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大阪の魅力を世界に発信!3つの新ホテル、うめきた開発エリアに

  • 2024.6.5
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2024年9月6日に先行まちびらきが決定した、JR大阪駅前の「グラングリーン大阪(うめきた2期地区開発プロジェクト)」。大規模ターミナル駅直結の都市型公園としては世界最大級の規模を誇る「うめきた公園」をはじめ、都市型ショッピングセンターや高級マンションなどの開発が進んでいる。

「ウォルドーフ・アストリア大阪」完成予想イメージ

そんななか、世界中から来阪する観光客を迎えるべく、宿泊面の充実が求められている。今回は「グラングリーン」内に開業する3つのホテルを紹介したい。

■大阪らしさを体現「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」

世界的ホテルチェーン「ヒルトン」手がけるライフスタイルブランド「キャノピーbyヒルトン」。「Neighborhood(ネイバーフッド)」をブランドコンセプトに、その土地に根差し、まちの特性を生かしたデザインやサービスを展開する。

「串カツ」をイメージした照明が印象的な「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」のオールデイダイニング

それもあり、同ホテルでは、あちこちで「大阪らしさ」が押し出されている。たこ焼き用鉄板や串カツ、豚まんをモチーフにした照明や、本町橋や心斎橋、淀屋橋など大阪の「八百八橋」にインスパイアされたカーペット。総支配人のスリジャン・ヴァデラは、「大阪という街の特徴とも言えると思いますが、多様なものをミックスする『ごちゃまぜ文化』にマッチしたホテル」と語る。

■極上のおもてなし「ウォルドーフ・アストリア大阪」

同じく「ヒルトン」手がけるラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア」。同ブランドを象徴するラウンジ&バー「ピーコックアレー」を筆頭に、レストラン、フィットネス、スパ、屋内プール、チャペル、宴会場など、さまざまな設備が整う。

「ウォルドーフ・アストリア」を象徴するラウンジ&バー「ピーコック・アレー」

同ホテルの設計・デザインを手がけたアンドレ・フーは、プロジェクト前に大阪を数度訪れた際、街にアール・デコの建築が多く残っていることに驚いたという。奇遇なことに「ウォルドーフ・アストリア・ニューヨーク」も非常にアール・デコの要素を感じさせるホテルだったそうだ。

アンドレは「このアール・デコをひとつのインスピレーションとし、大阪独自の色合いや形をパレットに載せた。大阪らしさを表現することはもちろん、ウォルドーフ・アストリアが世界中で提供している居心地の良さを大切にした」と語っている。

■癒やしと活力を「ホテル阪急グランレスパイア大阪」

2019年に誕生したホテルブランド「レスパイア」。同ホテルは、静かな癒やし(『REST』)と明日への活力(『INSPIRE』)を提供するというコンセプトのもと、スペイン語・イタリア語で「素晴らしい」「素敵な」を意味する『GRAN』を冠に加え、アップスケールを目指している。

壁面を覆うグリーンと、落ち着いた木目調の建具意匠がゲストを迎える「レスパイア」

ホテル内に設置された豊かなグリーンや、すべての客室に採用された大きな窓が、安らぎや開放感を演出する。内装デザインを手がける「GARDE」の室賢治は、「ゲストが自然体でくつろげる居心地の良さを細部にわたって追求した」と語る。

2025年『大阪・関西万博』を目前に、インバウンドに期待が高まる近年。「グラングリーン大阪」完成後、大阪はよりいっそうの盛り上がりを見せるだろう。「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」のオープンは9月6日、国内宿泊予約受付中。「ウォルドーフ・アストリア大阪」は2025年度上期、「ホテル阪急グランレスパイア大阪」は2024年度下期にオープン予定。

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