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“ライバル同士”が対決後に友情のハグ…“美声”重なるドラマティックなステージに審査員も聞き惚れる<GIRLS ON FIRE>

  • 2024.6.3
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「GIRLS ON FIRE」 (C)Studio JAMM Co., Ltd. All Rights Reserved
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【写真】圧巻!審査員を虜にしたセヨンの歌唱シーン

新時代のK-POPを率いる5人のボーカリストを選出するサバイバル形式のオーディション番組「GIRLS ON FIRE」(毎週火曜夜22:30/Lemino)。DAY6のYoung KやApinkのチョン・ウンジら、音楽業界をけん引する6人がプロデューサーとして審査員を務める。第5話では、本選の第1ラウンドと第2ラウンドを勝ち抜いた24人が第3ラウンドへ進出。ライバル同士が対決後に抱き合うシーンなど、サバイバル番組ならではの展開が見られた。(以下、番組内容のネタバレがあります)

カン・ユンジョン「自分にとって有利な相手」としてファン・セヨン指名

第3ラウンドで参加者に課せられたミッションは、各々が対戦相手を指名し、“2人で1曲を歌う”デュエット形式のバトル。相手を上回る歌唱をしなければいけないが、そのライバルと1曲を成立させなければいけないという難しさもあるミッションだ。

勝敗は6人の審査員がつけた点数で決まり、1人につき最高で100点が持ち点となる。ここまで勝ち抜いた24人のうち、半分が脱落者候補となる。今回のバトルについて審査員のユン・ジョンシンは、「似た者同士の対決になるだろう。自分の魅力をうまくアピールできるかが勝敗の分かれ目」と予想した。

2組目の対戦カードは、これまでのステージを完璧にこなし、第2ラウンドでMVPを獲得した“プリマドンナ”ことソプラノ歌手のカン・ユンジョンと、聴く者を歌の世界に引き込む魅惑の声の持ち主ファン・セヨン。セヨンを対戦相手に選んだ理由を聞かれたユンジョンは、自分にとって有利な相手と前置きしたうえで、「タイプが似ていて感性が合う」からだと答える。

バトルに向けて作戦を練る際にはユンジョンが遠慮なく意見を述べて場をリードしていたが、次第に対等なやり取りに変化。セヨンはユンジョンに高音の出し方を教わり、高音を生かせる曲を勝負曲に選ぶなど、優等生のユンジョンに負けない積極性を見せた。

審査員を虜にしたセヨン、硬直するユンジョン

短くも濃密な練習期間で良きライバル同士となった2人は、ステージの前に固い握手を交わす。選んだ曲は、激しい競争を生き残ろうとする心境を歌ったNewJeansの「GODS」。悪魔のような黒の衣装をまとったユンジョンと、天使のような白の衣装をまとったセヨンが前に進み出ると、見守る参加者たちから大きな歓声が上がる。

ユンジョンが持ち前のハイトーン・ボイスを響かせれば、セヨンも負けじと堂々とした歌いっぷりを披露。一緒に練習を重ね、ユンジョンに声の出し方を教わった成果が出て、美しくもパワフルな高音でユンジョンと渡り合っていた。2人の美声が重なり合うドラマティックなステージに、審査員席のソヌ・ジョンアとウンジも思わず体を揺らしてしまうほど。

ステージ終了後に審査員のスタンディングオベーションを目にした2人は抱き合ってお互いを称え合う。ジョンシンは「ユンジョンさんはやはり歌がうまい。でも、それ以上にセヨンさんに驚いた。パワフルな歌声でパフォーマンスも完璧だった」とコメント。この言葉にユンジョンは顔を硬直させ、セヨンは驚きと喜びに満ちた表情に。

採点の結果、ユンジョンには審査員全員が95点以上をつけ、577点という高得点を獲得する。ところがセヨンは580点とこれを上回る得点を獲得し、ユンジョンは言葉を失ってしまう。いかなる時も自信に満ちあふれていた彼女だが、予想外の結果に悔しさをにじませていた。

◆文=帆刈理恵(スタジオエクレア)

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