「二度と娘に会わないで」大切な娘を連れ去られ、怒りがにじむ母の話

帰ってくるはずのわが子が帰ってこない。そんな恐ろしい経験をしたことはありますか？幼稚園や保育園の送迎は、命の受け渡しと言っても過言ではありません。園側ではそれくらい日々気を遣い、保護者の確認を行っていることでしょう。このお話は、お迎えの大切さを改めて考え直させてくれる作品です。ツムママ(@tumutumuo)さんの作品『娘が拐われた』をご紹介します。どうぞごらんください。

園バスから降りてこない…娘はどこ？

主人公のユリさんはサクラちゃんという娘がいます。幼稚園に通っているサクラちゃんはこの日、午前保育で帰宅となるはずでした。

園バスの到着の知らせを受けて、お迎え先に向かうユリさん。いつも通り園バスが到着し、わが子を迎えようとしますが、何か違和感を抱きます。なかなか降りてこないサクラちゃん。どうしたのでしょうか…。

知らぬ間に、義母に引き取られていた

もし、自分が知らないうちにお迎えに行く人の変更連絡を園にされていたら、皆さんはどう思いますか？乗っているはずのバスにいない、迎えにいった園にいない。そんな状況は考えただけでも背筋がゾッとしますよね…。

急きょ、お迎えの担当を変更する場合はきちんと報告をするのが筋ですよね。それは夫婦間であっても同じことです。夫はなぜこのような大事なことをユリさんに報告しなかったのでしょうか。

身内でも親に無断で子どもを連れまわしてはいけない

どうしても孫のサクラちゃんに会いたかった義母。その思いで、ユリさんに内緒で幼稚園にお迎えに行ってしまったとのことですが、その安易な考えが今回大きなトラブルにつながりました。

わが子が身内に大切にされることは、とてもうれしいことです。皆で協力し合い、わが子の安全を第一に考えながら楽しい時間が過ごせるといいですよね。

著者：ゆずプー