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<SNSトラブル>「非常識すぎる!」SNSで炎上した【自己中ママ友】→ アップした『まさかの場所』とは?

  • 2024.6.5

SNSで自分の投稿にいいね! をしてもらう快感を覚えてから、どっぷりハマって抜け出せなくなる人は多いといいます。しかしあまりにもSNSにハマりすぎると人間関係に支障が出ることも。今回はSNSにハマりすぎたママ友がいた経験のある私の知人、Rさんに聞いたお話です。

画像: <SNSトラブル>「非常識すぎる!」SNSで炎上した【自己中ママ友】→ アップした『まさかの場所』とは?

SNSにハマったママ友

Rさんが当時親しくしていたママ友Eさんは、何の気なしにアップしたペットの画像がプチバズりしてから、どっぷりSNSにハマってしまいました。

それからというもの、ママ友はどこにいても何をしていても写真を撮ってアップするように。

「あ、私は写さないでね」
ママ友同士のお茶会やランチでもパシャパシャと写真を撮りまくるので、Rさんを含むママ友たちは大迷惑。

巻き込まれて自分の姿が写り込むのを避けていると、「どうして? 私インフルエンサーだから、タグ付けしたらフォロワー増えるよ! 」とすっかりインフルエンサー気取り。

正直に言うとRさんもママ友たちもあまりSNSに興味がないので、Eさんは周りのママ友たちからは少しずつ避けられていました。

ある場所へ行く途中で……

ある日Rさんが子どもを連れて家を出ようとすると、たまたま外にいたEさんとバッタリ会いました。
「あらRさんどこ行くの? 何かSNSのネタになることない?」
最近あまりSNSに載せるネタがなくなってしまったのか、Eさんは子どもと近所を歩いてネタを探しているようでした。
「そんな、ネタになるようなとこには行かないわよー」
軽く手を振ってEさんと別れ、Rさんは近所のお花屋さんに寄ってから目的地へ向かいます。

「さあ、着いたよー」
Rさんの目的地は、自宅からほど近い場所にある墓地でした。その日はちょうど祖父の月命日だったので、子どもと一緒にお墓参りに来ようと思ったのです。

「ひいおじいちゃんにナムナムしようね」
「はあーい」
お花を供えてから、お墓の前で目を閉じて手を合わせました。
「ん? 誰か来た?」
背後に人の気配がしたため、Rさんはふっと目を開けて振り返りました。

するとそこには、信じられない光景が広がっていたのです。

非常識すぎる行動

「ちょっとEさん、何してるの!?」
なんと後ろには家の前で別れたはずのEさん親子がいて、Eさんの子どもがお墓の前で手を合わせている様子をパシャパシャとスマホで撮影していたのです。
「そこ、Eさんちのお墓なの?」
Rさんがそう聞くと、Eさんは笑って答えました。
「全然知らない人ー。でもなんか、子どもの頃からご先祖様を大事にしてる感じってバズりそうじゃない? ほらまだ目を開けちゃダメだって」

「信じられない……」
家を出た時からお墓まで付いて来ていたということや、縁もゆかりもないお墓を写真に撮っていることなど、Rさんには全く理解できないことだらけでした。

「お墓の名前はちゃんと隠した方がいいよ、本当に親族の人が見たら気を悪くするでしょ」
「えー、大丈夫だって。むしろバズったら喜ぶんじゃない?」
「そんなわけないでしょ!!!」
さすがに非常識すぎると思い、RさんはEさんを置いてすぐにその場を離れました。

その後EさんがSNSにアップした写真は、やはり「非常識すぎる」と炎上してしまったそうです。そしてRさんをはじめとするママ友たちも、Eさんとは本格的に距離を置くようになりました。

墓地は公園やテーマパークではありません。ましてや知らない人のお墓の写真を撮るなんて言語道断ですよね。バズリたいという一心だったのでしょうが、SNSにハマりすぎると、常識に対する感覚が麻痺してしまうのでしょうか。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子

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