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泣き叫び虫歯治療を拒否する娘…⇒転院をくり返した結果、3軒目の歯医者さんが衝撃の対応を!?

  • 2024.6.7
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娘が3歳のころ、地域の健診で虫歯が見つかったときの話です。初めての治療に私が選んだのは、広い遊び場のある子ども向けの歯医者さん。壁にはカラフルなイラストが描かれ、治療が終わればカプセルトイをまわすことができるご褒美まで用意されていました。しかし、いざ診察室に入り治療の練習が始まると……。

床に突っ伏して動かない娘

診察室に入ると、先生が私に「歯医者さんが嫌いにならないように、嫌がったら無理に治療はしません」と治療方針を伝えてくれました。まずは口を大きく開けたり、器具を口の中に入れる練習をすることに。

しかし娘は口をぎゅっと閉じて、頑なに開きませんでした。その後も抵抗は続き、最終的には治療用の椅子から逃げ出して、床に突っ伏してしまう始末……。

治療が進まず別の歯医者さんへ

その日は1時間抵抗し、治療は断念。別日も同じ調子で、数回通うと歯医者さんまで連れて行けないほど激しく抵抗するようになりました。仕方なく、私は別の歯医者さんを探すことに。

次に私が選んだのは、子どもが泣いても治療を進める方針の歯医者さんでした。そこでは虫歯の進行止めの薬を塗ってもらうことに成功。しかし泣き叫ぶ娘の抵抗は続き、トラウマになることを心配した私は、それ以上治療をお願いすることができませんでした。

これが三度目の正直?

そんなとき、知人が天井にテレビのついた歯医者さんを紹介してくれました。担当になったのは、子ども番組に登場しそうなテンションで話す、元気な先生。先生は子どもに嫌という間も与えずに、テキパキと治療を進めてくれました。

決して無理やりではなく、子どもが先生のペースに巻き込まれていくのがわかりました。見ていてもとてもスムーズで、その結果、今までの抵抗が嘘のように治療が進んだのでした。

小学校1年生になっても娘は、その歯医者さんに通っています。しかし、娘にとっても歯医者さんは苦い思い出になったようで、今は虫歯にならないようにと、親子で歯磨きを頑張る毎日です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


著者:河原りさ

2016年生まれと2018年生まれの女の子2人、2024年生まれの男の子のママ。花屋に勤務。都会のおでかけスポットや植物に関心あり。


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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