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【怪我をした息子】を心配するも「うるせぇ!ほっとけ!」→ 私「じゃあそうします」家出を決断!そして?

  • 2024.6.2

子どもの反抗期は親にとって頭の痛い時期ですよね。仕方のないことだとわかってはいても、あまりにも非常識な言動には腹が立つこともあります。これは筆者の友人・Sから聞いた息子とのエピソードです。Sが息子を心配させたある行動とは?

画像: 【怪我をした息子】を心配するも「うるせぇ!ほっとけ!」→ 私「じゃあそうします」家出を決断!そして?

反抗期

息子が中学2年生になった頃、かなり激しい反抗期を迎えました。
今まで穏やかだった息子が、人が変わったようにほとんど口もきかず、口を開けば「うるさい!」「知らない!」「うざい!」ばかり。

それまでは私を追いかけまわして、学校の出来事などを話すような子だったので、ろくに話もできなくなってしまい、私はかなり悩んでいました。

息子のケガ

ある日のこと、息子が部活中にケガをしたという連絡があり、私は学校へ迎えに行きました。
相変わらず仏頂面をしている息子と一緒に帰ってきたのですが、様子がわからない私は車の中で「何があったの?」「大丈夫?」などと話しかけていました。

すると、家に入るなり「ギャーギャーうるせえんだよ!」と息子が急にブチ切れたのです。
こっちが心配していることを「うるさい」という息子に対して猛烈に腹が立った私は「ありがとうぐらいいえないの?」と言いました。
息子は「別に大したケガじゃねぇし。俺が来てくれって頼んだわけでもねぇし。ほっとけよ!」と怒鳴り返したのです。

じゃあそうします

息子の対応に堪忍袋の緒が切れた私は「じゃあそうします!」と言って、荷物をまとめて家出をしました。
行く先は実家でしたが、正直言って息子に言われたことがとてもショックだったのです。

実家に着くと、夫からものすごい数の電話がかかってきていました。
折り返し電話をし、事情を説明すると「アイツ、死ぬほど心配してるぞ。帰ってきてやれよ。」と一言。
ただすぐに帰るのは癪だったので、次の日の夜に帰宅することにしました。

和解

次の日の夜、私が家に帰ると、息子はリビングで待ち構えていました。
いつもとは違う穏やかな顔で「昨日はヒドいこと言ってゴメン。」と謝ってきたのです。

今までさんざん悪態をついても我慢してきた私が、家出をするというのはさすがに自分が悪かったと思ったのでしょう。
ただ、私はまだ腹が立っていたので「ゴメンですむなら警察はいらないんだよ。」と言ってしまいました。

それを聞いた息子が「うん、わかってる。自分でも本当に悪かったなって思う。」と反省している様子がわかったので、「お母さん、ショックだったよ。あんな風に言われて。」と正直な気持ちを伝えました。

大変

今回の一件で、息子の反抗は少し治まりました。
成長に必要な過程だとわかってはいても、反抗期と向き合うのは大変です。
本当に腹が立つこともあるし、自分の育て方が悪かったのかと悩むこともあります。
それでもお互いに少しずつ成長するため、毎日頑張らなきゃいけないんだと思っている今日この頃です。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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