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山本裕典 本気のホスト挑戦が好評な理由 イケメン俳優がブタ鼻を鳴らして酒を浴びた先に見える人間味<愛のハイエナ2>

  • 2024.6.3
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「愛のハイエナ2」より (C)AbemaTV,Inc.
「愛のハイエナ2」より (C)AbemaTV,Inc.

【写真】歌舞伎町ホスト“軍神”からホスト道を学ぶ山本裕典

俳優の山本裕典が、大阪屈指の繁華街ミナミでNo.1ホストを目指して奮闘中である。ホストクラブは、姫と呼ばれる女性客の指名を勝ち取り、酒を浴びるように飲みながら店の売上に貢献する活躍をしないといけない厳しい世界。山本はタバコをふかして「殺すよ、クソガキども!」などとライバルに悪態をつきながらも、本気で夜の世界に飛び込んでいる。一周回って吹っ切れたような、体当たりの挑戦が人気となっている理由を紹介しよう。

お騒がせゲストとディープな企画の「愛のハイエナ」

「愛のハイエナ2」より (C)AbemaTV,Inc.
「愛のハイエナ2」より (C)AbemaTV,Inc.

山本が挑んでいるのはABEMAオリジナル番組「愛のハイエナ2」(毎週火曜夜11:00-11:50 ABEMA SPECIALチャンネル)内の、その名も「山本裕典、ホストになる。」という企画。“イケメン芸能人がホストクラブで実際に働いたら稼げるのか?”を検証するため、山本がホストクラブに体験入店し、その様子に完全密着する番組だ。「愛のハイエナ2」は、お笑いコンビのニューヨークとさらば青春の光の4名が、“愛”をテーマに人間の“欲望”をあぶり出し、つい覗き見したくなる瞬間にしゃぶりつく遠慮を知らないドキュメントバラエティである。

昨年7月の特別版放送時から、アンジャッシュの渡部建、TKOの木下隆行、羽賀研二など世間を騒がせた“時の人”を起用した大胆な企画内容で話題となっており、シーズン2も木下優樹菜、加護亜依、小向美奈子といった話題性抜群のゲストを迎えた企画が目白押し。SNSでの番組関連動画再生回数は累計1億を突破して、ディープな企画は続々とファンを増やしている。「―ホストになる。」はシーズン1からの看板企画だ。

「Easyですね」と言っていた山本だが

「愛のハイエナ2」より (C)AbemaTV,Inc.
「愛のハイエナ2」より (C)AbemaTV,Inc.

山本は、イケメン俳優として「仮面ライダーカブト」(2006年、テレビ朝日系)や「タンブリング」(2010年、TBS系)など爽やかな演技で活躍。その後、俳優業から離れて飲食業の道に進んだが、再び、芸能界へと戻ってきたという経緯がある。

女性スキャンダルがあった過去もあり、正直、あの整ったビジュアルと持ち前の明るさでモテないわけがない、といった印象だ。しかし、ホストがトップをかけて食らいつく夜の世界は、お顔が綺麗でトークも上手な芸能人ならばきっと成功するだろう、といった甘い予想を大きく裏切る。

シーズン1では東京・新宿の歌舞伎町でホストクラブに体験入店し、“軍神”ことホストの心湊一希氏からホスト業界のイロハを叩き込まれた山本。芸能人であることや、遊んできた量への自信もあり初めこそ「Easyですね」と余裕を見せていたが、その鼻は見事に折られ、現実を突き付けられる形となった。

喫煙所での“ブチギレ”タバコシーンが見もの

「愛のハイエナ2」より (C)AbemaTV,Inc.
「愛のハイエナ2」より (C)AbemaTV,Inc.

山本が厳しいホスト業界に揉まれて、本性がむき出しになっていくさまが非常に面白い。年下ホストに煽られると、店の裏にある喫煙所に行きタバコを吸いながら「クソがふざけんなよカス!」とブチギレ。酒を大量に飲まされ泥酔をしながら「俺はカス…」と涙ながらに落ち込む。完全にイッちゃった目をしながら「俺はやるよ!ドリームつかみに行こうぜ!」と奮い立つ。そんな、我を忘れてオスの心をむき出しで興奮している姿は、見ていて清々しいほどである。

夜の出勤を繰り返すたびに、現役ホストへの敬意を払いながら本気で挑戦していることが伝わるだけに、見ているほうもアツくなってしまう。ニューヨークとさらば青春の光の4人もすっかり山本と“軍神”らホストたちのファンになっているようだ。

歌舞伎町のテクが通じない大阪ホストの洗礼…

「愛のハイエナ2」より (C)AbemaTV,Inc.
「愛のハイエナ2」より (C)AbemaTV,Inc.

現在配信中のシーズン2は「大阪編」として、山本は“軍神”と共に大阪・ミナミのホストクラブ「Club G.O.」へ。所変われば勝手が異なり、大阪は歌舞伎町で学んだことが通用せずに混乱中である。

姫(女性客)のトークはホスト勝りで、つまらないホストには決してお金を使ってくれない。せっかく指名をしてくれた姫のことも待ち時間の長さで怒らせてしまうなど、山本はうまくいかず頭を抱える。指名を待つ間も浴びるように酒を飲まされ、ヘベレケになりながら接客を頑張るのだった。酔っぱらうとトーク中に鼻が「ブヒッ笑」と鳴ってしまうのも、もはやおなじみの光景として笑いを誘う。

天敵ホストの通称“白スーツ”こと、七瀬ひなた氏から「東京に送り返します!ヨイショ!」と煽られると「あのクソ白スーツ!」と怒りが止まらない山本だった。

怒ったり泣いたり、酔ったり口説いたり…。悩みながらも人間らしさを全開にしてホスト業を頑張る山本は、そのがむしゃらさで視聴者を夢中にさせる。水商売をやっている姫が客としてやって来て、シーズン1を見て奮闘している山本の姿に「勇気をもらえた」と感謝して帰っていったが、人としても男としても、やっぱりとてもモテるのだろう。魅力を感じてみてほしい。

次回6月4日(火)放送回は歌舞伎町ホストと大阪ホストの売上バトル開幕。No.1を獲るのは誰なのか? 山本含め三つ巴の総力戦が始まる。

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