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<光る君へ>『生涯、会えぬのか…?』塩野瑛久“一条天皇”の苦悩に「まだ10代なのに」「切なすぎる」の声

  • 2024.6.3
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憂い多き塩野瑛久“一条天皇” 「光る君へ」第22回より (C)NHK
憂い多き塩野瑛久“一条天皇” 「光る君へ」第22回より (C)NHK

【写真】新キャラクター、松下洸平“周明”登場

吉高由里子が主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第22回「越前の出会い」が6月2日に放送され、塩野瑛久演じる一条天皇が見せた深い苦悩の表情が視聴者の共感を誘った。(以下、ネタバレがあります)

道長に説得され、一条天皇は…

「源氏物語」を生み出した平安時代の女流作家・紫式部の人生を描く「光る君へ」。大石静が脚本を務め、主人公・紫式部こと“まひろ”を吉高が、彼女の生涯の“ソウルメート”となっていく藤原道長を柄本佑が演じている。

藤原伊周(三浦翔平)をはじめ中関白家が急激に没落していく状況の中で、第20回では、伊周の妹にして一条天皇の后、中宮定子(高畑充希)が絶望し、出家。第21回では、定子の出家を知った一条天皇が「中宮はもう、朕には会わぬ覚悟なのか…」と、激しく嘆き悲しむシーンが描かれた。

だが、運命はさらに過酷だった。第22回で、一条天皇は道長を通して、定子が身ごもっていることを知った。

あれほど願った懐妊がかなった今、もはや定子は出家した身であり、会うことは許されない。「朝廷の安定を第一にお考えくださいませ」と道長に説得され、一条天皇は「わが子まで宿している中宮に、朕は生涯会えぬのか!生涯、会えぬのか…?」と落涙した。

塩野瑛久はスーパー戦隊シリーズ出身の注目俳優

一条天皇役の塩野は、2011年に「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で審査員特別賞を受賞し、2012年に芸能界デビュー。2013年にはスーパー戦隊シリーズ「獣電戦隊キョウリュウジャー」(テレビ朝日系)でキョウリュウグリーン役を務めた。直近では、WEBドラマ「絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男2024」(Lemino)の“バラの君”こと東條役で振り切った演技を見せ、6月は「めざましテレビ」(フジテレビ系)のエンタメプレゼンターを務めるなど、注目を集める若手俳優だ。

塩野瑛久“一条天皇” 「光る君へ」第22回より (C)NHK
塩野瑛久“一条天皇” 「光る君へ」第22回より (C)NHK

「光る君へ」で演じる一条天皇は、この時まだ16~17歳前後。愛する定子の出家を知って絶望し、さらにその後、懐妊を知る――。幼い頃から聡明で知られてきた帝が運命に翻弄され、感情を爆発させるシーンを、繊細に、痛々しく演じている。

苦悩する一条天皇に、視聴者からも「一条天皇、まだ10代なのに…」「一条天皇と定子様、お互い愛し合ってるのにこの展開はつらい」「『生涯、会えぬのか』って…10代が言ってると思うと切なすぎる」の声が上がり、演じる塩野にも「先週の慟哭も、今週の深い悲しみも心に沁みた」「塩野さんの演技に泣かされた」「儚げな佇まいが一条天皇にぴったり」といった声が上がった。

そんな一条天皇と、“けじめを、朝廷の安定を”と訴える道長との間に、少しずつ溝が生じてきているようにも見えた第22回。一方まひろも、父・為時(岸谷五朗)とともに赴いた越前の地で奮闘中。新キャラクター・周明(松下洸平)の登場もあり、放送後はSNSで「#光る君へ」がトレンド1位となるなど、注目が集まった。6月9日(日)放送の第23回「雪の舞うころ」では、引き続き越前にいるまひろたちと、一条天皇や道長らの朝廷、それぞれのストーリーが展開していく。

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