。竹串で指している谷折りで三角形を折ります。



次は小さな三角形に付いている谷折りと下の紙の折り筋を合わせて、もう一度谷折りにします。

10. 紙に付いた折り筋を目安に山折り、谷折りを繰り返してじゃばら折りにします。



画像は谷折りを2回繰り返した状態です。次からは折り筋を目安に山折りと谷折りを繰り返します。紙の折り筋が逆になっている箇所もありますが気にせずに、じゃばら状に折っていきます。



紙が重なると硬くなるのでしっかりと折り目を付けながら、折り筋が見えなくなるまで折ってくださいね。

11. じゃばら折りになった部分の中心を軽く山折りにし、じゃばら折りが右上になるように裏返します。



じゃばら折りにした部分がアカシアの葉になりますよ。葉が自然に開くように中心を山折りにしてクセを付けておきます。



画像は裏返した状態です。右上の裏側にじゃばら折りが隠れていますよ。

12. 左上の角を折り筋通りに下に向かって折ります。



折り筋が斜めに入っているので自然に折れますよ。右側の辺を合わせて折ってくださいね。



じゃばら折りの下に指を入れると自然に開いてアカシアの葉になりました♪

13. 紙の下側の左右の角を内側に向かって折り上げ、三角形を2つ折ります。



『paper.crafts.in』のインスタグラムでは左だけを三角形に折っていましたが、ここからは少しだけ筆者のアレンジを加えて仕上げてみます。


工程12で内側に折った紙の下の辺に向かって、紙下側の左右の角を上に折り上げて三角形を2つ折ります。
ちなみに、A4サイズの紙を使っているのですが、下側の左右の三角形の間には余白が出来ます(上の画像のように)。

14. 左側を内側に折り筋通り折ります。上部の紙(アカシアの葉の部分)を折り筋通りに手前に折り返します。



紙の左側と上側を折り筋通りに折ると、アカシアの葉が正面に来て封筒らしい形が見えてきました♪

15. アカシアの葉の下2cmほどを少し残し、山折りにして紙を裏側に回します。



アカシアの葉の下の少し下で山折りにするのがポイントです。

16. 後ろに回した紙を手前に折り、先端を隙間に入れます。



左上に飛び出ていた部分を手前に折って、隙間に入れ込んだら完成です!

繊細なアカシアの葉がとっても素敵!手紙を入れて渡したら喜ばれそう♪



紙1枚を折って作った「アカシアの葉の封筒」が完成しました♪B5サイズよりも少し小さい画用紙で作ると縦約6cm、横約9.5cmに。ポチ袋くらいのサイズに仕上がりました。

袋の口はアカシアの葉の横。袋にマチが無いので分厚いものは入りませんが、ちょっとした手紙やカードを入れて渡すのにぴったり♪

袋のフタは無いので、細かい物を入れる場合は口をマスキングテープで閉じた方が良さそうですが、ちょっとしたおすそ分けのお菓子を入れると、プレゼント感が増してお相手の喜びが倍増しそうです!

A4のコピー用紙にひと工夫!角を塗れば色付きの「アカシアの葉の封筒」に♪



先ほどは色画用紙で「アカシアの葉の封筒」を作りましたが、都合よく色付きの紙があるとは限りませんよね。A4のコピー用紙なら常備しているという方は多いと思います。

色画用紙で封筒を折っている時にちょっとしたアイデアが浮かんだので、次は工夫を凝らして作ってみます。用意するのはA4のコピー用紙1枚と色鉛筆やクーピーなどです。



上記の工程6までは同じように折ります。



折って出来た小さな三角形が見えるように紙を置き、右下の三角形を好きな色で塗ります。色を塗った部分をじゃばら折りにするので、色付きのアカシアの葉が出来上がるはず!

色を塗る面は折った三角形がある方ですよ。反対側を塗ってしまうと葉っぱに色が付かないのでご注意を。そして、じゃばら折りにするときは紙を裏返してから折ってくださいね。



上記の工程7から同じように折ると、白いコピー用紙で作っても「色付きのアカシアの葉の封筒」に♪ちょっとした工夫でオリジナリティをプラス出来ますよ!



A4サイズの紙で折ると仕上がりは縦約8.5cm、横約12.5cm。このサイズだと個包装のお菓子がひとつ入るくらいのサイズ感に。

ただコピー用紙は紙が薄いので、お菓子などの厚みがある物を入れる場合は、隙間に差し込んだ部分をマスキングテープやシールで留めておくと紙が解けずに使えると思います。

細かいじゃばら折りを施すことで、繊細なアカシアの葉が立体的に浮き上がる♪



海外の折り紙好きさんがSNSに投稿していた「アカシアの葉の封筒」は、紙1枚だけで作れるとても素敵な封筒でした!

じゃばら折りにする箇所が細かいのですがその分、繊細なアカシアの葉を立体的に表現出来ますよ。

ちょっとした手紙やおすそ分けのお菓子がこんなに素敵な封筒に入っていたら、もらった方は絶対に嬉しいはず!折り方をマスターすれば5分もあれば作れますよ。

紙1枚だけで、気持ちが豊かになる「アカシアの葉の封筒」。お時間がある時に作ってみてはいかがですか。

元記事で読む
の記事をもっとみる