1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 【今日の一養生 6月6日】ツボを通して自分と会話をしましょう:漢方養生で毎日上々!

【今日の一養生 6月6日】ツボを通して自分と会話をしましょう:漢方養生で毎日上々!

  • 2024.6.6
  • 1555 views

少しずつ積み重ねていくことで、体も心も健やかになれるだけでなく自分を好きになれるのが漢方養生。
漢方養生とは春夏秋冬、朝昼晩、自然に沿った暮らしをすること。
山梨県で鍼灸院を営む夫婦のユニット、moxies(モクシーズ)さんに教えてもらいました。
毎日更新しますので、琴線に触れるものがあれば実践をしてみてくださいね。

6月6日 ツボを通して自分と会話をしましょう

効果を感じられるからこそ、2000年以上も使われて続けてきたツボ。
日本の国家資格であるはり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師は、ツボを刺激し、体のバランスを整える治療を行っています。
今日は、みなさんがご自身でツボを利用するための方法をお話しします。

「ツボをおさえている」は、「ものごとの要所や勘所をしっかりつかんでいる」という意味の慣用句にもなっています。
ツボを的確に刺激し、毎回効果をしっかりと出すのには、熟練した技術が必要になります。
特に、初めての方や、セルフケアでは効果があまり感じられないという方も少なくないかもしれません。 しかし、焦らず続けてみてください。
ツボ押しが上手になっていくことは、日々の養生にプラスになります。
でも、何より大切なことは、日ごろからご自身の体に触れ、変化を感じていくことです。 同じツボなのに、今日は硬い、柔らかい、気持ちよい、痛いなど、ご自分の状態に気づけることが、養生家への大事な一歩になります。

ツボ押しするタイミングは、いつでも構いませんが、お風呂の後など、ご自身がリラックスし、体に専念できる時間が一番よいでしょう。
明日は、胃腸の調子を整える足三里(あしさんり)というツボと、効果を出すために大切なポイントを紹介しますので、ぜひご自身でもツボ押しを養生にとり入れてみてください。

今日もよい一日をおすごしください。

PROFILE
moxies(モクシーズ)/2014年結成の鍼灸師のユニット。山梨県と長野県にある鍼灸院での治療を主軸にお灸のセルフケアワークショップや勉強会などを不定期に開催。手軽にセルフケアをできるお灸アイテムの開発や漢方薬局とコラボした漢方茶の制作、古材を使用したよもぎ蒸しスツールの開発など、精力的に活動している。

edit:Nao Yoshida illustration:moxies
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください

元記事で読む
の記事をもっとみる