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『インサイド・ヘッド2』日本版声優に横溝菜帆、マヂラブ・村上、花澤香菜、坂本真綾が決定!

  • 2024.6.7
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映画『インサイド・ヘッド2』日本版声優を務める(上段左から)横溝菜帆、マヂカルラブリー・村上、(上段左から)花澤香菜、坂本真綾 (C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved. width=
映画『インサイド・ヘッド2』日本版声優を務める(上段左から)横溝菜帆、マヂカルラブリー・村上、(上段左から)花澤香菜、坂本真綾 (C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

ディズニー&ピクサーのアニメ映画『インサイド・ヘッド2』の日本版声優として、主人公ライリー役に俳優の横溝菜帆、ライリーが大人になることで生まれた4つの感情のうち3つの新キャラクターであるハズカシ役にお笑い芸人のマヂカルラブリー・村上、イイナー役に声優の花澤香菜、ダリィ役に声優の坂本真綾が、US本社のオーディションを経て決定した。

【写真】多部未華子、『インサイド・ヘッド2』の新たな感情“シンパイ”役日本版声優に!

本作は、どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界を舞台にした物語。主人公の少女ライリーが高校入学という転機を迎え、頭の中で彼女の幸せを子供の頃から見守るヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリの5つの感情たちの前に、新たに4つの大人の感情、シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが現れ、感情の嵐が巻き起こる―。

高校入学という人生の大きな転機を迎えた少女ライリーの日本版声優を務める横溝は、過去にはディズニー&ピクサー映画『ソウルフル・ワールド』(2020)でも日本版声優を務めたが、自身と年齢も近い等身大の主人公ライリーの声で再びディズニー&ピクサー作品へ参加となる。

ライリーの日本版声優に決まった時の心境を聞かれると、「(オーディションの)合格の連絡が来たときは嬉しすぎて、母と二人で飛び跳ねながら大喜びしました。ライリーを皆さんに愛してもらえるようなキャラクターにできるよう、一生懸命頑張ろうと思いました」と笑顔をみせた。

主人公・ライリーについて、「両親に反発しつつも凄く両親を大切に思っていて、本作では友達やチームの子たちと色々揉め事があったりするのですが、自分の感情を正直に表現することができるので、素直でいい子だなと思います」と魅力を語り、続けて自身との共通点について聞かれると「明るいところです。私も辛いことがあってもいい方向に考えようとしているので、その辺は似ているんじゃないかなと思います」と話した。

また、9つの感情の中でのお気に入りは、「イイナーです。何でも羨ましがっているのが凄く可愛いし、キラキラした目がかわいいので凄く好きです。」と明かした。

最後に作品の魅力について、「前作よりも凄く共感していただける作品になっていると思うので、どの世代の方にも観て頂きたいです。観た後に自分の感情に改めて向き合って、自分のことを見つめなおすきっかけになれると思います。」とアピールした。

そして、主人公ライリーの中に新たに現れる“大人の感情”で、いつもモジモジしていて、恥ずかしさがMAXになるとフードで顔を隠すハズカシの日本版声優の村上は、本作が声優初挑戦。

ハズカシ役が決まったときの心境をきかれると、「自分の声に自信がないので、僕で成立するのかっていうドキドキの方が大きかったですね。」と当時の心境を明かし、続けて「(合格を聞いたときは)ヨロコビは凄い遠くにいたんじゃないですかね。怖い、失敗したらどうしようって感情が前に出てきましたね。なんとか公開までにヨロコビを元気にさせておきたいです(笑)」と冗談交じりに話した。

自身が演じたハズカシの魅力については、「我々人間が全員もっている感情だけれど、それを凄く可愛らしいキャラクターに描いてくれているので、親しみやすい感情に見えていると思います」と語り、自身との共通点は「僕はハズカシそのまんまだと思います。顔をフードで隠すんですけど、僕も恥ずかしくなるとハズカシのような声を出したり、顔を手で覆って隠したりするので…」と明かした。

今回、恥ずかしがって“うめく声”での表現が大半だったことについては、「(台本に)呻くしか書いてなかった。ちょっとポジティブな感情での呻きとか色んな呻きを演じまして、奥が深いなって凄く思いました。劇場でなんの『ん~~~』かを、予想して欲しいですね」と収録での苦労を交えながら語った。

最後に本作について、「思春期の頃の気持ちを忘れてきてはいるんですけど、こういう時に友達と揉めたなとか、凄い感動したなとか、大人たちにそういう素敵な思い出をもう一度思い起こして、素敵な気持ちになって仕事を頑張っていただきたいなって思います」と魅力を語った。

同じく新たに登場する“大人の感情”で、小さな身体で背伸びして、いつでも周りの誰かを羨んでいるイイナーの日本版声優の花澤は「私にとってイイナーは、大人になるにつれ、思っていても口に出さずに心の隅にそっと隠しておくような日陰の存在になっていました。演じてみたら、純粋でぴかぴかで、とてつもないパワーを秘めている、それはそれは眩しいものでした」とイイナーの魅力について語っている。

さらにどんなときも退屈&無気力で片時もスマホは手放さないダリィの日本版声優の坂本は「思春期のライリーの中に芽生えた新しい複雑な感情、そのひとつであるダリィは、名前の通りとにかく気だるい! 腹筋をなるべく使わないで、覇気のない声の出し方に徹しました」とアフレコ時のポイントについて明かした。

大ヒットした前作の原案・脚本・監督を務めたのは、ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーのピート・ドクター。前作でも脚本を務めたメグ・レフォヴが本作でも脚本を担当、監督は『モンスターズ・ユニバーシティ』などでストーリースーパーバイザーとして実力を磨いてきたケルシー・マンが務める。

監督は「この映画は、自分自身を受け入れることをテーマにしています。欠点があっても、ありのままの自分を愛すること。愛されるために完璧である必要はない。それがこの映画の根底にあるテーマです」と語る。

アニメ映画『インサイド・ヘッド2』は、8月1日より全国公開。

花澤、坂本のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■イイナー/花澤香菜

前作を拝見し、なんて心が洗われる素敵な作品なのだろうと思っていたので、今回関わることができて幸せです!

イイナーは、他者を羨ましいと思う感情です。私にとってイイナーは、大人になるにつれ、思っていても口に出さずに心の隅にそっと隠しておくような日陰の存在になっていました。でも演じてみたら、純粋でぴかぴかで、とてつもないパワーを秘めている、それはそれは眩しいものでした。

そんな風に、観てくださった方々がそれぞれの感情を見つめて、讃えてくれたら嬉しいです。

■ダリィ/坂本真綾

「インサイド・ヘッド」は私も劇場で見て感動した大好きな作品。その続編に声優として参加できるなんて夢のようです。

思春期のライリーの中に芽生えた新しい複雑な感情、そのひとつであるダリィは、名前の通りとにかく気だるい! 腹筋をなるべく使わないで、覇気のない声の出し方に徹しました。大人になっても自分の心の中を整理するのは、とっても難しいこと。どんな感情も否定せず抱きしめてあげることの大切さを伝えてくれる物語で、あたたかい涙がとめどなく流れました。

前作を超える感動です! ぜひ劇場で見て、たくさん泣いて、心のデトックスしていただきたいです!

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