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「日常に潜むいい人」に共感の嵐、SNSで話題の展覧会が大阪で

  • 2024.6.6
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商業施設「心斎橋PARCO」(大阪市中央区)にて、SNSで話題の全国巡回展『いい人すぎるよ美術館+切ないすぎるよ博物館』が6月22日より開催される。

■日常に潜むいい人たちの姿に「あるある」と共感の嵐

『いい人すぎるよ美術館+切ないすぎるよ博物館』開催時の様子(写真は過去開催の池袋会場)

同展を手掛けるのは、クリエイティブディレクター・明円卓(みょうえん・すぐる)さんを中心としたチーム「entaku」。明円さんは大阪・梅田の「HEPFIVE」(大阪市北区)のゲームセンター裏に隠されたノンアルコールバー「JANAI GAMES(ジャナイゲームス)」や、「店員が自分の友達」という設定で接客される飲食店「友達がやってるカフェ/バー」(東京都渋谷区)などをプロデュースするヒットメーカーでもある。そのユニークなコンセプトはZ世代を中心に人気を博しており、TikTokをはじめとするSNS上で話題となっている。

そんな明円さんが主宰する「entaku」はこれまで数々の企画展や体験の場を生み出しており、2023年6月に「集合写真で中腰の人」や「電話なのにお辞儀してる人」など、日常に何気なく潜む「いい人」たちをイラストや言葉で表現して集めた『いい人すぎるよ』展が初開催されると、チケットは即完売に。同年10月には、日常に溢れるちょっとした嫌な瞬間を集めた『やだなー展』が合わさった『いい人すぎるよ+やだなー展 2nd Season』が開催され、2万5000人の動員を記録した。

■フィナーレは大阪会場、日常の切ない瞬間を集めた新規展示も

日常の「あるある」に来場者から共感の嵐が起こる一方で、「地方でも開催して欲しい」という声が多数寄せられたことから、今回パルコとタッグを組んでの全国巡回展が決定。2023年11月から巡回展がスタートし、1会場目となる東京・池袋では12日間で1万6千人を記録。続く名古屋、福岡、広島、札幌を経て、今夏に大阪でフィナーレを迎えることになる。

日常の切ない瞬間が集められた『切ないすぎるよ博物館』の展示風景(写真は過去開催時の池袋会場)

本展は、これまでの展示内容がバージョンアップされた『いい人すぎるよ美術館』に、新規展示企画『切ないすぎるよ博物館』が合わさって開催される。会場では写真やイラスト、オブジェによって日常の一コマにスポットライトが当てられており、後者の『切ないすぎるよ博物館』では「買った服が、セールで売れ残っている時」や「ライブ配信の電波が悪くて、大好きなタレントがすごい表情で固まってしまった時」など、日常の切ない瞬間が集められているという。

期間は6月22日から7月7日で、時間は朝10時から夜8時まで(最終日は夜6時まで、入場終了は閉場30分前)。料金は1500円(小学生以下無料、ただし保護者の同伴が必要)。前売券(入場時間指定あり)はイープラスにて販売中で、入場枠に空きがある場合は会場にて当日券が販売される。

『いい人すぎるよ美術館+切ないすぎるよ博物館』

期間:2024年6月22日(土)〜7月7日(日)
会場:PALCO GALLERY(大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-8-3 心斎橋PARCO 14F)
時間:10:00〜20:00(入場は閉場30分前まで、最終日は18時閉場)
料金:1500円(小学生以下無料、ただし保護者の同伴が必要)

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