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つるんと冷たい「ところてん」の人気レシピ7選〜寒天との違いや初物が食べられるシーズンは?

  • 2024.6.4
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夏の風物詩でもある「ところてん」。

冷たく、つるんとした喉ごしで、食欲が落ちやすいこれからの暑い時期にぴったりです。食物繊維を豊富に含み、低カロリーなため、近年ではダイエット食材としても人気を集めています。

今回はところてんを使ったレシピ【7選】のほか、寒天との違いや初物が味わえるシーズンもご紹介。

ところてんを使った料理が食卓に並べてみれば、日本らしい清涼感をプラスできるはずです! ぜひ参考にしてください。

■「ところてん」とは?

ところてんとは、天草(テングサ)という海藻類を煮出してゼリー状の寒天質を抽出し、型に入れて冷やし固めた食品です。これを「ところてん突き」と呼ばれる道具で麺状に突き出すと、ところてんが出来上がります。つるんとのど越しが良く、ゼリーとは異なるしっかり食感が特徴です。

ところてんは冷やして食べることが多く、古くから清涼感のある夏の食べ物として親しまれてきました。関東では酢しょうゆでさっぱりと、関西ではきな粉や黒蜜をかけて甘味に、など地域によってさまざまな食べ方があります。

■「ところてん」と「寒天」の違いは製法!

「ところてん」と「寒天」は同じ原料からできていますが、製法が異なります。寒天とは、ところてんを凍らせて乾燥させたもの。寒天を作る前にはまず、ところてんを作る必要があるのです。製法や形状により、角寒天、糸寒天、粉末寒天などの種類に分けられます。

また、寒天は乾物の状態なので、食べるときには、再度お湯で煮溶かして固めます。ところてんは少し磯の香りが残りますが、寒天はほとんど無味無臭。そのため、ようかんやゼリーなどの材料にされることが多いです。

■ところてんの【初物】が味わえるのはいつ?

ところてんは通年生産されているため季節問わず食べられますが、天草漁が行われるのは、毎年5月末から初夏にかけてです。つまり、この時期にところてんの初物が味わえます。

伊豆半島は日本でも有数の天草の産地です。なかでも海女さんが手摘みで丁寧に採取するものは、“最高級の優良天草”として取り扱われています。

■おかずからデザートまで! ところてんの人気レシピ7選

・ところてん納豆

混ぜるだけの簡単調理。ヘルシーなところてんと栄養満点な納豆を組み合わせます。お好みでナメタケやミョウガを加えれば、おつまみや夜食にも最適な一品に。ダイエット食としておすすめです。

・ところてんのエスニックサラダ

ところてんにパクチーやナンプラーを加え、エスニック風に仕上げるサラダです。春雨の代わりにところてんを使えば、水で戻す手間もなく楽チン。ツルッとさっぱりいただけて、暑い日にもってこいです。

・ところてんのバルサミコサラダ

ところてんをバルサミコ酢ドレッシングで和える、おしゃれな洋風サラダです。バルサミコ酢の甘酸っぱさがところてんによく合い、サラダの満腹感もUP。お好みの野菜でアレンジしてみましょう。

・ところてんのナメコ和え

ところてん×ナメコが合わさって、のど越し抜群! 全体を混ぜ合わせて、ツルネバ食感を楽しみましょう。キュウリの食感もいいアクセントに。合わせだしはゴマ油やラー油入りで、ビールのおともにも最高です。

・ところてんのヘルシーお吸い物

ところてんはやさしい味わいのお吸い物とも好相性です。手軽にボリュームUPでき、ダイエット中にも◎。仕上げに、すりおろしたキュウリを加え、さっぱりと夏向けに。

・ガスパチョ風ところてん

和風なところてんをトマトジュースを使って、洋風にアレンジ。トマトの酸味とオリーブ油の風味が効いていて、さっぱりとしたところてんと見事にマッチ。ひんやり冷製スープは暑い日にうれしいですね。

・小豆ところてん

冷たいヘルシーデザートを食べたい方にイチオシ! 市販の粒あんを冷水で溶き、ところてんと一緒に盛りつけるだけと簡単です。お好みでフルーツをトッピングすれば、オシャレな雰囲気に仕上がりますよ。

ところてんはヘルシーでダイエット中でも罪悪感なく食べられます。もう1品おかずが欲しいときや小腹が空いたときにも大活躍! 今回ご紹介レシピを参考にして、いろんなアレンジでところてんを食べてみてくださいね。

(川原あやか)

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