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ファミカセ1,000本超え!〈エディットモード〉江南匡晃の部屋は、レトロゲームの楽園でした

  • 2024.6.3
〈エディットモード〉店主、デザイナー・江南匡晃のゲーム部屋

ゲーム好きにとって京都といえば任天堂。そのライセンスアパレル〈THE KING OF GAMES〉を企画・販売する店が、五条界隈の路地裏にある。木造家屋の1階が店舗で2階がオフィス。そして地下空間が店主・江南匡晃さんのゲーム部屋だ。

「昔からごちゃごちゃした空間が好き。この部屋に下りてくると、ゲーム脳の引き出しが開くんですよね」

〈エディットモード〉店主、デザイナー・江南匡晃のゲーム部屋
2階オフィス。仕事用PCでゲームをすることも多い。壁には江南さんが関わっているインディーズゲームイベント『ビットサミット』のポスター。
〈エディットモード〉店主、デザイナー・江南匡晃のゲーム部屋
地下のゲーム部屋。愛でるだけで楽しいものから、使えるように直したものまで。「付属品や紙箱もできるだけとっておきます。任天堂のキャラクターが好きで、子供の頃の遊びの記憶がパーッと蘇るんです」。

かつて防空壕だったという空間を改装し、友人の建築家が収納やデスクを制作した。床は足裏に気持ちいい人工芝で、椅子は世界初のキャスター付き回転椅子を作ったスイスの老舗〈giroflex〉製。壁面にはファミコンのカセットが前後2列にぴたりと収まるファミカセ専用棚も!

「レトロゲームを集め始めたのは20年前。どうしても欲しいレアカセットを買うために、自分のヴィンテージジーンズを売って軍資金にしたこともありました。ファミカセは1100本近く。景品的なもの以外は全種揃ってます。今はダウンロードソフトも多いけど、ファミコンってカートリッジがカラフルで、プロダクトとして賑やかでしょ。使わなくても手元に置いて眺めていたいんです」

〈エディットモード〉店主、デザイナー・江南匡晃のゲーム部屋
2階オフィスには、ゲーム攻略本やコミック雑誌、レアグッズでぎっしりの本棚も。
〈エディットモード〉店主、デザイナー・江南匡晃のゲーム部屋
地下室の壁面には、1,000本以上のファミコンカセットを収めるための収納を制作。

2階のオフィスも常時ゲームができる環境に整えてあるけれど、この地下室は特別。人を招き入れることはほとんどない、自分だけの聖域だ。

「心がざわつく時はここにいるだけで落ち着くし、古いカセットの端子磨きに夢中になりすぎて、地上に出たら日が暮れてたなんてことも。好きなゲームに囲まれていると、時間の感覚がなくなっちゃいますね」

〈エディットモード〉店主、デザイナー・江南匡晃のゲーム部屋
国内初の任天堂ライセンスアパレルブランドを手がける江南匡晃さんのゲーム部屋は、木造家屋の地下室。20年かけて集めたレトロゲームから新製品まで、増え続けるソフトに合わせて壁付け専用棚を造作した。店頭展示用のビッグゲームボーイは90年代の海外版。

profile

〈エディットモード〉店主、デザイナー・江南匡晃

江南匡晃(〈エディットモード〉店主、デザイナー)

えなみ・まさあき/2002年、任天堂公式ブランド〈THE KING OF GAMES〉を設立。1階店舗ではグッズや服を買えるオープンオフィスも定期開催。

Information

エディットモード

住所:京都府京都市下京区下諏訪町357-1

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