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Wanna One出身パク・ジフンと「二十五、二十一」チェ・ヒョヌクの友情が尊い学園アクション<弱いヒーロー Class1>

  • 2024.6.5
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「弱いヒーロー Class1」が「女性チャンネル♪LaLa TV」で6月6日(木)に放送開始! (C)Content Wavve Corp.
「弱いヒーロー Class1」が「女性チャンネル♪LaLa TV」で6月6日(木)に放送開始! (C)Content Wavve Corp.

【写真】パク・ジフン“シウン”逆上!イスを振り上げる…!

人気WEB漫画を映像化した2022年の韓国ドラマ「弱いヒーロー Class1<ノーカット字幕版>」がCS「女性チャンネル♪LaLa TV」で放送される(6月6日(火)スタート、毎週月-金夜10:00-10:45)。主演は、アイドルグループWanna One出身のパク・ジフンと、ドラマ「二十五、二十一」(2022年)でブレイクしたチェ・ヒョヌク。次世代ライジングスターがそろって作り上げた異色の学園アクションの見どころとは。

天性の頭脳を武器に “弱いヒーロー”の活躍を描く

原作は、韓国で連載中の人気WEB漫画「弱いヒーロー」。高校生のシウンは全校1位の秀才で、勉強にしか興味がない。だが教室内でまん延するいじめに我慢ならなくなった時、シウンは生まれつきの頭脳で彼らを打ち負かす。そして最後の一発を殴ろうとしたとき、運動神経抜群の同級生アン・スホ(チェ・ヒョヌク)が止めに入る。だが後日、シウンに打ちのめされた不良グループは報復のため、シウンを取り囲む――。

学園アクションものといえば弱き者たちが体を鍛え、強者に立ち向かうストーリーが定石だが、ジフン演じる主人公シウンは、腕っぷしが強いわけでも格闘技の覚えがあるわけでもない。体を鍛えるかわりに天性の頭脳をフル活用して最も効率的な勝ち筋を見つけ、強い相手を徹底的にぶちのめす。異色の“弱いヒーロー”なのだ。

一方、スホは天性の運動神経の持ち主。派手な飛び蹴りや、低い姿勢からサッと繰り出すパンチなど、一つ一つのアクションにキレがあってカッコいい。そのうえ曲がったことが嫌いな性格で、いじめを見かけるとさらりと止めに入るという、清々しいほどの好青年だ。そんな2人の間にひょんなことから絆が生まれ、不良ばかりが集う学校や地域を牛耳るアウトローたちを相手に大暴れしていく。

注目のMZ世代スター、パク・ジフン&チェ・ヒョヌク

W主演の2人は、ともに次世代をけん引する“MZ世代”のライジングスター。シウン役のパク・ジフンは1999年生まれの25歳。幼い頃から子役として活動し、2017年にオーディション番組「PRODUCE101 シーズン2」に出演。最終2位で期間限定グループ「Wanna One」として活動した。

2018年末でWanna Oneの活動が終了するとソロ活動を開始。歌手活動のほか、時代劇ドラマ「コッパダン~恋する仲人~」(2019年)の“イケメン仲人”コ・ヨンス役、“大学生版「ミセン-未生-」”と称された話題作「遠くから見ると青い春」(2021年)の秘密を抱えた大学生ヨジュン役などで、高い演技力を見せてきた。「弱いヒーロー Class1」では、もの静かだが怒ると我を忘れて相手に突進するシウンを強烈な個性で演じている。

「弱いヒーロー Class1」場面写真 (C)Content Wavve Corp.
「弱いヒーロー Class1」場面写真 (C)Content Wavve Corp.
「弱いヒーロー Class1」場面写真 (C)Content Wavve Corp.
「弱いヒーロー Class1」場面写真 (C)Content Wavve Corp.

一方、天性の運動神経の持ち主スホを演じたのは、2002年生まれの22歳、チェ・ヒョヌク。WEBドラマ「リアル:タイム:ラブ シーズン1」(2019年)で主演しデビューすると、「ラケット少年団」(2021年)ではバドミントン部のムードメーカーを明るく爽やかに演じ、「SBS演技大賞」新人賞を獲得。ブレイクのきっかけになったのが、キム・テリ&ナム・ジュヒョクの青春ドラマ「二十五、二十一」(2022年)だ。

夢と現実のはざまで葛藤する若者たちを描いた同作で、ヒョヌクはヒロイン・ヒド(テリ)のクラスメート・ジウンを演じた。ジウンは、明るい性格でヒップホップダンスやバンド演奏もこなす人気者。ボナ(宇宙少女)演じる同級生ユリムへの真っすぐな恋心も爽やかで、“7組のイケメン”と呼ばれ、視聴者に愛された。今作でも、そんなジウンに通じる爽やかなイケメンぶりが存分に楽しめる。

「弱いヒーロー Class1」場面写真 (C)Content Wavve Corp.
「弱いヒーロー Class1」場面写真 (C)Content Wavve Corp.

シウン&スホ&ボムソクの友達関係に癒やされる

そんな注目のライジングスター2人が演じる正反対なシウンとスホの友情が、本作の見どころだ。

勉強にしか興味がないシウンと、バイトに明け暮れて教室では居眠りばかりのスホ。はじめは接点がなかった2人だが、不良グループ相手にキレたシウンをスホが止めたのをきっかけに、変化が見え始める。止めに入ったスホに殴りかかったことを「ごめん」と素直に謝るシウンに、何事もなかったかのように受け入れて「それなら飯でもおごれ。じゃあな、また明日」と去っていくスホ。これを機に、自分以外の人間を誰ひとりとして受け入れようとしなかったシウンが、スホには心を開き始める。

そんな2人にもう一人、転校生のボムソク(ホン・ギョン)が加わって、3人の間にはぎこちないながらも友情が芽生えていく。シウンが不良グループに連れていかれるのを見て「助けに行かないと」とスホに助けを求めるボムソク。ケンカ騒ぎの後、「お前らのせいで遅刻したからバイト手伝え」というスホに、素直に応じるシウン。凸凹感いっぱいの3人で焼肉を囲む、ぎこちなくも和やかな時間に癒やされる。映画「潔白」(2020年)で「百想芸術大賞」映画部門新人賞を受賞した注目株ホン・ギョンも加わった3人の友情ケミにも注目だ。

「弱いヒーロー Class1」場面写真 (C)Content Wavve Corp.
「弱いヒーロー Class1」場面写真 (C)Content Wavve Corp.

Forbes誌「2022年最高の韓国ドラマ20」にも選出

チェ・ヒョヌクを中心としたリアルなアクションに加え、映画仕立ての圧倒的な映像美、スタイリッシュな演出も見どころの本作。演出を務めるのは、ミジャンセン短編映画祭で最優秀作品賞を受賞したユ・スミン監督。加えて「D.P. -脱走兵追跡官-」(2021年)で知られるハン・ジュニ監督がクリエイティブディレクターとして参加。「第27回釜山国際映画祭」で公式上映され、Wavveで公開後には、2022年有料加入者1位を記録した。

さらに、主演のパク・ジフンが「青龍シリーズ賞2023」最優秀新人俳優賞を受賞、アメリカForbes誌が発表した「The 20 Best Korean Dramas of 2022(2022年最高の韓国ドラマ20)」にも選ばれるなど、大きな反響を巻き起こした同作。早くもシーズン2の制作も決定し、期待の声が高まる新世代の学園アクションだ。

「弱いヒーロー Class1」場面写真 (C)Content Wavve Corp.
「弱いヒーロー Class1」場面写真 (C)Content Wavve Corp.

◆文=酒寄美智子

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