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長く使えるおしゃれな「キッチングッズ」を揃えたい!パリに住む“暮らしの達人”の愛用品 は?

  • 2024.6.4
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料理が得意な人が、どんな調理器具を使っているかは気になるところ。それがましてやフランス・パリ在住者であればなおさらです。 2014 年からフランス・パリに暮らすエッセイスト・ライターの井筒麻三子さんは幼い頃から料理をするのが大好きで、海外暮らしが長くても和食派。納豆や味噌も、現地で手に入る食材を上手に活用して自分で作っているほど。 家具付きのアパルトマンに住むと、鍋などの調理器具が揃っていることも多いけれど、毎日使うものであれば、自分にとって使い勝手のいいものを揃えたくなるもの。井筒さんは普段、どんな調理道具を使っているのでしょうか?井筒さんの新刊『GOROGORO KITCHEN 心満たされるパリの暮らし』から紹介します。

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1 フランスのキッチン道具の名品! 鋳物ホーロー鍋 「ストウブ」

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私にとってお料理は趣味。ストレスを発散するためのすべでもあり、キッチンで黙々と野菜を刻んだりしていると、なんだか気が晴れるのです。食べることも大好きですが、それ以上に作るほうが好きなので、キッチングッズはなるべく長く使える、いいものを揃えるようにしています。パリに来て最初に購入したキッチン道具は、ストウブのお鍋でした。当時も家具付きのアパルトマンに住んでいたので、基本的なお鍋は揃っていましたが、さすがに煮込み用の大きなものはなく。せっかく買うなら、一生もののいいものを買おうと、夏のセールが始まってすぐ、ル・ボン・マルシェにて入手しました。今考えると、もっと安いところがあったのでは? と思いますが、「大好きなデパートで、憧れのお鍋が安く買えるなんて」という喜びで、ウキウキと重いお鍋を抱えて帰宅したのでした。その際買ったのは 20cm のココットラウンドでしたが、煮込みには小さすぎるなと思い、翌々日に今度は24cm のものを買い足しました。20cm のココットは、今ではほぼ炊飯専用。20 分ちょっとで美味しく炊けるので、炊飯器は使っていません。24cm のほうはカレーやシチューを煮込むときや、冬にお鍋をする際の土鍋代わりにも活躍しています。

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井筒さんのYouTube「GOROGORO KITCHEN」はコチラ

2 ヨーロッパの上質なステンレス鍋 「クリステル」と「ラゴスティーナ」

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ステンレス鍋は、クリステルとラゴスティーナを併用しています。パリに住み始めて数年すると、備え付けのものではない、きちんとしたいいステンレス鍋が欲しくなり、クリステルを購入したのです。そして現在の家には食洗機があり、お鍋の数がもっとあってもいいなと思い、実家にしまってあったラゴスティーナを一時帰国の際に持ち帰ってきました。実は、日本にいた頃もクリステルを買おうとデパートに行ったのですが、お店の方に「同じクオリティでより安いんですよ」と勧められて、なんとなくラゴスティーナを買ったのです。ラゴスティーナにはステンレスの蓋とプラスチックの保存蓋も付属していたので、確かにお得。でも、クリステルのほうがどこかスッキリしていて、スタイリッシュさは若干上の気がする。両方使ってみると、確かにどちらも甲乙つけがたいいいお鍋なんですが、ハンドルが似ているようで違います。どうせならどちらかで揃えておけばよかった……とは思いますが、そんなわけで二つのハンドルを使い分けつつ、両方のお鍋を使っています。

3 我が家必須の調理家電 「電気圧力鍋」と「ハンドブレンダー」

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見た目はまったく可愛くないけれど、便利で手放せないのがインスタントポットという電気圧力鍋。アメリカでは大ベストセラーアイテムで、恐る恐る買ってみたのですが、これが本当に万能選手! 電気制御なのでつきっきりになる必要がなく、合間に他の家事をすることが可能。ソテーや炒め物をしたり、低温調理機能もあるのでヨーグルトも作れます。私は納豆を作る際の大豆調理やすじ肉などの時間がかかる食材に使うほか、茶碗蒸し作りなどにも使っています。ブラウンのハンドブレンダーも、我がキッチンで大活躍しているアイテムです。日本にいた頃も持っていたのですが、戸棚から出して、コードを挿して……という手間が面倒で、ちっとも使っていませんでした。その点、現在のものはコードレスでパッとすぐ使えるので、登場回数が激増。ポタージュやマヨネーズ作り、生クリームの泡だて……と、いろんな場面で使っています。

4 紐を引くだけで即みじん切り! 「ぶんぶんチョッパー」

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混ぜる&つぶす際にはブレンダーを使っていますが、たくさんみじん切りをしたいときにベストなのは、ぶんぶんチョッパー。以前ブログを書いていたときに読者さんからおすすめされて購入したのですが、紐を引くだけでみじん切りができ、とても重宝しています。これのおかげで、玉ねぎのみじん切りにも泣かされなくなりました! もちろんハンドブレンダーでもできますが、電気を使わずに済むので、みじん切りはいつもこちらで。

5 日本の便利グッズはやはり最高! 「サラダスピナー」「スライサー」

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また我が家はほぼ毎日サラダを食べるため、サラダスピナーも欠かせません。過去にもいろいろ使いましたが、現在愛用中の OXO のものはプッシュタイプで楽に水が切れ、収納もしやすく気に入っています。たまにブランドを聞かれるスライサーとせん切り器は、貝印の SELECT100 のもの。昔から使っていますが、やっぱり貝印が一番使いやすいです。スライサーは一度壊れてしまい、また日本で買い直して持って帰ってきたほど。日本には優れた調理器具がいっぱいあるので、日本に帰ると、ついついあれこれ欲しくなってしまうんですよね。構成/吉川明子撮影/Yas

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