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シャングリ・ラ 東京「ザ ・ロビーラウンジ 」のアフタヌーンティーで上質クラシックを堪能する

  • 2024.6.5

日常を忘れて特別な時間に浸れるアフタヌーンティー。そのなかでも、シャングリ・ラ 東京「ザ ・ロビーラウンジ」のアフタヌーンティーは、スイーツとドリンクのクオリティはもちろんのこと、カトラリーやナフキンなど細部にまで上質なものが揃い、“本物の優雅さ”が堪能できます。五つ星ホテルのラウンジと聞くと敷居の高さを感じそうですが、一度足を運べばアジア系ならではのウエルカムな雰囲気に、緊張感もどこかへ行ってしまう居心地よさ。モダンデザインのホテルが増える今日この頃、伝統に裏付けされる上質さを改めて味わってみませんか。

東京駅を見下ろす優雅な英国風ラウンジ

るるぶ&more.編集部

東京駅の北側、日本橋口からすぐの丸の内トラストタワー本館の最上部にある「シャングリ・ラ 東京」。早朝から深夜までたくさんの人が往来する東京駅のすぐそばにありながら、その喧騒をすべて忘れるような空間と時間を提供するこの世の「桃源郷」を思わせる場所です。

「シャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツ」は、1971年にシンガポールで誕生、現在は香港を拠点とした世界を代表するファイブスターホテルのひとつ。シンガポールと香港の歴史に深く関わるイギリスの伝統や格式を感じる空間をベースに、ゲストに穏やかに寄り添うもてなしの心を備えたアジア式スタイルがシャングリ・ラの大きな魅力です。

アフタヌーンティーが楽しめる「ザ ・ロビーラウンジ」は28階にあります。東京都の木・イチョウの葉をモチーフにしたクリスタルガラスのシャンデリアが輝く豪華なバーカウンターを中心に、英国アンティーク調のテーブルセットが並び、非日常の華やかさと、しっとりとした落ち着きが共存しています。

るるぶ&more.編集部

案内された席には、清潔感のある真っ白なプレイスマットの上にお皿やグラス、カップと一緒にピッシリとプレスされたナフキンと、きれいに磨かれたシルバーのカトラリーがセッティングされています。

このナフキンに施された刺繍は中国伝統の蘇州刺繍というもの。繊細な手仕事の存在にうっとり。心地よい重みのあるカトラリーはすべてシルバー。ピカピカに磨き上げられた銀のカトラリーは、口に触れる感覚がやわらかくて、料理がよりおいしくいただける気がします。

取材時は「ストロベリー・アフタヌーンティー」1名7480円(税込・サービス料別途)をいただきました。毎年、クリスマスの翌日から3月まで提供の定番アフタヌーンティーですが、内容はその年によって変わるそう。

まずはファーストドリンクをオーダー。紅茶は定番のダージリンやアールグレイから鉄観音茶、ホテルオリジナルの「ヒマラヤン ブレンド」など14種、コーヒーはオリジナルハウスブレンド、カフェオレ、カフェラテの3種類から選べます。

シャンパンの「ヴーヴ クリコ イエローラベル」グラス2860円(税込・サービス料別途)も一緒に注文できますよ。

るるぶ&more.編集部

ファーストティーはカップでのサービス。オリジナルの「ヒマラヤン ブレンド」を味わいながら、窓の外の都会的な景色を楽しみつつおしゃべりしていると、アフタヌーンティーセットが運ばれてきました。これからお待ちかねのティータイムのはじまりです。

新しさと伝統が共存する三段式スタンド!

るるぶ&more.編集部

アフタヌーンティーはやっぱりこの三段式のスタンドで出てくるのがうれしいですよね。最上段はスイーツ、真ん中はひと口タイプの軽食・セイボリー、一番下の段はスコーンです。

スイーツのペストリーシェフは入鹿 貴史(いりしか たかし)さん。東京やマカオのフランス料理店でシェフパティシエを務めた経歴をもち、シャングリ・ラ 東京には2018年から在籍しています。セイボリーはバンケットシェフの大野 敏幸(おおの としゆき)さん。このお二人が指揮をとり、チーム内でアイデアを出し合ってアイテムを決定しているのだとか。

るるぶ&more.編集部

そしてこの3段目は、3種類の小ぶりなスコーンがあたたかい状態で保たれるように、ナフキンで包まれているんです! 細やかな心遣いならではのひと工夫です。外側はさっくりとしていながら、中央部分はまだあたたかくてしっとりした、最もよい状態でスコーンが食べられて感激しました。

るるぶ&more.編集部

イギリスではスコーンを食べる時に欠かせないクロテッドクリームももちろん用意されています。脂肪分がバターと生クリームの中間というクロテッドクリームは、その味わいもバターと生クリームのいいとこどり。

るるぶ&more.編集部

おかわりの紅茶も美しく光り輝くシルバーポットで運ばれてきます。シルバーポットは熱伝導がよく、中の液体が流動してお茶の風味を引き出してくれます。ポットのなかには茶葉がそのまま入っているので、葉がしっかりと開いてうま味が出ます。

昔から伝わるお茶のおいしい飲み方をそのままのスタイルで教えてくれるのも、上質さの一部です。

るるぶ&more.編集部

卓上に飾られたランの花。シャングリ・ラ 東京には館内のさまざまな場所に上品なランの花が飾られていて、アジアンリゾートの一面を感じさせてくれます。ヨーロッパの上流階級の人々によって培われてきたあらゆる面での質のよさを享受しながら、ここでしか味わえないアフタヌーンティーを堪能しましょう。

季節の移り変わりをアフタヌーンティーで楽しむ

るるぶ&more.編集部

シャングリ・ラ 東京「ザ ・ロビーラウンジ」のアフタヌーンティーは、約2カ月ごとにテーマが変わります。現在は、初夏のティータイムを彩る「ボタニカルガーデンアフタヌーンティー」を提供中です(2024年6月末まで)。

 

るるぶ&more.編集部

気軽に楽しめるご褒美のひとつとしてすっかり定着したアフタヌーンティー。どの店も、テーマやスイーツのクオリティにとことんこだわっています。シャングリ・ラ 東京「ザ ・ロビーラウンジ」のアフタヌーンティーを通して、イギリスの伝統や高級アジアンリゾートの質のよいサービスを体験してみてはいかがでしょうか。

■シャングリ・ラ 東京 ザ ・ロビーラウンジ(しゃんぐり・ら とうきょう ざ・ろびーらうんじ)
所在地:東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館28階
時間:14時30分~17時30分(土・日曜、祝日は13時~17時30分) 
料金:金額は時期や内容により変動します
予約・問合せTEL:03-6739-7877
予約メール:lobbylounge.slty@shangri-la.com


Text:山下あつこ(アトリエshiRo)
photo:アトリエshiRo/シャングリ・ラ 東京

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。

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