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りょう“三井先生”涙の謝罪…15年を経ても色あせない<コード・ブルー1st Season>の名シーン

  • 2024.6.3
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「コード・ブルー −ドクターヘリ緊急救命−」 (C)フジテレビ
「コード・ブルー −ドクターヘリ緊急救命−」 (C)フジテレビ

【写真】「まじ藍沢先生」と話題になった「ブルーモーメント」の山下智久

記憶に残る過去の名シーンをいつでも振り返ることができるのが動画配信サービスの良さ。FODでは現在、人気のフジテレビドラマをFOD・TVerで期間限定で順次無料公開する「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」を展開中で、2008年に初放送された「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(フジテレビ系)1st seasonもその一つ。今回は同作の第7話から、人気キャラクター・三井環奈(りょう)の涙の謝罪シーンを振り返る。(以下、ネタバレがあります)

三井が自身の過去に向き合う

藍沢耕作(山下智久)、白石恵(新垣結衣)、緋山美帆子(戸田恵梨香)、藤川一男(浅利陽介)が一人前のフライトドクターへと成長していく姿を描いた「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」シリーズでは、三井や森本忠士(勝村政信)ら先輩ドクターたちのエピソードも登場する。第7話「告白」では、2年前に患者を死なせてしまった三井と、遺族との対話が描かれている。

2年前、不正出血した妊婦の救急要請を受け入れた三井。その時点ですでに11軒の病院に受け入れを断られており、時間も経過して胎児は難しい状態。母体の救命に全力を注ぐのがその状況での“正しい判断”だったが、三井はそうしなかった。妊婦とおなかの子をどちらも救おうとし、結果、どちらも助けることができなかったのだ。

三井はその後、妊婦の夫・真壁(阿南健治)に医療ミスで訴えられ、この回で真壁本人と初めて向き合うことになる。

「どうしても、助けたかった」涙の謝罪

「あの晩、私は感情で治療方針を決めました。…9月14日だったからです」と、真壁に率直な思いを語り始める三井。「あの晩の1年前のちょうど同じ日、私は、自分の子を産みました。難産でした。生きるか死ぬかの状況の中、自分はどうなっても、子供だけは助かってほしい。私も、そう願ったんです」。

声を震わせ、次第に感情を高ぶらせながら、「だから、どうしても、二人とも助けたかった」と、初めて真壁に本当の思いを打ち明ける。泣きじゃくりながら深々と頭を下げる姿が放送当時、多くの視聴者の感動を呼んだ。

藍沢たち若手ドクターだけでなく、彼らを導く立場の先輩ドクターやスタッフの成長が随所で描かれるのも、「コード・ブルー」シリーズの魅力。中でも、患者に感情移入しやすい三井が苦悩する一連のシーンは、フライトドクターという仕事の厳しさを端的に表す見どころの一つだ。ドラマや映画、舞台で活躍するりょうが、自らも悩みながら若手たちを厳しく見守る良き先輩ドクターを熱演している。

フジテレビの人気ドラマが無料配信されるこの機会、年数を経ても色あせない名シーンに改めて触れてみるのもよさそうだ。

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