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子育て中の食卓「お総菜アリだよね?」料理好きだった妻の変化についていけない夫

  • 2024.6.5

皆さんは、育児と向き合うようになって今までと同じように家事ができないと感じたことはありませんか?食事の用意や掃除など、やらなければと思っていても手が回らないことは誰にもあるでしょう。このお話は、結婚前にしたある約束から夫婦がすれ違い、再び関係を築き上げていくまでを描いています。今まで通りにいかないこともある、そんな当たり前のことを分かってもらえたらいいですよね。ツムママ(@tumutumuo)さんの作品『いいから黙って食え』をご紹介します。どうぞごらんください。

双子が生まれても、しっかり料理は作れる。そう思っていたのに…

フォロワーさんは料理が大好きでした。料理教室での先生の経験があるほどの自信と腕前があるフォロワーさんは、毎日みそ汁を作ってくださいと、夫にプロポーズをされます。

もちろん毎日愛情を込めた料理を作ろう。そう思っていたフォロワーさんでしたが。双子ちゃんの出産と同時に始まるワンオペ育児に、その限界を感じるのでした…。

妻のSOSに気が付かず追い詰めていた夫

主婦の味方であるお総菜。最近は栄養バランスや味付けもしっかり考えられているものがたくさんあり、何かと食卓でも活躍しますよね。フォロワーさんも育児に疲れ、今日は楽をしたい…そんな気分でお総菜を購入しますが、夫からは冷たい態度が返ってきます。

たしかに、毎日おみそ汁を作ると約束をしたけど、実際はそんな状況ではありませんよね。夫からの指摘を受け、フォロワーさんは自分の心身をすり減らしながら、おみそ汁を作り続けついに倒れてしまいます。

パートナーの何気ない一言は、ときにとてもつらく心に刺さります。頑張っているはずの自分を否定されたような気になりますよね…。育児への理解や関心をもっと持ってもらえたら、苦しむ人は減るのではないでしょうか。

再び、夫婦で手を取り合うために必要なことは?

フォロワーさんはワンオペでの双子育児と料理の板挟みで産後鬱(うつ)になってしまいます。一度は壊れかけた夫婦の絆ですが、その再構築を必死にこなしたのは夫でした。自分が以下に妻を追い詰めていたか、痛感した夫は、妻と真摯(しんし)に向き合います。

育児や仕事に追われていると、無理をしないように、と思っていてもつい無理をしてしまうものです。また、無理をしている自分に気が付ないこともあります。そんなとき、夫が寄り添ってくれたら皆さんの心はとても軽くなりますよね。

育児はひとりで抱え込むものではありません。夫婦で協力し合うべきです。つらいときはつらい、とパートナーに伝えて負担をうまく分散させていけたらいいですよね。夫婦の形について考えさせられる作品です。

著者:ゆずプー

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