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センスのいい家族が暮らす家【vol.11 暮らしのまんなかに「海」がある家・EMILYさん邸】 | HugMug

  • 2024.6.4
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大人も子どもも、家族みんなが過ごしやすい家づくりに大切なことってなんだろう? vol.11では、目の前に真っ青なビーチが広がる、ジュエリーブランド『EMILY/BLUE』を手がけるEMILYさんの住まいへ。個性的でカラフルな家具や雑貨がすっきりまとまるインテリアの秘訣はカラーバランスにあり! さっそく子育てもおしゃれもはかどる、理想の住まいのヒントを探ります。profile

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EMILYさんデザイナージュエリーブランド『EMILY/BLUE』、子ども向けヘアバンドブランド『boo a peek』主宰。この春からは鎌倉のサロン『cassia』で不定期にオイルトリートメントやまつ毛パーマの施術も手がけている。
Instagram:@emilybluejewelry0220FAMILY:4人家族(パパ・ママ・長男6歳・長女4歳)
HOUSE TYPE:リノベ済み賃貸マンション
HOUSE DETAIL:居住歴1年/80㎡/2LDK
AREA:神奈川県逗子市

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こだわりの住まいについて

センスのいい家族が暮らす家【vol.11 暮らしのまんなかに「海」がある家・EMILYさん邸】
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賃貸だからこそ試せた憧れの「海」がある暮らし

一年前に東京から神奈川・逗子へ引越したEMILYさん一家。物件サイトを日課のように見ていたというEMILYさんが、偶然見つけて即決したのが今の賃貸マンション。「築40年近くと古いですが、シンプルにリノベーションされていて、洗練された内装。欲しいところに収納がしっかりある使い勝手のよさにも惹かれました。何より好きなのは、海が見える食卓向きの大きな窓。夕日を眺めてコーヒーを飲みながらぼーっとしていると、それだけで気持ちが安らいで、東京にいた頃よりもおおらかな気持ちで暮らせている気がします」引越しの前には理想のインテリアを紙に描き出し、置きたい家具をイメージしたそう。ヴィンテージ家具や作家さんの一点ものなど、個性的なデザインも多くありながら、不思議とすっきりまとまっているのは、彼女の中に明確なイメージがあるから。「海の近くに住むと、湿気や塩害など悩みも多くなるのでは? とはじめは不安もありましたが、そんなことこの絶景に比べたら些細な問題。実際に住んでみたらさほど気になりませんでした。定期借家の賃貸だからこそ、思い切って海沿いを選ぶ決断ができて、結果、この環境が私たちに合っていることにも気付けました。これからも賃貸だからこそ楽しめる家づくりを模索していきたいです」

DINING

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ヴィンテージ家具が主役の食卓はカラーリングを揃えてすっきり

海外製ヴィンテージのダイニングテーブルに、さまざまなデザインの椅子。個性のある家具が並びながらも、ベージュ、ホワイト、レッドで色調が統一されていることでごちゃつかず、すっきりまとまって見える。「ダイニングは海が見える窓に面しています。あえてテレビは置かず、ここは『ご飯を食べるための空間』にすることで、リビングとの差別化ができて空間にメリハリが生まれました。何より、この景色を見ながら食事ができるのは最高の贅沢です」

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海向きの窓は角にサッシがないので、視界が遮られることなく広く外が見渡せる。窓際のスペースには、大阪のアンティークインテリアショップ〈WANT ANTIQUE〉で購入したヴィンテージチェアを置いてカウンターとしても活用。「ひとりでコーヒーを飲むこともあれば、気分を変えたい日にはここで夕食をとることも。子どもたちがレストランみたいと言って喜びます」

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椅子がたくさんあるのは、来客が多いEMILYさんの家ならでは。「夏には花火が目の前に上がり、逗子葉山映画祭の映画も見えるので、ここに越してからは友人を呼ぶ機会もさらに増えました」。椅子は左から2点がノーブランド(楽天で購入)、〈Magis〉〈Hans J. Wegner〉のYチェア。海外のオンラインショップで購入したり、メルカリを通じてヴィンテージショップから中古品を購入したりと、入手先はさまざま。

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個性的なデザインの照明は楽天で購入したノーブランド。天井が高いので、このくらい大きな方がちょうどいい存在感になる。

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床材がカーペットなので、食べこぼし防止のためにもラグはマスト。1960年代のラグはトルコのもので、メルカリのヴィンテージラグショップで購入。同じヴィンテージのダイニングテーブルや椅子との相性もよく、ほどよく使い込まれたくったりとした質感が好み。毛が長すぎず、掃除がしやすいので使い勝手も◎。

LIVING

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カラフルで個性的なアイテムとシックなアイテムを掛け合わせた空間

座り心地抜群のソファが中心の、とことんくつろげるリビングルーム。ピンクやグリーン、パープルとカラフルで明るい雑貨や家具がうるさくならずに溶け込むのは、配色のバランスにあり。「シルバーや黒など、所々にシックなデザインを取り入れることで、全体を見たときに引き締まった印象に。単体のデザインだけではなく、インテリアに取り入れた全体の雰囲気を考えながら家具を選ぶようにしています」

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ソファは〈リーン・ロゼ〉のトーゴ。体を包み込む抜群の座り心地で、子どものお昼寝ベッドになることも。「子どもと過ごすときは、カバー代わりに大きめのブランケットをかけて汚れないようにしています。家具も妥協せず好きなものを選びたいので、その分子どもが幼いうちはカバーを敷くなど、汚れ対策は忘れません」。ソファの上に置かれたねじり型のクッションは〈JIUJIE〉。ふかふかで触り心地もよく、ころんと転がしておくだけで可愛い。

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部屋の印象を決める大きなポスターは〈The Poster Club〉で購入。模様替え感覚でときどき買い替えている。息子さんの工作も額に入れて飾り、インテリアの一部に。

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〈Slowdown Studio〉のラグはカラフルな配色に混ざった挿し色の黒がポイント。ポップになりすぎず、インテリアに調和する。

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ランダムに置かれた椅子やテーブルが、リビングで過ごす時間を自由に彩る。ピンクのサイドテーブルは海外のサイトで購入。個性的なデザインなので甘い印象になりすぎない。ブラックとグリーンの椅子は楽天で購入したノーブランド。「花火を見たり、ベランダでお酒を飲んだり、友人が来たときに持ち出して自由に腰掛けています」。シルバーの照明はインテリアショップ〈SEIN〉で購入した70年代のイタリア製。インテリアを引き締める存在に。

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リビング横の棚は、EMILYさんのメイクスペース。棚の下に並ぶオブジェや花瓶は、少しずつ集めてきたお気に入りたち。「本来なら値が張るようなヴィンテージアイテムも、リサイクルショップだと破格で手に入ることがあり、宝探し感覚で掘り出し物を見つけるのが好きです。中には1,000円台から手に入れたものもあります」

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〈EMILY/BLUE〉のジュエリーは、天然石と14金ゴールドフィルドでつくられた、アシンメトリーなデザインが魅力。ひとつのジュエリーから笑顔が広がるストーリーを想像しながらデザインしている。

KITCHEN

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つくり付けの棚が大活躍!海外のような独立型キッチン

ダイニングの奥にあるキッチンは、小部屋のような独立型。コンパクトながら壁付けの収納が充実していて、すっきりきれい。「どちらかというと料理よりも掃除や整理の方が得意ですが、好きな器を選ぶことで気分を上げています。コンパクトでも考えられた位置に収納ラックがあるので動きやすく、気に入っています」

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壁向きに付けられたステンレスの飾り棚の隙間に、ナイフや包丁を差し込んで収納。カラフルで小ぶりなまな板は〈Joseph Joseph〉のもの。肉、魚と色別で用途に応じて使い分けられ、ちょっとしたものが切りたいときにも重宝する。

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器は作家ものの和の器から海外のヴィンテージまで幅広く集める。シンプルなものよりは、模様や質感に個性のあるものが好み。「和の器は鎌倉の〈うつわ祥見〉などで購入しています。〈HAY〉や〈CIBONE〉、〈アーバンアウトフィッターズ〉も、手頃で可愛いものが見つかるのでよく利用します」

BED ROOM

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肌にやさしく環境にもいいサステナブルな寝具で心地よく

リビングとは対照的に、窓の外に桜の木が広がるグリーンな空間。「家族が眠る場所はハッピーな空間にしたかったので、使い心地はもちろん、使うこと自体が気持ちいいと感じられるものを選んでいます。黄色のシーツは〈CITY SHED〉。環境に配慮した素材でつくられたシーツは、肌にやさしく、子どもにも安心して使えます。存在感のある大きな照明は〈HAY〉で購入」

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下着や衣服を収納するキャビネットは〈ニトリ〉。「ブランドにこだわるわけではなく、好みのデザインや用途に合わせてものを選びます。寝室の棚はふたつともニトリで、違和感なく取り入れられるデザインのものを探しました」

KIDS ROOM

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プチプラ家具もかしこく導入おしゃれで便利な子ども部屋

子ども部屋の収納は、ホワイトで統一しすっきりした印象に。シールの装飾でおしゃれにデザインし、実用的なのにちゃんとおしゃれ。トラのラグは〈ACME〉で購入。愛らしいイラストがインテリアのアクセントになり、キッズルームの雰囲気にもぴったり。

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子どものオモチャは〈BRUTE〉のコンテナにまとめて収納。大きめのコンテナもホワイトなら圧迫感がなく、すっきりした印象。「収納はこれ以上増やさず、ここに収まらなくなったら潔く断捨離すると決めています。つい増えがちなオモチャも箱のサイズを決めることですっきり収まりやすくなりました」

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真っ白な収納棚は楽天のネットショップで購入したプチプラ。「オモチャの名前ごとにローマ字のシールを貼って整理。カタカナで書くよりもこの方が雰囲気よく見えて気に入っています」

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玄関前においたカゴには、子どもの靴下と帽子を収納。出かけるときに子どもたちが自分で好きなものを選び、身につけていく。「散らかりがちな身だしなみの道具はカゴに入れて玄関前に置いておくのが動線的にもベスト。カゴは鎌倉の〈Chahat〉で購入したものです」好きなものにあふれ、眺めているだけでワクワクしてくるEMILYさんの住まい、いかがでしたか? もの選びの視点だけではなく、置き方や収納のアイディアも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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