こんにちは!リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです!福岡に来て5年目に入りますが、楽しみにしているこの季節がやって参りました~!福岡市および近郊の和菓子屋さん19社(31店舗)で2024年5月15日(水)~7月31日(水)限定で買える和菓子を買いに、今年はこちらのお店を訪れてみました。
中央区との境くらい、筑肥新道から車で5分程、南下した所にある「和菓子処 清致庵」(わがしところ せいちあん)という和菓子屋さんです。
地元に愛されて♪
こちらのお店は創業42年。現在は京都、老舗和菓子店での修行を経た後、2代目の尾方清隆さんが店主を務めています。今まで全国色々な所で(私の出身地仙台の百貨店でも♪)出店したり、店主は和菓子の講師として製菓専門学校でも教鞭に立ったり、和菓子教室を開くといった経験をお持ちとのことで、期待も高まります。
これは珍しい♪
和菓子を見てみる前に、まず気になったのが入口のところにある、こちらのコーナー。自分で好きなレコードをセットして聴くことができるんです♪昔懐かしの音を楽しんでもらえたらな、という店主のお心遣いにワクワクです。
懐かしい~♪
オリジナルの和菓子♪
それでは和菓子を見てみましょう!夏と言えばこれ!水まんじゅうです。もう少ししたら、レモンといちごの餡も出るそうですよ。
自家製餡のこしあんで作る「水ようかん」や、ふんわりしっとりした「ブルーベリーあわゆき」。
「わらび餅」はたっぷり入っていますね。
小さな桃を蜜で煮たものが入っているという、可愛らしい「もも大福」
「紫陽花餅」の美しさにうっとりです。
羊羹を薄焼きクッキーで挟み仕上げた、新食感の羊羹「博多らんまる」は、色々な味がありますよ。
名前もチャーミング♪
もちもち食感のどら焼き生地に、特製のしっとりつぶ餡を挟んだという「博多どらくるり」はネーミングも魅力的です。
博多水無月です!
お待たせしました!こちらが期間限定の博多の和菓子「博多水無月」です。博多水無月の製造上のルールはたった一つ「わらび粉と小豆を主原料として笹で巻く」というものだそうです。ですから19社それぞれが、オリジナルの商品を販売しているんですよ。
各店特徴があるのですが、こちらの水無月は、透明感があり、氷室の氷をイメージしたものです。邪気払いの意味がある小豆もきれいに見えますね。 早速笹を開いてみると、ご覧の通り!キラキラしています。黒文字を入れると、もっちりした感覚が手に伝わります。食べてみたら、想像以上にもちっ♪幸せ~。
「水無月を食べて、おいしく暑さをしのいでください」と店主の尾方清隆さん。
博多の皆さんは勿論、県外の皆さんも7月末までのチャンスを逃さないで、水無月を召し上がってくださいね。
和菓子処 清致庵 (わがしところ せいちあん)
福岡市城南区友丘2-3-5
092-864-2736
9:00〜17:00 ※都合により休業する場合あり
定休日 水曜日
駐車場:4台