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虐待だ…。わが子の友だちを虐待から救うために動いたママの話

  • 2024.6.3
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皆さんは、虐待を身近に感じたことはありますか?虐待と聞くと、どこかひとごとのような、テレビで見るものような気分になることはありませんか?しかし、実際はより身近に虐待を疑うべきことがある可能性もあります。皆さんの、違和感が早期の虐待発見につながることもあります。今回ご紹介する作品はAiさんが経験したエピソードです。虐待らしき現場をAiさんは目撃してしまい…?『娘の友達は帰りたくない『』をご紹介します。どうぞご覧ください。

娘の新しい友だちがわが家に来た日のできごと

当時、Aiさんの長女ひなちゃんは小学校2年生でした。クラス替えをして、新しい友だちとも交流するようになったひなちゃんは、きららちゃんという友だちと仲良くなります。

ある日。きららちゃんと遊んでいたひなちゃん。Aiさんはそろそろ帰るように促します。すると、きららちゃんは複雑な表情で、家が分からない、というのでした。一体どうしたのでしょうか…。

子どもを殴る蹴る。もしかして、虐待?

きららちゃんは、叔母さんから虐待を受けているのではないか…。Aiさんはそう思わずにはいられない現場を目撃してしまいます。きららちゃんは叔母さんを異様に恐れています。それに、叔母さんの蹴る殴るの行為…。これは立派な虐待です。

家に帰りたくないというのは、きららちゃんなりのSOSだったのかもしれないですね。助けてほしいと直接言い出せないことがあり、虐待に気が付けないことがあります。こうした小さな意思表示をくみ取ってあげられたらいいですよね。

もし虐待を目撃したら、学校に連絡もしくは児童相談所に通報しましょう。見間違いかもしれない、など不安なこともあるかもしれません。しかし、何より大事なことは子どもの安全を確認し保護することです。皆さんの勇気で救われる命があるかもしれないということを忘れないでください。

子どものSOSを見逃さない関係づくりをしよう

きららちゃんの家庭事情は複雑で、父親との二人暮らしですが叔母さんが面倒を見に来ていたと言います。誰でも見ていないところで虐待を受けていたきららちゃんは、とても心細い日々だったでしょう。

子どもは、自分が悪いと思い込みなかなか周囲に相談をしないこともあります。ぜひ自分たちの目で、子どもの様子を確認してあげてください。そして、つらいことは何でも相談するように、日々伝えることも大切ですね。

自分の逃げ道がある、と思えることは子どもにとってとてもよいことです。ささいなことでも子どもの話は聞き、寄り添ってあげましょう。小さな心と体が傷つかないように地域で子どもを守れる仕組みがさらに整うとよいですね。

著者:ゆずプー

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