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「使いかけのからしのチューブが2本」貯蓄できない家の冷蔵庫、特徴3選

  • 2024.6.6
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「使いかけのからしのチューブが2本」

貯蓄できない家の冷凍庫には、いくつかの共通点があります。

今回は、元銀行員としてさまざまな家庭のキャッシュフローを見てきた筆者が、貯蓄できない家の冷凍庫に見られがちな特徴を紹介します。

■特徴1 使いかけのからしのチューブが2本

「使いかけのからしチューブが2本ある、1本は賞味期限が切れてた…」

割引をみるとまだあるのに買ってしまう人、いないでしょうか?

「今を逃したら損をする」という心理が働くのかもしれません。しかし、買いだめは貯蓄の妨げになります。

なぜなら人は、ストックが多くあると思うと、使い過ぎてしまうからです。

貯蓄が上手い人の冷蔵庫には、瓶詰めや調味料が少ない傾向にあります。

特に調味料はなくなったら即困る、ということはあまりないので「なくなったら買う」というスタンスを徹底しているようです。

■特徴2 冷凍庫の収納が雑

「あれこないだグラム99円の豚肉買ったはずだけどどこだろう、まいいやまた買おう」

なんでもかんでも買ったら雑多に冷凍庫に押し込んで、どこに何があるのか、結局なにがストックされているのか不明な状態になっている家、ないでしょうか。

「貯蓄上手=収納上手」

これには定説があります。

ボックス・ケース、タッパー・小分けケースを使う、物をねかさず立てる収納にする、こういった工夫でどこに何があるのか一目でわかる状態になっています。

■特徴3 保存方法に統一感がない

ー鶏肉をラップにくるんでそのまま入れてるかと思いきや、カレーの残りをいれた弁当箱2つ分の大きなタッパーがななめに放り込まれているー 保存方法に統一感がないことも、貯蓄できない家の特徴です。

何をいつ冷凍したのかわからず、無駄になることもあるでしょう。

貯蓄上手な人は、限られた食材を最大限に活用するために、冷凍庫を賢く使いこなしています。冷凍庫内を、肉類、魚介類、野菜、加工食品など、カテゴリーごとに区分けし、それぞれ定位置を決めて収納します。

■コスパの良い食材4選

物価高対策に繋がる、コスパ抜群の食材を紹介します。栄養バランスを意識した調理法も紹介しますのでぜひ活用してください。

お金も大事ですが、何より大切なのは健康です。コストを抑えて美味しいご飯を楽しんで、心も体も満たされる生活を送りましょう。

●もやし

食卓の救世主のもやしは、価格が安く安定していて、いつでも購入しやすいのが魅力です。さっとゆでたもやしに鶏がらスープの素・しょうゆ・ごま油を混ぜて、最後にごまを振りかけるだけで、ナムルができます。

さらに、キュウリ・トマト・ツナ・お酢を混ぜてサラダ風にするのもおすすめです。

また、少量のお肉でも、もやし炒めの上に乗せるだけで、お店の料理のような盛り付けになりますよ。

●豆腐

豆腐も価格が安定していて購入しやすく、お肉の代用もできておすすめです。

ハンバーグやチキンナゲットの肉だねに豆腐を混ぜてかさ増しするのがおすすめです。

節約できるだけではなく、ヘルシーになるので健康面を考えてもおすすめです。

●鶏むね肉

鶏むね肉も使いやすい食材です。

大量購入したものに下味をつけ、小分けにして冷凍保存しておけば、焼くだけで一品でき上がります。

下味は酢としょうゆで揉みこむだけでも十分美味しいですが、味噌とマヨネーズで揉みこんだり、青じそとレモンを振りかけたりなど、さまざまなアレンジができます。

●キノコ類

キノコ類は冷凍するとうまみが増すと言われています。

そのため、安い時期に大量に購入して、冷凍保存するのがおすすめです。

冷凍したキノコは、みそ汁や鍋、スープ、炒め物など万能に活用できるので、「少し食材を増やしたい」ときに入れるのをおすすめします。

文・勝目麻希(ファイナンシャル・プランナー)
新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。転職・結婚・出産を経て一時は専業主婦になったが、自分の金融知識や実務経験を活かしたいと独学でライターの道へ。現在はファイナンシャルプランナーの知識を活かして金融系メディアを中心に執筆。

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