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2日連続風呂に入れなかったワーママが、いつも優雅な後輩に「最高の立ち居振る舞いとは何か」を考えてしまった話

  • 2024.6.6

先日、なんでもない平日。2日連続でお風呂も入らずに、

寝落ちしてしまいました

本連載の題名『今日も寝落ちです!』を裏切らない行為です。朝にはシャワーを浴びていますが…要するにどうやら疲れマックスのようなのです。今までも寝落ちはありました。でも、子ども達の誰かと一緒にお風呂に入らないといけなかったため、お風呂に入っていないということはまずなかった。喜ばしいことに三男も4歳になり、お兄ちゃん達と一緒にお風呂に入るようになってきました。湯舟だとちょっと怖いですが、暑くなってきたので最近はもっぱらシャワー。そうなると、私の出番は「三男くんお風呂出るよ~」という合図とともにバスタオルを広げ洗面所で待っているのみ。いや~ラクになった。嬉しい~。離乳食も作らなくてもよいですし、子ども達の口に毎回スプーンで「あーん」なんてなし、それぞれ勝手にトイレに行ってくれます。長男~三男まで6歳離れているため、この10年は誰かが乳幼児だった時期がほとんど。目が離せなくて家で起きている時間は常に子供を見張っていました。やっと『おチビちゃん』を卒業したかな~というところです。でもちゃーんと次の試練?がやってくる。

仕事の過多と長男の中学受験、夫の社畜返り咲き

夫は数年前に転職し、この春から配置換え。超絶ハードになり始めました。見事に社畜街道まっしぐら。週に2日くらいは23時ごろに帰ってきます。お願いして何とか早めに帰ってきてくれる時もありますが、それでもフツーの人と同じくらい。私はワンオペで3人子供いて、フルタイムで働いて、自らの仕事はハードでその上、中学受験って…苦行過ぎる。足りない。家に大人がたりないんです。今週も来週も出張と比較的大きな研究発表会がありますし、現在この記事は東京出張中に書いておりまして、6月下旬もあちこちに出張です。しんどーー自らの老いも重なり、なんか疲れが取れない。今まで、子どものこと・仕事・家・日常のタスクについて『やるぞー!』もしくは『頑張ったら何とかなる』で行ってきました。ただそのマインドでは太刀打ちできなくなってきました。踏ん張れなくなっていると言いますか。正直、老いもきています。20代や30代の皆様、老いというのはジワジワ、確実にきますぞ。そんなバタバタ騒々しい私が注目している、いつも心を平穏に保っている『後輩』の話をしても良いでしょうか。どうぞどうぞ。ありがとうございます。(一人二役)彼女は私とは10歳以上年齢が離れています。一回りどころではなく15くらい違います。気が利いて、仕事を頼んでもサラっとこなしてくれます。それでいて、良い意味で存在感がとってもあるわけではない。彼女のモットーというか、人生に大事にしていることは、

『淡々と目立たず』

らしい。いや、でも出来る子なのよ。サラッと結婚してサラッと子どもを産んで、特に男尊女卑が強いザ・ジャパンの組織に文句を言うわけでもなく、リーダー的な目立つ存在でもなく、無理せず自分のペースで働いています。こういう子はハイスぺと結婚するもので、夫は、はいはいよく存じ上げておりますという大手にお勤め。.配偶者について言及するわけでもなく、もちろん自慢なんてしない。結婚した時も「もうすぐ結婚するんです.。式は親族だけで…」程度に周囲に話していて、とっても落ち着いていました。私も、たまたま立ち話の流れで夫婦の馴れ初めや働く環境を聞いただけであり、誰かに「あの子の旦那、○○に勤めているらしいよ」とか耳にしたわけでもない。あくまでも、いつも穏やか。彼女は評判もいいとかそんな生易しいものではなく、

評判にすら上がらない

『便りがないのが良い便り』と同じ。みていると、噂にもならないのが最高の立ち居振る舞い術だと思うのです。そんな彼女をちょくちょく観察する私。先日、ちょっとした発見をしたので聞いておくんなまし。ある朝。私はとーっても急いでいました。家を出る前に準備でバタバタしてしまたのです。その日は朝片付けることが多すぎて、あれこれ対応していたらどんどん時が流れてしまい、明らかにいつもよりも遅い電車に乗ってしまった。会社には始業の25~20分前には着いていますが、このままでは15分~10分前くらいになりそう。マズイ。いや、誰に咎められる訳ではないですが、何だか居心地が悪いと言いますか。ギリギリに出社することに慣れていないので無駄に慌てると言いますか。駅から会社まで競歩のように歩く私。テクテクテクテク結構な数の人を追い抜かし、前へ前へ進みます。よし。半分まできた。そんな時、彼女を見かけました。へーーーこの時間に歩いてるんだ。ちょっと意外。話しかけようかな。でも、もう時間もないし迷惑かな・・と思っているとフッと彼女がコンビニに入ったのです。

えっ、時間大丈夫?

私はそのまま会社に向かいました。いつもよりも遅いことに焦ってしまうタチなので。しかし、彼女はコンビニへ。なんなら優雅に入っていきました。私は早足で自分の席に向かい、いつものように朝のルーチンを行います。オフィスの隅の方で、9時の始業まで英会話の勉強を始めるのです。でも、内心彼女が間に合ったのかドキドキしていました。記憶が正しければ、朝短勤務ではなかったハズ。私もまぁまぁギリだったんだけど。大丈夫なのかな?始業時間になって間もなくのこと。たまたま廊下ですれ違った彼女は、汗をかいている訳でもなく、いつものあの感じのよい笑顔で「ぽにさん、おはようございます」と言っていました。うん。あなた、遅刻ギリギリでも余裕な雰囲気を醸し出していたのね。

天才じゃない?

片や、私は小さいことを気にしてしまい、大局を見れていないことがしばしばあります。時間にさえ間に合い、サラッと業務をスタートすればそれでいいんです。そして彼女は『何時に来ているのか』も悟らせない、絶妙なタイミングで出社しています。目立って遅すぎるわけでもなく、アウトなラインでもない。なんかね、自分のマインドを少し変えようと思いました。抜く時は抜いて、ここぞ!は精いっぱいやる。でもここぞ!ってそこまでの頻度であるわけではなく、抜くと言っても誰かに「あいつ手を抜いてるな~」と悟られるような感じではダメ。上手に目立たずにさりげなく。組織では目立ったり露出が多い方が得する時があります。いるな~やってるな~と思われた方が評価もされやすい。でもそれは時代錯誤かもしれません。これからは『目立たない』それでも『感じよく』という戦略で最低限で会社と個人とが付き合う。その方が、お互いストレスも感じず、長きに渡り付き合っていけるのかもしれません。会社に評価を期待するのも疲れました。今まで『どうアピールする?』と考えていましたが、自分自身の所作を見直すのもアリだな。と思い始めています。ではまたです。

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