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これはしつけじゃない!目のまえで子どもに暴力を振るう人に立ち向かった話

  • 2024.6.4

子どもの心身を傷つける虐待は決して許されません。虐待による痛ましい事件にはいつも悲しくなりますよね。もし、皆さんが虐待らしき現場を目撃したら、どうしますか?わが子にはもちろん、子どもには虐待のつらいさを味わってほしくないものです。子どもの声なきSOSにいち早く気が付いてあげたいですね、今回ご紹介する作品は、Aiさんがご自身の経験談を描いたエピソードです。『娘の友達は帰りたくない』をご紹介します。どうぞご覧ください。

家が分からない?娘の友だちが言い出したうその真意は?

Aiさんは二児の母です。当時、ひなちゃんが小学校2年生のころ、友だちを連れて遊びにきました。そろそろ6時になるため、遊びを切り上げるように伝えるAiさん。

すると、遊びにきたひなちゃんの友だちは家が分からないと言い出します。ひなちゃんともっと遊びたくて言い出したわがままなのでしょうか。

しつけと言い張る叔母さん

ひなちゃんの友だちのきららちゃんは、自分の叔母と会うことが嫌で帰りたくないと言ったようです。家庭環境が複雑で叔母がきららちゃんの面倒を見ていることがあるようですが、必要以上にたたく蹴るなどきららちゃんの暴力を振っていることが分かります。

目のまえで子どもの虐待を目撃したAiさんは、叔母に注意をしますが、しつけだと言い張り反省している様子はありません。虐待を子どもから訴えることはほとんどないと言います。大人が恐怖心で支配し子どもは自分が悪いと思い込んでしまっている場合があるようです。

周囲の大人が不自然なけがや傷、様子に気が付いてあげて声をかけてあげることが、虐待から救う第一歩になります。暴力におびえ大人の顔色を伺う子どもは見ていてとてもつらいですよね。早期に虐待から子どもを解放してあげられるよう、地域に住む大人が子どもを守っていくようになるといいのですが…。

声をかけるだけでも、子どもにとっては大きな救い

Aiさんは虐待の事実を学校にも連絡をします。ひとりひとりができることは限られているかもしれませんが、それでも虐待の事実を専門機関に伝えれば何かしらの方法で、子どもを保護することはできるはずです。

何もできない、と思わずに心配な子には声かけだけでもしてみてください。少しずつ子どもは心を開いて皆さんにSOSを発信してくれるかもしれません。

誰かが味方でいてくれるという事実は子どもにとって大きな救いになります。話を聞いてあげるだけでも構いません。まずは皆さんのできる範囲で子どもの安全を守っていけたらいいですよね。

著者:ゆずプー

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