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「レトルトなんて手抜きよ!」【手作り離乳食しか認めない姑】→ レトルトをゴミ箱に捨て、なんと!?

  • 2024.6.6

忙しい時や緊急時など、子供を親族に預かってもらえたら助かりますよね。ただ、その一方で心配が尽きないという話もあります。今回は筆者の知人Aさんから聞いたエピソードです。姑に赤ちゃんを預けたときに、カチンときたことがあったそうで……?

画像: 「レトルトなんて手抜きよ!」【手作り離乳食しか認めない姑】→ レトルトをゴミ箱に捨て、なんと!?

体調不良で病院へ

Aさんは生後10ヵ月の赤ちゃんのママです。ある日、体調を崩したAさんは、どうしても病院に行かなければならなくなりました。

夫は仕事を抜け出すのが困難。さらに自分の親は遠方に住んでいることから、車で20分ほどの所に住む姑に赤ちゃんを預けることにしました。

その際に、「離乳食はこれをあげてください」と姑に市販のベビーフードを手渡したAさん。受け取った姑は、なぜか一瞬ムッとしたようにも思えましたが、「分かったわ。いってらっしゃい」とAさんを送り出してくれました。

なぜかベビーフードがゴミ箱に

「お義母さん、ちゃんとご飯あげてくれているかな?」

初めて赤ちゃんと長時間離れるAさんは、赤ちゃんのことが気になって仕方がありません。Aさんは病院が終わると、急いで義実家に戻りました。

すると家の外からでも聞こえる位、「うわ〜ん」と泣きわめく声が……。Aさんが心配して家の中に入ると、姑は赤ちゃんを放っておいて1人でテレビを見ていました。そして、Aさんはゴミ箱の中に捨てられた未開封のベビーフードを見つけたのです。

Aさんが姑にどういうことかと尋ねると、姑は「あんなもの食べさせるわけないでしょ。ベビーフードなんて手抜きよ! 赤ちゃんがかわいそうでしょ!」と声を荒げました。

さらには「私が作ったおかゆを全然食べないのよ! レトルトばかりあげているから、手作りのものを食べなくなるんだわ」とAさんにこれでもかと嫌味を言ってきたのです。

嫁姑関係は冷戦へ

ご立腹の姑の横でワァンワァンと泣き叫ぶ赤ちゃん。とてもお腹が減っている様子です。

「手作りかどうかよりも、空腹を訴える赤ちゃんを放っておいてテレビを見ている方が酷いですよ! もうお義母さんには子守をお願いしません。今日はありがとうございました。失礼します」

Aさんはこう姑に言い残し、義実家を後にしました。それ以後、姑に赤ちゃんを預けるなんてもってのほか。連れて行くことすらやめたといいます。姑はAさんに不満しかないようですが、Aさんは完全に姑を無視しているそうです。

離乳食に対する価値観は人それぞれです。なるべく手作りのものを食べさせたいという気持ちはわかりますが、ベビーフードは絶対にダメと決めつけ、勝手に捨ててしまった姑はあまりに勝手ですよね。自分の固定概念を押し付けるのはほどほどにしないと、嫁姑関係は壊れてしまう。その典型的な出来事だと感じました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:花澤ひかる

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