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【石川】色とりどりの宝石のよう、金沢の伝統が詰まった「かいちん」とは?

  • 2024.6.3

旅の思い出として、友人・知人・同僚などにプレゼントしたくなる全国各地のステキな「おみやげ」をピックアップ。今回は、石川県のおみやげ「かいちん」をご紹介いたします。

【石川】色とりどりの宝石のよう、金沢の伝統が詰まった「かいちん」とは?
【石川】色とりどりの宝石のよう、金沢の伝統が詰まった「かいちん」とは?

かわいらしい「おはじき」が由来となった、見た目も美しい琥珀糖

【石川】色とりどりの宝石のよう、金沢の伝統が詰まった「かいちん」とは?
ことりっぷ

「かいちん」は、透き通るような見た目も美しい石川県金沢市の伝統的な和菓子。石川県で約170年以上の歴史を持つ老舗和菓子店「石川屋本舗」で製造・販売しています。石川屋本舗のお菓子はすべて職人さんによる手作り。材料をひとつひとつ厳選し、おいしく見た目でも楽しめる和菓子作りをしています。

かいちんは、特別な寒天と砂糖を自然乾燥させて作る琥珀糖。色とりどりの宝石のような見た目が特徴です。名前の由来は、昔金沢で遊具の「おはじき」を「かいちん」と呼んでいたことから。大正時代にはガラス玉を用いて木の葉や桃の実、うさぎ、カメなどの形で作られていたのだそう。そんなかいちんからヒントを得てかわいらしい形と色合いを持つ琥珀糖として誕生しました。

季節ごとに販売される、さまざまな「かいちん」に注目!

石川屋本舗では、季節ごとにオリジナルのかいちんを販売しています。続々と新しいアイデアで新商品がお店やオンラインショップに並ぶので、思わず迷ってしまいそう。毎月22日には限定でネコをモチーフにした「ねこのかいちん」も販売されています。

【石川】色とりどりの宝石のよう、金沢の伝統が詰まった「かいちん」とは?
左:「かいちん いろいろ」 右:「水族館のかいちん」

今回はその中から「かいちん いろいろ」と「水族館のかいちん」2点をピックアップしてみました。それでは気になる中身を見てみましょう。

【石川】色とりどりの宝石のよう、金沢の伝統が詰まった「かいちん」とは?
「かいちん いろいろ」

こちらは、季節ごとの情景を感じさせる「かいちん いろいろ」。植物や動物、鳥などをかたどったかわいらしい季節感のある形が繊細で美しい琥珀糖で表現されています。

【石川】色とりどりの宝石のよう、金沢の伝統が詰まった「かいちん」とは?
ことりっぷ

光に照らされる姿がなんとも美しい……。ひと口食べてみると、外はシャリっと中はしっとりとした口当たりが楽しめます。抹茶や緑茶、紅茶などにも合いそうです。

また、かいちんは日持ちの良さも特徴。製造から20日間保存が可能で、季節を問わず長く楽しめます。ひとつひとつ眺めながらゆっくりと味わえるのもうれしいですね。

【石川】色とりどりの宝石のよう、金沢の伝統が詰まった「かいちん」とは?
「水族館のかいちん」

「水族館のかいちん」は、水族館の生き物がモチーフとなったかいちんと金平糖が入ったセット。水を表現した小さな金平糖に楽しそうにプカプカと浮かんでいるような姿がかわいらしく、お子さんにも喜ばれそうですね。

新商品の情報などは、石川屋本舗のWEBページやInstagramでも紹介されているので、ぜひ、その時々の用途や目的にあわせてお好きなかいちんを選んでみてくださいね。

金沢の伝統とこだわりが詰まった逸品をおみやげに

【石川】色とりどりの宝石のよう、金沢の伝統が詰まった「かいちん」とは?
ことりっぷ

「かいちん」は、石川屋本舗の本店やJR金沢駅の金沢百番街にある「あんと店」、公式のオンラインショップで購入できます。日常のおやつとしてはもちろん、特別な場面に彩りを添えるギフトや旅の思い出としてのおみやげにぴったりです。

金沢の伝統とのこだわりが詰まった逸品。その美しい見た目と手作りによる独特の食感をぜひ味わってみてくださいね。

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