祝CL制覇！今季のレアル・マドリーで「最も偉大だった選手」は誰？議論になりそうなスターたち

Text by 石井彰(編集部)

先日行なわれたUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦でボルシア・ドルトムントを2-0で破り、クラブ史上15回目となるヨーロッパ制覇を成し遂げたレアル・マドリー。

カルロ・アンチェロッティ率いるチームは昨季限りでエースのカリム・ベンゼマを失い、さらに怪我でティボー・クルトワやエデル・ミリトン、ダヴィド・アラバが長期離脱するなか、若い攻撃陣を形成してリーガとチャンピオンズリーグのニ冠を達成することに成功している。

今回は『Squawka』から「今季のレアル・マドリーで最も偉大だった選手たち」をご紹介する。

国籍：イングランド

今季の公式戦成績：42試合23ゴール13アシスト

年齢：20歳

ジュード・ベリンガムにとってのスペインでのデビューシーズンは素晴らしいものになった。キャリア初のリーグタイトルに加え、古巣のボルシア・ドルトムントと決勝で戦いチャンピオンズリーグのトロフィーをコレクションに加えた。

21歳になるまでのチャンピオンズリーグ最多出場記録も更新しており、まだ20歳の彼にとって大きなマイルストーンのひとつとなった。

レアル・マドリーでの最初の8試合で8ゴールを決めたという記録はクラブ史上初のものであり、初のエル・クラシコで2ゴールを決めた選手もこれまでいなかった。

国籍：ブラジル

今季の公式戦成績：39試合24ゴール11アシスト

年齢：23歳

数年前にその才能をようやく開花させたヴィニシウス・ジュニオール。今季はさらに新たなレベルへと昇華した。

ジュード・ベリンガムに迫る36ゴールに関与し、しかもチャンピオンズリーグでは6ゴール5アシスト。決勝戦でも追加点を決め、トロフィーを呼び込んだ。また彼は過去3年間のチャンピオンズリーグで最もゴールに関与した選手でもある。

国籍：ドイツ

今季の公式戦成績：48試合1ゴール10アシスト

年齢：34歳

レアル・マドリーの選手としての最後の試合を終えたトニ・クロース。引退を宣言したあともトップレベルのパフォーマンスを維持し、チャンピオンズリーグ優勝という結果を置き土産に去る。

これは彼にとって6回目のチャンピオンズリーグ制覇であり、最多タイ記録である。2014年にレアル・マドリーへと加入して以来、他のどの選手よりも多くのチャンスを作り、パス成功率はすべてのシーズンで90％を上回っている。

今季のリーガではなんと95％の成功率を記録しており、パス数についても2368本とクラブで2番目の成績となっている。