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処置室の外で祈る母、息子の泣き声が響いた瞬間

  • 2024.6.7
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この物語は、著者・みほははさんのフォロワーさんの体験談。ある日、2歳の息子が硬貨を誤飲してしまったのではと疑い、フォロワーさんが自身の勘を信じて病院を受診、診断を受けるお話です。食道に引っ掛かった硬貨を取り出すため処置室に入った息子。不安な気持ちで待っていると...。『母の勘を信じて』13話をごらんください。

治療が終わるのを待っている間、ママがどれほど不安だったことでしょう。聞きなれた泣き声と共に看護師さんに抱っこされた息子が戻ってきました。無事に100円玉は取り出せたのでしょうか...。

子どもが処置室で治療を受ける時、基本的に保護者は待合室で待つように言われます。不安な思いはありつつも、治療をスムーズに行うため、病院と保護者が協力し合うことが大切ですね。

「普段と違う」を見逃さないで

このお話は、息子の異変に気付いたママが速やかに医療機関を受診し、医師に親として気づいた違和感を強く訴えたことにより誤飲が明らかになったケースを漫画にしたものです。ママは息子が硬貨を飲む瞬間を見たわけではありませんが、その後の様子から誤飲が疑われると判断し、すぐに受診しました。そして医師に「大したことはないと思う」と言われても、違和感を訴えることをやめませんでした。

子どもの誤飲は命に関わります。大前提として異物を飲み込ませないように見守ることが大切ですが、万が一飲み込んだかもしれないときは、迷わずに受診し、検査を依頼しましょう。

「大げさだと思われるかも」と不安になるかもしれませんが、何もなければそれが一番。あとで「検査しておけば」と思うよりはずっと良いはずです。子どもの命を最優先した行動を取ったこの漫画のケースを覚えておき、いざというときは迷わずに受診する判断をしましょう。

また、誤飲したものによっては直後に吐かせていいもの、いけないものがあり対処法が異なります。受診前の応急処置に迷うときは、子ども医療電話相談事業「#8000」などを利用するのもおすすめです。

そして、もっとも大切なことは誤飲を起こさない環境を作ることです。誤飲の恐れがあるうちは、硬貨、小さなおもちゃ、ボタン電池が入った電子機器などは子どもの手が届かないところへ。子どもの目線は床に近いので、目が届くところに誤飲の危険性があるものを置かないように気を付けましょう。

著者:ママリ編集部

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