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父「ウチの墓を守らねば!」子どもたちはウンザリ → さらに【父の裏切り】で、母は大激怒!その結果?

  • 2024.6.5
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友人A美の父の口癖は、「我が家の墓をちゃんと守らないと」。ところが、家族はこの言葉に昔から縛られ、それぞれに思うところがありました。そんな時、父の裏切りが発覚し……? どこのご家庭でも悩ましい「お墓問題」、A美から聞いた話をご紹介します。

画像: 父「ウチの墓を守らねば!」子どもたちはウンザリ → さらに【父の裏切り】で、母は大激怒!その結果?

父の口癖

A美の父の口癖は、「我が家の墓を守り続けよう」でした。
実家のお墓は、中部地方のある田舎に長い間あったものを、父の代になって近くに作り直しました。約3年前に亡くなった祖母は、そこで眠っています。

幼い頃から父の口癖を聞かされ続けてきたので、子どもたちはうんざり。
特に、「家を継ぐ」ように言われ続けてきた長男は、大学受験を機に、早々と家から離れてしまいました。
そうなると墓を守るのは、残されたA美姉妹に……? とヤキモキしていた頃。

父が不倫!

なんと、父の不倫が発覚したのです。
それ以来、両親の仲はすっかり冷え切ってしまいました。
さらに、父に愛想を尽かした母が「お父さんと同じお墓には入りたくない。実家のお墓に入る」
と言い出したのです。
母の言い分に、何も言い返せない父。母の望みももっともだ、と子どもたち。
そうこうするうちに、A美と妹は2人とも結婚して家を出たのでした。

墓守は誰が……?

A美の嫁ぎ先は、親戚の事情が複雑でした。
そこでは今のところは、義両親もA美夫婦もお墓には入らず、お寺で永代供養をお願いする予定です。
実家の墓は父一人が「墓守」に意固地になっていますが、時代は移り変わっていきます。
お墓を守りたい父の気持ちもわかりますが、もう近い将来、お墓なんて必要なくなる時が来るかもしれません。
昭和な父だけが取り残されてしまい、少々不憫ですが、今後も「お墓問題」ではモメることになりそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:田中つぐみ

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