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「今日はシチューよ!」えっ…!?妻が作った「シチュー」に夫が衝撃を受けたワケは

  • 2024.6.4
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僕と妻の出会いはお見合いで、お互いのことをそこまでよく知らないまま結婚しました。そのためか、夫婦として共に生きていく上で重要だと感じる、食事についてのあるトラブルが発生してしまったのです。

カレーであわや喧嘩の事態に?

僕と妻は好きな音楽やスポーツなど共通点が多く、普段はとても仲がいい夫婦だと思います。そんな僕たちが唯一言い争いとなるのが「食の好み」です。

最初に衝突したのは結婚してすぐのころ。夫婦で話し合い、食事は妻の担当となり、妻が作ってくれたカレーがきっかけでした。僕は子どものころから辛い物が好きだったため、カレーといったら激辛が当たり前という認識。しかし、妻は僕とは正反対で辛いのが苦手で、カレーも甘口派でした。

そのため、妻の作ったカレーをひと口食べて、あまりの甘さに僕は顔をしかめてしまって……。すると、妻はまずくて僕が不快感を示したと勘違いし、激怒してしまいました。慌てて説明して誤解は解けましたが、その後も妻は「カレーの辛さは作る側に決める権利がある」と、今でも自宅では甘いカレーしか出ません。

シチューの定義で起きた論争

カレー以外で起きた大論争がシチューです。仕事中に妻からメールで「今日の夕飯はシチューにする」と連絡があり、大好物だったので喜んで帰宅すると、僕の予想と違う物がテーブルに置いてありました。そこにあったのはクリームシチュー。僕の中でシチューと言えばビーフシチューだったのですが、妻の中ではクリームシチューが当たり前という認識だったのです。

カレーは辛さが違うだけで基本の味は変わりませんが、ビーフシチューとクリームシチューは完全に別物で、味が根本から違います。たまにはビーフシチューも食べたいなと思うものの、妻は自分が食べたくない物は絶対に作らない性格であり、ビーフシチューはあまり好まないのだとか。僕自身も妻には料理を作ってもらっているので作ってもらったものを喜んで食べています。

僕は家族も含めて、幼少期から付き合う人間と食の好みがほぼ同じだったため、「カレーは辛口」「シチューといえばビーフ」と、それが当たり前だと認識していました。そのため、妻も当然、自分と同じだろうと思い込んでしまっていたのです。

しかし、よく考えれば食の好みや考え方は違うもの。僕たちの場合はお見合い結婚で、ほぼデートなどもしないまま結婚したため、こういった好みや認識の違いが、結婚後浮き彫りとなってしまいました。日々、驚いてしまうことはありますが、毎回喧嘩をするのは嫌なので、今は食事のたびに妥協できる点を話し合っています。

著者/山止 達弘
イラスト/マメ美

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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