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【40代は笑顔メイク!】人気ヘアメイク高橋里帆さん提案、ハッピーな顔の作り方

  • 2024.6.3
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40代は顔が疲れて見えたり、不機嫌に見えがち。悩みやパーツを強調しようとして怖い顔に見えてしまうこともあります。そこで、人気ヘアメイク高橋里帆さんが提案する[笑顔メイク]の基本を紹介! 好印象、ごきげんなイメージの顔が完成!


険しい、近寄りがたい顔から、 微笑みを湛えた優しいメイクに!

年齢を重ねるごとに、メイクで隠したいお悩み、補強したいパーツは増えていくいっぽう。どうにか改善しようと夢中で手をかけるあまり、メイクがどんどん濃くなり、顔立ちも険しく、近寄りがたく見えてしまう、とヘア&メイクの高橋さん。
「GLOW世代であれば、無理して〝若見え〞〝完璧な美〞を目指すより、いつも微笑みを湛えているような、優しげで感じのいいメイクを心がけた方が素敵だと思います」
では、笑顔に見える、ごきげんなメイクのポイントとは?「肌は明るくツヤやかに。全体的に色使いはマイルドにすることを心がけ、ヘルシーな血色感、温もりを仕込むことも、感じよく見せることにつながります」
パーツのフォルムの修正も、優しげな表情に見せるカギに。「眉はなだらかなカーブをつける、目は縦幅を強調、リップは山の角を削るなど、丸みを意識してパーツを整えると、顔立ちがやわらかに。また、チークを広めに入れる、上唇を厚くするなどして余白を減らすことも、フレッシュでイキイキとした表情を演出してくれます。GLOW世代の大人なら、メイクの〝きっちり感〞は十分にできている。力を抜く、やわらかくする方向を意識し、幸せそうな笑顔メイクを楽しんで」

表情を険しく見せるNGメイク

肌悩みをカバーしようとベースメイクを厚塗りすると、顔全体がのっぺりして表情が薄くなり、不自然で怖い印象に見えてしまう。

ぼんやりしてきた目もとをフォローしようと黒のラインやマスカラでくっきり縁取ると、がんばってる感が前に出て、威圧的な印象を与えがち。おまけに、目の範囲が強調されることで逆に、肝心の目力も損なわれる。

☑これが[笑顔メイク]の正解!

感じよく、幸せそうに見えるルックのコツは、やわらかな色使いを心がけ、力を抜くこと。笑顔の似合う、優しげなメイクを目指して。
☑境界線をはっきりさせないでやわらかく見せる
☑血色とツヤは仕込みでさりげなく盛る
☑目もリップも強い色を使わず溶け込ませる

[ベースメイク]乾燥感を出さないよう、影を飛ばしてツヤを仕込む
不機嫌顔に見せてしまうたるみや影は、部位別に丁寧にカモフラ。明るくツヤやかに仕上げ、みずみずしく満ち足りた肌印象を演出。 [眉]なだらかカーブのあいまい眉毛。ふんわり眉頭で優しげ印象
自眉をいかした自然な形で、色も少し明るめにしたふんわり眉。主張おさえめで抜け感のある眉が、顔全体の印象をやわらかくする。 [アイメイク]目まわりは黒なし! ミディアムカラーを溶け込ませて
まろやかなベージュの下に血色カラーを仕込み、ライン&マスカラもノーブラックでやわらかく引き締め。優しげな目もとに、微笑みが似合う。 [チーク]血色をツヤハイライトで包みじんわり滲むピンクのチーク
肌なじみのいい血色チークをツヤのヴェールで包み込み、顔色よく、健康的な肌感に。幸せそうなムードが漂い、表情もごきげんに。 [リップ]ぷっくり、ふっくら。厚みとツヤ感でハッピーに
上唇を丸く、ふっくら厚めに仕上げることを意識して人中を短縮し、色はソフトピンクで愛嬌をプラス。優しげな言葉を発しそうな唇に。


撮影=吉田 崇 ヘア&メイク=高橋里帆 スタイリング=永岡美夏 モデル=竹内友梨 取材・文=山本葉子 ※GLOW2024年6月号より

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