“183cm”長身俳優イ・ミンギ、全力疾走の追跡アクションで魅了　見習い“ヨンホ”が真の捜査官になった瞬間＜クラッシュ＞

【写真】道着姿でクァク・ソニョンと対峙する…凜々しいイ・ミンギの“眼鏡なし”ショット

イ・ミンギ主演のアクションコメディー「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」(全12話／毎週月・火曜配信)の第5、6話が5月28日までに配信された。頭脳明晰ながら戦闘力が今一つだった交通犯罪捜査官チャ・ヨンホ(ミンギ)が“真の捜査官”へと脱皮を果たす姿が描かれ、ファンからも「ヨンホの戦闘スキルが覚醒！」の声が上がった。(以下、ネタバレがあります)

チャ・ヨンホ、持ち前の推理力を発揮

同作の舞台は、署内で全く相手にされない地味な部署・交通犯罪捜査チーム(通称TCI＝Traffic Crime Investigation)。そこに、交通犯罪捜査に関する豊富な資格と鋭い分析力・推理力を持つ“チャ主任”ことチャ・ヨンホ(ミンギ)も加わり、個性豊かなTCIの面々がチーム戦で交通犯罪の捜査に乗り出していく。ヒット作「復讐代行人～模範タクシー～」で知られるパク・ジュヌ監督の最新作だ。

第5、6話では連続車両盗難事件のてん末が描かれた。署内は、街を騒がせる連続強盗強姦事件で大忙し。その脇で、TCIの面々はまたも注目されることなく地道に車両盗難事件の捜査を続けていた。そんな中、ヨンホが持ち前の推理力を発揮。ポイ捨てされたタバコの吸い殻を手掛かりに、強姦事件と車両盗難事件の犯行現場と時刻が一致することに気付く。一方で、ヨンホが10年前に重大な事故を起こしていたことが世間に知れ渡り、ヨンホは厳しい立場に立たされる。

迫力満点！強烈な追跡劇

素晴らしい頭脳を持ちながらも、戦闘力は発展途上なヨンホの成長が描かれた5、6話。塀も登れなかったヨンホが、5話で容疑者を追い掛けるシーンでは塀と塀の隙間を駆け抜け、庭でバーベキューを楽しむ家族の間をすり抜け、窓ガラスにダイブ。ビルの2階から飛び降りて移動し…と、全力疾走の追跡アクションを展開。6話でも、全力疾走から容疑者を追い詰め、技をかけて投げ飛ばす強烈なアクションを繰り広げた。

183cmの長身で知られるミンギが階段を駆け上がり、建物の間を縫うように駆け抜ける追跡アクションは、疾走感にあふれダイナミック。視聴者からも「チャ主任カッコいい」「ヨンホの戦闘スキルが覚醒した！」といった声が上がった。

ヨンホ、トラウマを乗り越え真の捜査官へ

さらに6話では、ヨンホが運転できない理由も明かされた。10年前に事故を起こして以来、ハンドルが握れなくなっていたのだった。だが、先輩捜査官ミン・ソヒ(クァク・ソニョン)に言われた「犯人が車で逃げたら自転車では到底追い付けない。人助けの機会を失う」の一言がヨンホを動かした。

今、この瞬間に新たな被害者が出るかもしれない。人助けの機会を失うのは嫌だ――その思いから必死にハンドルを握るヨンホ。アクセルを踏み込む瞬間、“戦闘モード”に一変するヨンホの表情の変化を、ミンギが鮮やかに演じている。

特別採用で警察官となり、TCIに加わって以来、頼りない見習い捜査員といった雰囲気だったヨンホが、今まさに犯罪に巻き込まれそうになっている人のため、トラウマを乗り越えて真の捜査官へと成長する過程が描かれた5、6話。ヨンホ自身も過去と向き合って一回り成長し、当初は壊滅的だったコミュニケーション能力も大幅に改善。ソヒをはじめTCIメンバーとの絆も着々と育っている。

ド派手なカーアクションも話題沸騰

スカッと爽快なアクションと愛すべきキャラクターたちのコミカルなやりとりが楽しいドラマ「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」も全12話ということで、これで折り返し。ド派手なカーアクションシーンなど、本作ならではのダイナミックな演出も目を引く。

「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」は、ディズニープラスのスターで独占配信中。

◆文＝ザテレビジョンドラマ部