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給料はコスメや服に消えていく、、、【見栄の塊だった私】→「節約上手な先輩」の言葉で目が覚めた!

  • 2024.6.6

周りから褒められたくて買い物がやめられない……まるで見栄の塊だった筆者の友人。そんな彼女は、先輩のある言葉で浪費癖が治ったといいます。 友人から何があったのか、当時の話を聞きました。

画像: 給料はコスメや服に消えていく、、、【見栄の塊だった私】→「節約上手な先輩」の言葉で目が覚めた!

キラキラしていた独身時代

独身時代は、有名企業でバリバリ働いていた私。短大卒だったこともあり早く就職したので、当時は周りの友人たちよりもお金がありました。

私の趣味はショッピング。給料が入ればすぐに百貨店へコスメや服を買いに行っていました。ちなみにボーナスはブランドバッグに変わります。

「いつも頑張っているんだから、これくらいご褒美よ」

買い物をするたびに、幸福感を感じていたあの頃。それでも友人達から「今日もオシャレだね!」「こんな高いバッグ買えてうらやましい」などと褒められるのがとても嬉しかったんです。

専業主婦になった今

その後、結婚し寿退社をした私。周りで一番に結婚した私は、正直勝ち組だと思っていました。その数年後、子供を出産し、本物の幸せを手に入れたかのように思えました。

しかし、私は結婚後にストレスを抱えていくようになります。家庭を持ったことで、自分のためにお金を使うことが難しくなったからです。

数か月に一度会う独身の友人たち。流行のファッションに身を包んだ彼女たちがうらやましくてたまらない。さらには「結婚してからなんか変わったね」と言われてしまう始末。

私は友人たちと自分の身なりを比べるようになり、再び結婚前の貯金から服やコスメを買うようになっていったのです。

節約上手な先輩の言葉

「ということで、私、買い物依存症なのかもしれません」

このままではいけないと思った私は元職場の先輩をランチに誘い、悩みを聞いてもらうことにしました。

「友人たちと差がついていってしまうような気がして怖いんです。それに独身の頃のキラキラした自分が忘れられなくて……」

先輩はずっと私の話に相槌を打ってくれました。

「〇〇ちゃん(私)、買い物して一番楽しい時っていつ?」

「買う時ですね」

「買うのは一瞬。褒められるのも一瞬。そのためにお金を費やすのはもったいないと思わない?」

実はママでもある先輩の趣味は節約。それが高じて、主婦向けの雑誌に取材されたこともあるほどの節約上手なのです。

「自分の体はひとつだけ。それにたくさんものを持っていても心は満たされない。ものに振り回される時間ももったいないでしょう。お友だちだって家庭を持てば、流行を追い続けることにの難しさに気づくと思うよ」

先輩の言うことはもっともでした。周りに褒められたいという見栄のために、お金を使うのはもったいない。私はA先輩の言葉で目が覚めました。

価値観は人それぞれです。コスメや服が大好きで、それにお金を使う人を否定したい訳ではありません。

ただ、お金には限りがあります。買い物の際は、自分にとって本当に必要なものなのかをよく考えてから買うようにしたいものですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:花澤ひかる

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