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【無料公開】見頃の花しょうぶが美しい神苑を散策「平安神宮」【京都花めぐり】

  • 2024.6.7

今年も約200種、2000株の花しょうぶが咲き誇る季節に、平安神宮の神苑が無料で公開されます。今年は6月7日(金)に公開される予定で、公開時間は8:30〜16:30受付です。神苑の様子と、アクセスなども紹介します。(6月上旬撮影)

見事に咲き誇る神苑の花しょうぶ

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平安神宮は平安遷都1100年を記念して1895年に創建されました。平安神宮と言えば、この大鳥居が印象的です。高さ24m幅18mで岡崎のランドマーク的な存在です。
平安神宮へのアクセスは、市バス5「岡崎公園 美術館・平安神宮前」バス停下車すぐ、地下鉄東西線「東山駅」下車徒歩約10分です。

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大鳥居から歩き進むと、重要文化財の応天門が見えてきます。応天門は、第4回内国勧業博覧会のモニュメントとして、こちらも平安遷都1100年にあたる明治28年に、大極殿等と共に造営されました。

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応天門をくぐると、正面に重要文化財の大極殿が見えます。大極殿の背後には、内拝殿や本殿があり、神聖さを感じる場所です。本殿のご祭神は、第50代桓武天皇、第121代孝明天皇です。

西神苑の花しょうぶ

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神苑は、総面積約は33,000㎡という広大なスケールで、四季折々の風景が楽しめます。神苑は国の名勝に指定されていて社殿を囲むように東・中・西・南の4つのお庭で構成されています。
春は紅枝垂れ桜、初夏には花しょうぶやカキツバタ、秋には紅葉などが楽しめます。

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白虎池の水辺に、江戸系、伊勢系などの日本古来種の花しょうぶが多く、約200種類、2000株が咲き誇ります。

無料公開について
無料公開日:2024年6月7日(金)
時間:8時30分~16時30分(受付終了)
神苑拝観料:無料

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見事に咲き誇る花しょうぶが、白虎池の水面に映り込みます。

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色とりどりの花しょうぶ。花言葉は、「優しい心」「優雅」だそうです。花しょうぶを見ていると、本当に優雅で、優しい気持ちになりました。

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池には花しょうぶの他に、水連も咲いていて、可憐な花を咲かせていました。

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水連は早朝に開花して、お昼頃には閉じてしまいます。これを3日間ほど続けて一つの花が終わります。こちらの画像は11時前に撮影したので、少し閉じかけていますね。

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水連の花言葉は、「優しさ」「清純な心」です。平安神宮では、ピンク、白の他、黄色い水連も咲いています。

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こちらは中神苑です。飛び石の臥龍橋と、休憩所の朱色の傘が印象的です。臥龍橋には、天正年間に豊臣秀吉によって造営された、三条大橋と五条大橋の橋脚が用いられています。作庭家小川治兵衛が、「龍の背にのって池に映る空の雲間を舞うかのような気分を味わっていただく」との想いで造られたそうです。

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こちらには、黄色い水連が咲いていました。平安神宮には、修学旅行生が多く訪れていて、水連の事を「蓮」と言っていました。間違える人が多いようですね(笑)

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蒼龍池にはカキツバタが池を取り囲むように群生していて、美しい花を咲かせるそうです。カキツバタは、花しょうぶよりも少し先に咲く花です。

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東神苑です。栖鳳池は、神苑内で琵琶湖疏水から、一番初めに水が届く池です。池に隣接する尚美館は、貴賓館とも言い、御所にあった京都博覧会の中堂が平安神宮貴賓館として移築、大正2年に完成して尚美館と名付けられた。

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泰平閣は、尚美館と同時期に御所より移築されました。橋長は約29mで、別名「橋殿」と呼ばれる屋根付きの橋です。

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泰平閣内は、通路両脇が椅子になっていて、座って景色を眺められます。たくさんの方が座られていて、休憩される方、鯉に餌をあげている方もおられました。

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餌を目当てに?可愛い鴨が橋のそばに寄ってきていました。

今回は平安神宮神苑を中心に紹介しました。きれいな花しょうぶに癒されて、自然豊かな神苑を散策して清々しい気持ちになりました。無料公開後は通常に拝観されています。近くへ行かれた際には、立ち寄られてはいかがでしょうか?

スポット情報

名称:平安神宮神苑(へいあんじんぐうしんえん)
住所:京都市左京区岡崎西天王町97
電話番号:075-761-0221
アクセス:市バス5「岡崎公園 美術館・平安神宮前」バス停下車すぐ、地下鉄東西線「東山駅」下車徒歩約10分
関連ページ:http://www.heianjingu.or.jp/

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