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「うつで休職」「保護者からのつきまとい」つらい経験をした保育士の姿を描いた話

  • 2024.6.5

皆さんにとってなじみ深い保育園。そこで働く保育士さんにはたくさんお世話になっていますよね。そんな保育士さんには、私たちが想像できない苦労や悩みがたくさんあります。今回は、たぷりく(@taprikoo)さんのフォロワーさんの経験談を描いたエピソードをご紹介したいと思います。保育士さんの悩みが垣間見ることができるお話、『保育園で起きたトラブル〜保護者ストーカー編』をご紹介します。どうぞご覧ください。

赴任した保育園は問題だらけだった

主人公のさくら先生が赴任した保育園は変わっていました。園長先生の方針で、結婚をしたら退職というものがありました。また、長く勤務する先生は煙たがられて退職に追いやられるのでした…。

さらにさくら先生の先輩は、なぜか最初からさくら先生に当たりがきつく、まともな研修をしてくれなかったと言います。そんな保育園で、さくら先生の保育士生活はどうなるのでしょうか…。

うつでも真っ先に浮かぶのは、子どもたちのこと…

園長先生と先輩のパワハラで、さくら先生はうつ病になるほど追い込まれてしまいました…。大好きな子どもたちと過ごすことができなくなり、さくら先生はとても気落ちします。

そしてもう一つ、さくら先生を精神的に追い詰めた原因がありました。それは、Kくんの父親です。ストーカーのように連絡をしてきたり、付きまとったりなど恐怖を感じます。

もっと強く拒否をしてもいいのではないか、と思う人もいるかもしれません。しかし、さくら先生は保育士という立場からKくんがつらい思いをしないように、とぎりぎりまで我慢をしています。子どものことを考えてくれる姿に胸が痛みますね。

子どもを守ることに集中できるような、環境づくりを考慮したい

さくら先生は、その後問題の保育園を退職し、Kくんの父親と会うことも二度となくなりました。しかし、心に受けた傷は簡単には消えません。

Kくんの母親が今回のことに気が付き、代わりに謝罪をしてくれました。しかし、きっとそれすらもさくら先生にとってつらいことでしょう…。ただ、大好きな子どものために働いていたさくら先生がなぜこのようなつらい目に遭わなければならないのでしょうか。

私たちの味方である保育士。子どもの命を預けるという信頼関係がとても重要ですよね。そんな保育士さんたちがしっかり業務が全うできるような環境作りがもっと徹底されたらいいのに、と考えさせられる作品です。

著者:ゆずプー

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