焼きそばの具の定番野菜と言えば…キャベツですよね。でも、岡山県の農家・高越友紀さんは、キャベツの代わりに「セロリ」をたっぷり入れるそう。特有のシャキシャキ食感&爽やかな風味で、いつもの焼きそばが“タイ風“に変身しちゃうんだとか!そして、セロリとソースがびっくりするほどフィットするんですって。うん、わたし気になります!ということで、セロリをたくさん用意してクッキング・スタートです♪
レシピを考案したのは岡山県総社市にある「メゾンやまて」で、セロリを栽培している高越友紀さんです。
「セロリにソース!?と驚くかもしれませんが、これが本当に相性ばっちり!セロリは薄めにスライスするので、シャキシャキ感を残しながらもキャベツと間違うほど口当たりが軽くて食べやすいんです」と高越さん。
ではさっそく作っていきましょう!
シャキ旨食感がやみつき♪「セロリの焼きそば」
材料(3人分)
セロリ…2本
豚バラ薄切り肉…150g
焼きそば麺…3人分(粉ソース付き)
サラダ油…大さじ1
塩・こしょう…各適量
青ねぎ(お好みで)…適量
作り方
1. セロリは、葉は粗みじんに、茎は斜めに薄く切る。
2. 豚肉は5cm長さに切る。
3. フライパンに油を引き2の豚肉を入れて中火で炒め、肉の色が変わったら1のセロリの茎の部分を入れて炒める。塩、こしょうで軽く味を付ける。
4. 焼きそばソース(粉末)を2袋入れ、具に味を付ける。
5. 麺を投入しほぐしながら炒め、麺にソースの色がまんべんなく付いたら残りの粉ソースを入れ混ぜ、1のセロリの葉を入れ炒める。
※味が薄い場合は、お好みで中濃ソースなどを加えてください。
6. 皿に盛り、お好みで青ねぎを散らせば完成!
ん~フライパンで香ばしく焼かれたソースのいいにおい!においだけで言えばいつものソース焼きそばと同じですね。
でも、ご覧ください。ソース焼きそばに入っているのは、紛れもなく“セロリ“です。焼きそばだけど“セロリ“です!(笑)。
それでは、いただきまーす!
口に入れた瞬間はいつもと変わらずですが、もぐもぐ噛むごとにキャベツとは違うシャキシャキ食感が顔を出します。セロリの葉もたっぷり入っているので、爽やかさに加えほんのり甘い風味が感じられ、異国の風が吹いてきます~。なんかこれ、タイ料理にありそうかも!?
今回セロリを2本使用しましたが、麺を少なめにしてセロリを4本くらい入れるとヘルシーでよいかも♪炒めているうちにセロリのかさが減るので、この焼きそばを存分に楽しみたい方には倍量をおすすめします!
セロリが大好きな高越さんは、日頃からセロリを使ったレシピをインスタで数多く発信しています。高越さん一押しのセロリ料理を紹介しているので、チェックしてみてくださいね!
メゾンやまて
高越友紀さん
セロリが特産の岡山県総社市で、土地なし、機械なしのゼロから農業を始めて6年目。現在は、70a(アール)の畑で、セロリ、白菜、かぶ、カリフラワーなど季節の野菜約10品目を育てている。日々の栽培の様子や、野菜を使った料理のレシピをインスタグラムで発信中。高越さんが育てた野菜は、総社市内にあるJA晴れの国岡山農産物直売所「旬感広場 晴れのち晴れ」や、農マル園芸 吉備路農園などで購入できる。
●インスタグラム @maison_yamate
https://www.instagram.com/maison_yamate/