1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 【素敵なおうち訪問:マンションリノベ】 国や時代をミックスしたインテリア(orisuさん宅後編)

【素敵なおうち訪問:マンションリノベ】 国や時代をミックスしたインテリア(orisuさん宅後編)

  • 2024.6.4
  • 4209 views

素敵なおうちを訪ね、家づくりにおいてこだわったところやお気に入りのポイントなどをお聞きする連載「素敵なおうち訪問」。今回訪れたお宅は、部屋を区切る壁や天井を取り払い、シンプルな箱をめざしたというorisuさんの住まい。後半では、余裕を持たせた間取りで、住まいがより好きになるよう選ばれたアイテムと物選びのポイントについて伺っていきます。

orisuさんのおうちDATA

見学で足を運んだ際に、ゆったりした街の雰囲気や住まう人たちが自分たちに合っているなと感じたマンション。廊下や仕切りのあるこもった空間が苦手だと話すorisuさんは角部屋で広く明るい3LDKを、部屋も天井も壁をすべてなくして広々としたワンルームへ変更。
南北に設けられた窓から心地よい風が部屋中を吹き抜ける、開放感ある住まいとなっていました。

・間取り:1R+WIC
・世帯人数:二人暮らし+猫2匹
・延床面積:85.48㎡

PROFILE
orisuさん(会社員)、ご主人(美容師)

自由度の高い空間を、自身の感性で大切に磨いていく

賃貸のときより、広く、使い勝手のよくなった住まい。リノベーションでは、あえて造作家具などは設けず、フラットで余白の多い自由度の高い間取りにしたからこそ、ジャンルやテーマも揃えずに好きなものをミックスしているorisuさん夫婦。

心惹かれるものを見つけたとき、住まいにお気に入りのものがぴったりはまったとき。
日々、そんな住まいの喜びや楽しさを積み重ねている暮らしについてお話を伺っていきます。

時代や国、素材も異なるインテリアたち

お部屋で愛される温かみを感じるインテリアたち

orisuさんの住まいに置かれたインテリアは、どれも国や時代、素材もバラバラ。日々、自分たちが心地よいと感じるバランスを考えながら楽しんでいます。

「ふたりで見つけた心惹かれるものたちを、ジャンルなど絞らずに取り入れています。どうミックスするかは日々模索してますね。組み合わせは難しいのですが、ぴったり合ったときは、すごく嬉しいです」

無垢フローリングの中で目立つ赤色のラグ

広いリビング、ダイニングの中心に置かれていたのはアフガニスタンのアンティークのラグ。

「数年前に石井佳苗さんのインテリアのレッスンを受けていて、そのときのイベントで出合ったものです。石井先生も一緒に悩んで選んでくださって、思い出も詰まった大事な宝物です」

DIYカウンターとセットで置かれていたスツール

特徴的なデザインのスツールはメキシコで作られたもの。

「カウンターで作業する際の椅子として、またアイテムを飾るディスプレイスペースとしてと、前の住まいから複数の用途で使っています」

特徴的なデザインの壁掛けシェルフ

中には身支度に必要な物がずらり

キッチンと対面に設けられた身支度スペースには、アメリカンアンティークのシェルフが取りつけられていました。

「夫婦それぞれ、身支度を整えるのに必要な物がここに揃っています。香りものや書籍など小物でディスプレイを変えるのも楽しいですね」

暮らしになじむアイテムたち

アンティーク家具とモダンなデザインのアイテムの組み合わせが楽しいと話すorisuさん。前の住まいから持っているものも大切にしながら、少しずつお気に入りを増やしていました。

開放感ある空間で満足度を高める物選び

天井から吊るされていたこだわりのスピーカー

開けた空間の中をゆっくりと漂うように流れていた音楽は、天井に吊るしたlistudeのスピーカーから。

「10年ほど前、カフェで見かけてからいつか自分の家に置きたいと思っていたものです。手元に実物が届いたときには震えましたね」

美しいデザインが、空間にもなじんでいます

「スマホや新しく手に入れたレコードプレイヤーと繋げて音楽を楽しんでいます。『スピーカーから流れている』というより『空気に音が乗っている』みたいな感覚です。ほかの生活音と混ざって、音楽がより自然で身近に感じられますね」

住まいの中心で存在感を示すダイニングテーブル

広い空間では置かれるインテリアもよりひとつひとつが際立って見えます。広いリビングダイニングの中心に置かれたテーブルは、それだけで存在感のあるものが選ばれていました。

「恵比寿のRECTOHALLさんで偶然見つけた100年以上前のヨーロッパで使われていた木のテーブルを迎えました」

歴史を感じる天板

引き出しの立て付けも悪くなっているがそれも愛おしい

テーブルの引き出しには日常で使うお香などを収納

「天板には落書きや使われてきたなかで修繕されてきた跡が残っています。新しくて使い勝手がいいものもよいのですが、こうした大切にされてきた背景を感じられる部分に惹かれますね」

空間の魅力を高めるアイテムたちに囲まれて

開放感のある空間をより楽しめるように、音やデザイン、手触りなど五感を刺激するこだわりの物選びの様子が印象的でした。

ひとつの形や使い方にこだわらない

気分に合わせて使い方も変わるアイテムたち

組み合わせやレイアウトを変更して楽しむのが好きだというorisuさん。アイテムも変化を楽しめるものだったり、元の用途からは変更したりとフレキシブルに楽しまれています。

リビングに設けられたボード

「Magical Funiture さんのマグネットボードは幡ヶ谷のBULLPENさんで購入したものです。一枚の鉄板なんですが、色も形も、留め具もなんともかわいくて一目惚れでした。気分によっていろいろ適当にくっつけています」

玄関に置かれたお店のディスプレイのような靴箱

夫婦の靴をまとめて収納

購入時とは異なる使い方をしていたのが玄関の靴箱。

「インドの古い棚で、購入時には衣類が仕舞われていました。ただデザインが好みだったので、目に入る場所に置きたいと思い、我が家では靴箱として利用しています」

天板はディスプレイスペースとして使用。

「季節のお花や小物など時期や気分に合わせて、変えながら楽しんでいます」

玄関はタイルでシンプルな印象の空間だからこそ、アンティークのアイテムがひとつの作品のように際立って見えました。

リノベーションで壁を取った広い空間には、まだまだ楽しめるスペースがたくさん

猫たちとの暮らしも大切に

広くなった住まいで空間の余白を埋めるように、急いで物を購入し埋めるのではなく、大切に長く愛せるものを迎え入れていきたいと話すorisuさん。

「新しく物を取り入れるだけでなく、タイルを貼ってみたり、色を塗ってみたりとシンプルな空間は大切にしつつ、遊び心をもって住まいづくりに取り組んでいきたいです」

何かの型にはめるのではなく、心ゆくまま。理想の暮らしを表現するキャンバスのように、どのような景色が描かれていくのか。今後の変化も楽しみなorisuさんのおうちでした。

※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

元記事で読む
の記事をもっとみる