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不妊治療をあきらめ、夫のがん治療を優先した妻。それでも心の中に残る「もし欲しくなったら」

  • 2024.6.5
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この物語は、著者・海原こうめさんの読者さんの体験談。主人公・シカさんは不妊治療中でしたが、夫ががんになってしまい状況が一変します。夫の命が何より大事だと思いながらも、子どもを望む気持ちを捨てられないシカさんが自分なりの答えを見つけるお話です。子どもがほしいかと医者に聞かれ、シカさんが「いりません」と即答すると夫は...。『不妊治療中にがん告知されました』7話をごらんください。

夫が不妊治療について罪悪感を抱えることなく治療に専念できるよう、子どもは希望しないと医者に即答して見せたシカさん。夫の前では明るく振る舞いますが、子どもがほしいと不妊治療に励んでいた気持ちを簡単に切り替えられるのでしょうか。

夫婦で導き出した幸せのかたち

このお話は、不妊治療中に夫ががん告知を受けた夫婦のエピソードを漫画にしたものです。30歳を目前に不妊治療を始めたシカさん。そんな矢先に、夫に大腸がんが見つかります。

「子どもがいる」「結婚をしている」「お金がある」…「幸せ」に対する指標は人それぞれ異なります。何かを諦めることで、失う悲しみがあるかもしれません。ですが、選択肢を「諦める」のではなく、自分で「選んだ」と思えるのであれば、気持ちの向き方や歩み方も違ってくるのかもしれません。

様々な葛藤を抱きながらも、2人で生きる道を選んだシカさん夫婦。『不妊治療中にがん告知されました』は、一瞬一瞬を大切に思いあいながら支え合う夫婦の姿から、「幸せ」のかたちについて考えさせられるお話です。

著者:ママリ編集部

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