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簡単手作り調味料がおいしくて便利で、夏の食卓が豊かになりそう #Omezaトーク

  • 2024.6.7

料理教室で習った手作りの調味料がおいしすぎて、ハマっています。しかも手作りするといっても混ぜるだけ、漬けるだけの超簡単なもの。こんなに簡単なのに、とってもおいしいので満足感がすごいです。ご紹介するのはこれからの夏の季節にぴったりなサッパリ系のレモン酢&塩レモンと、スパイシー系のコチュジャン。これらがあれば、暑い夏の食事もしっかりおいしくいただけそうです!

料理の腕前を上げるため、というよりも、先生に習いながら、ふだん作らないようなお料理をみんなで作って、おいしく食べるのが楽しくて、料理教室に通っています。最近参加したお料理教室で立て続けに手作り調味料を作る機会があったのですが、「手作りすると、こんなに味が違うんだ」と実感しています。私はお料理は得意ではないし、平日は特に簡単調理で済ませたいと思うので、市販の簡便調味料のようなものもよく使います。とっても便利で、おいしいですよね。ちゃちゃっと作れて手間なしなのに、自炊した感はあるので、家で手作りご飯を食べたという満足感が得られます。なので、そういった市販の調味料も私の日頃の食卓に欠かせない存在ではあるのですが、料理教室で作った手作りの調味料をひと口食べたら「なんて、おいしいの!」という驚きがあり、すっかりハマってしまっています。

ひとつは少し前にブームにもなった塩レモンとレモン酢。塩レモンは一時、テレビとか雑誌とか、本もたくさん出たりして一大ブームでしたよね。レモン酢もフルーツビネガーの流行りもあって、いろんな果物を漬けたという人もいるのではないでしょうか。ここへきて、レモンブームもあるので、レモンを使っておいしいレシピが作れる、と聞けば手作り調味料への意欲も湧きます。といっても塩レモンとレモン酢もレモンを切って塩とあわせる、酢と氷砂糖で漬ける、という手作りのなかでもかなりハードルの低いものなので、私でも簡単にトライできました。それでいて、管理もラクちんなので、「これなら私でも続けていけそうだ」とやる気になりました。

実際に料理教室では、その日のすべてのレシピに、塩レモンやレモン酢を使ってみるという試みだったのですが、それがどれも本当においしくて、さっぱりしていて、とってもよかったのです! これから暑くて、少し食欲も落ちてきたり、こってりしそうな味つけのものは避けがちですが、そこに少しレモン酢や塩レモンが加わるだけで、味わいがグンと変わってきて、さっぱり、おいしく食べられるのです。

レモン酢と塩レモンをつかったレシピ

この日は塩レモンを使って明太クリームのペンネ、塩レモンバジルペーストのペンネを作りました。いずれもそれなりにこってり感のあるパスタですが、これがまったく違う印象になるから不思議です。ふだん自ら、明太クリームパスタを頼むことはほぼなくなった私ですが、塩レモン明太クリームは別です! バジルもおいしいけど、ひと皿食べると後半飽きてくるような感じが最近はありますが、まったくそんな気持ちにならないさっぱりバジルパスタに変身するのです。レモンってすごいな~と思います。先生にはいろんなアレンジを教えてもらったので、ぜひこのあとレモン酢や塩レモンを活用したいです。もちろんレモン酢は炭酸などで割って、夏のさわやかドリンクにするのもアリです。ちなみにこのお料理教室は、FYTTEの栄養クイズでおなじみ、管理栄養士の大越郷子先生がやっている「葡萄な食卓」というお料理教室で、私自身、6~7年くらいは通っている、いつも楽しんでいるお教室です。

手前がコチュジャン

そして、写真にあるもうひとつの調味料がコチュジャンです。家で韓国料理を作ることはめったにないのですが、ときどき作るときにわざわざコチュジャンを買うものの、その後使い切れずにムダにしてしまう…なんてことを何度もくり返していました。今回、ライターさんに紹介いただきオンマ先生の韓国料理講座に初めて行ったのですが、「今日、この場でおいしい韓国料理を食べられればいいか」ぐらいの気持ちで参加しました。コチュジャンを自分で作って持ち帰って、そんなに使うかな、とも思っていました。ところが、手作りコチュジャンの味は、これまで私が食べてきたコチュジャンの味と全く違っていました。とってもまろやかで、ふくよかで、甘みもあって、辛さもほとんど感じません。先生が「何に入れても、かけても、つけてもおいしいよ」と言っていましたが、まさにその通りで、王道のサムギョプサルに使うのはもちろん格別においしいのですが、みそのように野菜につけて食べてもいいし、炒め物の味つけにしてもいいし、卵かけご飯のおしょうゆ代わりにしてもいいし、汎用性が広いんです! これは私のコチュジャンの概念を大きく変えました。それほどプロに習って手作りすると味が違うんですね。料理教室の現場では参加したみなさんが韓国ドラマも好きな方が多く、このコチュジャンでいろんなお料理が作れる、とドラマで印象深かった食を再現してみる、という話で盛り上がっていました。私は韓国ドラマをほとんど見ていないのですが、そういった話を聞いていると、「私も見てみようかな~」なんて思ってしまうほど、このコチュジャンにはやられてしまいました!

昨年このコラムでも書きましたが、手作りみそにも挑戦し、今でもそのみそを使っています。そのときも感じたのは手作りだと、なぜか尖った感じがなくなって、やさしい感じになり、まろやかでコクのある仕上がりになるのが共通点かなと感じました。素材だけで余計なものを使っていないからなのかもしれませんが、そういった自分で作った調味料でお料理すると、なんだかとても贅沢なものに感じられて、気持ちも豊かになります。夏場は特に調理時間を短くしたい季節ですが、これらがあれば簡単料理でも、いつもよりランクアップした味わいになるので、これからの季節のわが家の食卓が豊かになること間違いなし。いろんなアレンジを楽しみたいと思います。(編集長ホボ)

Omeza トークとは…
FYTTE 編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。

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