1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「ダラダラ付き合うのは時間のムダ…」年下彼氏に「結婚を意識させる秘策」

「ダラダラ付き合うのは時間のムダ…」年下彼氏に「結婚を意識させる秘策」

  • 2024.6.6

ananwebの公式Instagramには、恋愛や夫婦生活に関するさまざまな悩みが寄せられています。今回は、2歳年下の彼氏と早く結婚したい27歳女性のお悩みを、恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニストの三松真由美先生が解決!

彼と結婚したいけど、彼が若すぎる問題

【レスなひとびと 番外編】vol. 57

「ニッポンでは何歳で結婚するのが平均なんすか」。この質問は愚問です。多様性やら個性が重視される時代に、何歳までに結婚すれば偉いとか成功者とか勝ち組とかいう価値観はありません。

厚生労働省が発表した婚姻統計の結果などガチで見るのは社会学者さんだけ…でもないかもしれません。ちょっとだけ気になるひとはいるでしょう。

女性はキャリアアップのため昭和の頃よりは晩婚化しているけれど男性はどうなの?
2022年の初婚同士の結婚では、男性平均は31歳。でも男性の結婚年齢でいちばん多かったのは27歳ですと! 結婚を先延ばしにした(モテなかったのかもしれん)高齢男性が平均値を釣り上げたと推測できる。

20代で結婚しているタレントさんとか思い浮かべてみましょう。片寄涼太さん、賀来賢人さん、眞栄田郷敦さん、菅田将暉さんなどなどいるいる。

今回の悩みびとさんは若い彼氏さんと結婚したいけれど、「若すぎるかなあ」とモヤっています。

今回のお悩み

私(27)、彼(25)です。今はまだ付き合って3か月ですが、私は早く結婚したい。彼が大好きなのはいちばんですが、私の年齢的なこともあります。
でもまだ付き合って3か月ってことと、今現在お互いが中距離程度離れた場所に住んでおり、すぐに同棲というわけにもいかず…。
一応相手には付き合う前に「あんまりダラダラ付き合うつもりはない。先を見据えた付き合い方がしたい」という話をして「わかった」とは言ってくれてますが、まだ彼は若くそんなに結婚っていうのを急いでいないと思います。

私の願望は1年経ったら同棲して、2年以内には入籍したいです。ただ3か月しか付き合ってないのにその話をするのも重いと思うのですが、どうしたら私の願望を相手にそれとなく伝えられるでしょうか。それを絶対に実行して欲しいというわけではないのですが、一応私の考えとしてという感じに伝えたいです。

結婚は年齢じゃないし、交際期間も関係ないので、二人で納得したならいつでもどうぞ。そう言えばこの前、Abemaプライムで『交際ゼロ日婚』について討論したなあ。

とは言えですよ、相談者さんが気づいているように彼氏さんの考え方しだいで「このおねえさん、重いわ」と感じ取られるかもしれない。1年後に同棲、2年以内に入籍との目標設定系女性を「将来のことをまじめに考えていて頼りがいがある」「しっかりものの妻になりそうで安心」と思うか「一人でなんでも決める拘束女」ととらえるか、そこはもう二人の関係性の問題です。

マッチングアプリ登録の目的も「結婚前提」「不特定多数のゴハン友達」「ヤリ」と様々なので、1回目のマッチデートでさりげなく察知する技術を身につけたほうがいいです。

ちょっとゴハンしてみて、感じよかったら結婚まで進んでもいいかなという「ふわっと」系も多数派です。相手が「ふわっと」系だなと察したら、将来設計話をデートのたびにチョイ出ししていくようにしてね。「将来は野菜畑作りたいな」とか「お仕事ずっと今の会社で続けたい?」とか小出しに。

ふわっと2年も付き合って、エッチしてるのに「新しいアプリでほかの人とマッチしたんでもう会わない」なんて悲しい展開になったら、あなたの人生荒れてしまう。

相談者さんが、しっかりものの彼女と捉えてもらえるか、重い彼女と思われて引かれてしまうか、彼の様子を観察してみてくださいね。

「ダラダラ付き合うつもりはない」なんて彼氏に言い切るなんて、かっこいいです。クールビューティー好きなひとなら、「ぼく、付いていきます!」と即決結婚決まりそうですが。

※参考
厚生労働省 令和4年(2022)人口動態統計月報念系(概数)の概況 PDF 17ページ
https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&opi=89978449&url=https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai22/dl/gaikyouR4.pdf&ved=2ahUKEwjb26K2xp2GAxWWbvUHHRP_A88QFnoECBEQAw&usg=AOvVaw2RtGyTbZz7-2H6QZp6vffc

三松 真由美
恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。

©YannAdobe Stock

文・三松真由美

元記事で読む
の記事をもっとみる