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「もう仕事がつらい、、、」心身ともにボロボロ。毎晩涙を流す『私の背中を押してくれた』彼の言葉

  • 2024.6.7
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これからお話しするのは、私の人生の転機となった出来事です。当時の私は仕事があまりにも大変で、体や気持ちが追いついていませんでした。

画像: 「もう仕事がつらい、、、」心身ともにボロボロ。毎晩涙を流す『私の背中を押してくれた』彼の言葉

仕事で疲労困憊の日々

私は正社員として、とある業種の営業を担当していました。そのお仕事は、お客様とも社内の人ともやりとりが多いものです。

入社当初は「頑張るぞ!」と意気込んでいたものの、毎日暗くなるまで残業をして、お客様からの理不尽なクレームに対応しているうちに、私はだんだんと心が疲れてきてしまいました。おまけに社内の人間関係も良好とはいえず、あちこちに気を遣う日々に気がおかしくなりそうでした。

とくにお客様からの理不尽なクレームは、私の心身にダメージを与えます。毎日ただでさえ遅くまで会社にいるのに、ようやく帰宅したと思ってもお客様から社用の携帯に連絡があれば対応しなければいけませんでした。

そういった日々を繰り返すうちに、私は帰宅後に涙を流すことが当たり前になってしまいました。

つらい時に声をかけてくれた夫

その日も疲れ切って遅い時間に帰宅したのですが、帰宅後にすぐ社用の携帯が鳴り、そこから2時間もの時間をお客様に拘束されることに…。

電話を切った直後、またしても涙があふれてきました。疲れがたまっていたこともあったせいか、いつもより派手に、子どものように声を上げて泣いていました。

すると夫が近寄ってきて、「○○ちゃん(私の名前)、毎日毎日泣いてまでする仕事なの? ○○ちゃんはどうして働いているの? プライベートを充実させるためにお金を稼いでいるのに、仕事を頑張り過ぎて休日は寝て過ごして、いま人生が楽しいって言える?」と声をかけてきました。

夫の言葉に目が覚めた

夫の言葉に目が覚めた私は、俯瞰的に自分の状況を見られるようになりました。仕事中心の生活を送り、休日は起き上がることすらだるい、稼いだお金でリフレッシュすることもままならぬ状態で、幸せとは言えません。

仕事をする対価にお金をもらってはいるものの、私自身が心身ともにすり減っていることに、夫の言葉のおかげでようやく気が付いたのです。

翌日、私は会社に退職届を提出しました。

そこから退職まではきちんと勤め上げ、いまでは自宅で勉強をしながら在宅でできる仕事に就いています。プライベートも仕事も充実し、胸を張って幸せだと言える生活を送っています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A

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