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【シェフ脇屋の裏ワザ】とろとろ茄子と甘辛の挽き肉餡がフシギなほど絡む、絡む~!「肉末茄子」に挑戦♪

  • 2024.6.6

中華料理では、おいしさを引き出す下ごしらえとして“食材を高温の油に通す“工程があります。しかし、彩りを良くしたり旨味を閉じ込めるためとはいえ、お家で作るときは揚げ物をするのは極力避けたいもの。今回はそんなモヤモヤを解決します!大量の油を使わずに本格「肉末茄子」を作れる秘訣をYouTubeチャンネル『Wakiya YujiのYUJI CHANNEL』で紹介していたので、さっそく挑戦したいと思います♪



中華料理の巨匠「シェフ脇屋」が裏ワザを伝授!YouTubeチャンネル「Wakiya YujiのYUJI CHANNEL」。

今回挑戦する「肉末茄子」とは、“ルーモゥチェズ“と読む中国料理のこと。中国語で、ルーモゥ=ひき肉、チェズ=なすのことをいうのだそうです。そして、その肉末茄子をお家で簡単に再現できるレシピを教えてくれているのが、中国料理の超有名シェフである「脇屋 友詞」さん。シェフ脇屋のYouTubeチャンネルでは他にも「おうちチャイニーズがびっくりするほどグレードアップ!」する裏ワザが披露されているのです。

シェフ脇屋直伝!「肉末茄子」に挑戦♪

まずは材料から。





【材料】
なす…3本
豚ひき肉…100g
長ねぎ…小さじ1(みじん切りの状態の時)
しょうが…小さじ1(みじん切りの状態の時)
にんにく…小さじ1(みじん切りの状態の時)

(調味料)
太白ゴマ油…大さじ1
酒…大さじ2
しょうゆ…大さじ2
砂糖…大さじ2
オイスターソース…大さじ1
こしょう…少々(※今回は1つまみ使用)
ゴマ油…大さじ1

(その他)
薄力粉…適量(※今回は大さじ1使用)
卵…適量(※今回は1個半使用)
水溶き片栗粉…少々(※今回は大さじ2使用)
水…100ml

みなさんは、太白ゴマ油ってこ存じでしたか?よく見たり使っているゴマ油とは違い、香りのしないゴマ油なのです。実は、意識していなかっただけでスーパーにも置いてあることが多いので見てみてください♪

どんな秘密が⁈これで「あん」がよく絡むとろとろなすがお家でも作れる!

それでは、さっそく作っていきましょう!

1.なすの皮を剥き、縦に4等分に切る。長ねぎ、しょうが、にんにくをみじん切りにする。



太いなすの場合は6等分に!基準はありませんが、食べやすい太さがいいのではないかと思います。


長ねぎ、しょうが、にんにくのみじん切り

2.1のなすに薄力粉をまぶし、卵を溶いたものを絡める。



さっそくですが、こちらが今回の大事なポイント!高温の油で揚げる代わりに、薄力粉と卵液を絡めて煎り焼きにしていくことで、あんの絡みのいい柔らかなすが出来るんですって!

余分な粉は落としながら、卵液に絡めていきましょう。

3.フライパンに太白ゴマ油をなじませ、なすを焼き(フタをして弱火で1面2分ずつ)、焼けたなすはお皿に取り出しておく。



こんがりおいしそうなキツネ色になれば◎

4.3と同じフライパンでそのままひき肉を弱火で炒める。



5.ひき肉が白っぽくなってきたら1の長ねぎ、しょうが、にんにくと太白ゴマ油少々(分量外)をくわえ、更に炒める。



6.香りがたってきたら酒、しょうゆ、砂糖、オイスターソースを加えて煮立たせる。



甘くて風味のある香りが、すでにお店の味を連想させます♡

7.6に水、こしょうをくわえたら、一度沸かし少し煮詰めていく。



煮詰めることでコクが出るということです。


8.3のなすをくわえ、フタをして約2分煮たあと、水溶き片栗粉を回し入れ、なすにひき肉を絡ませる。



9.最後に、香りづけに太白ゴマ油適量(分量外)を回し入れたら完成♪



なすはとろ〜り♪甘辛コクのある味わいが口の中に満ちる幸せ♡



作っている途中から感じていたけれど、香辛料とか使っているわけではないのに、本格中華のお店で出てくる料理の甘い風味のある香りがしてきます。

食べてみると、なすがとろ〜り!風味もまるで“揚げなす“みたいです。ひき肉あんがまんべんなく絡みあっていて、今までただなすを焼いただけの時は確かにこんなに絡んでいたことはなかったと実感させられました。なすの旨味の水分と合わさりじゅわ〜っと甘辛いコクのある味わいが口の中に満ちていく!幸せを感じます。これは、ご飯も進む味!

シェフ脇屋の秘訣、大成功!とんでもない技を手に入れて大満足の「肉末茄子」でした。

みなさんも、この技で“おうちチャイニーズ“を“グレードアップ“させましょう♡

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