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英国BBC放送「盲目の人が困っていたら?」助けたのはいずれも日本人

  • 2024.6.6
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出典:ぎゅってWeb

イギリスの放送局が行った「盲目の人が困っていたら」という実験番組

英国BBC放送が、視覚障がい者の人の生活上の困難を非障がい者の人にも知ってもらうという目的のもと、街中で視覚障がい者の人が困っていたら市民はどのような反応をするか?といった実験を行いました。

視覚障がい者の人が横断歩道を渡れずに困っていた時に、ロンドン市民の誰かが助けてくれるかという実験に対して、忙しいからか助けるような行動に出る市民は現れませんでした。

最初に助けたのは「日本人の留学生女性」だった

困っている視覚障がい者の人に一番最初に声をかけて助けたのは、日本の留学生の女性でした。声をかけて視覚障がい者の人の腕を持ち、ゆっくりなペースで横断歩道を渡ります。

実験後、制作チームが声をかけて助けた時の気持ちなどを取材すると、「日本では、高齢者や体の不自由な人に配慮するような文化があり、それをそのまま行動しただけです」と言ったとのこと。

別の場所で2回目の実験を行った際に助けたのも「日本人」だった

更に制作チームは別の場所で2回目の実験を行ったのですが、1回目とケースを変えて、視覚障がい者が横断歩道で道を渡っている最中に信号が変わり、車が出発するときに道をふさいでしまうという更に危機的で困難な状況です。

実験を開始後、すぐに自転車に乗っていた男性が急いで自転車から降りて、その実験者に近づいて「信号が変わって危険な状況です、お手伝いしてもよろしいですか?」と尋ねて、危険を回避しました。危険な状況に迅速に駆けつけるだけなく、非常に礼儀正しい態度で実験者に接したこの男性も、1回目と同様に「日本人」だったのです。

幼少期に教わる「弱者を助け思いやりを持って接する」という日本の文化

このエピソードを聞いた時に、私は本当に日本を誇らしく思いました。日本では幼少期から高齢者や体の不自由な人を助けるという文化が浸透しているすばらしい国だと思います。

電車で優先席などの考え方もありますが、例え優先席ではなかったとしても「こちらに座ってください」という光景をよく見かける日本という国は、小さい頃から「弱者を助け思いやりを持って接する」ということを教えられているからなのだと思います。

私もこの考え方を持って行動したいと思いますし、子どもにも絶対に教えたいと強く思います。

さいごに…

近年の日本社会は、経済や政治など非常にポジティブなニューストピックスがあまりないように感じますし、出生人口も年々減少傾向で海外への移住人口も増加しているという話もあります。

ですが、私は日本はまだまだすばらしい文化や国民性を持ち合わせている国だと信じています。そんな良き文化を子どもたちにもしっかり伝えていきたいです。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

<ぎゅってブロガー/浅田伊佐夫>

4歳(女)1歳(男)。40歳、広告代理店勤務のサラリーマンです。2020年4月長女誕生時に6ヶ月、2022年8月長男誕生時に10ヶ月、合計16ヶ月の育休を取得し、育児の素晴らしさと大変さを体感。「男性が当事者として育児をするのが当たり前の社会」を目指して、父目線の育児ブログを発信中。

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